時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ライブをやるペース

2010年01月29日 | 音楽活動

どれくらいのペースでライブをやるか。

それは、それぞれのミュージシャンによってまちまちだろう。
考え方、時間、集客状況、ユニットの場合はメンバー同士のスケジュール調整、その他、色んな事情がからんでくる。

我々「時代屋」は、年に4回くらいが調度いい気がしている。
もちろんそれは、ある程度の「持ち時間」を持つことができ、集客努力もして行う「正式のライブ」のことを差す。
集客をあまり気にしなくていい「イベント参加」系のライブは、その4回には含まれない。

ユニットである以上、メンバーのスケジュール調整は、時代屋にとっては一番の課題だ。
また、レパートリーの問題もある。
いつもいつも全く同じ曲ばかりでライブをやるってのは、私には耐えられない。
自分自身がマンネリ化してしまうもの。
そうなったら、お客さんにも失礼。

だから、ある程度レパートリーを増やしつつ、また古い曲もキープして、もしくは煮詰めて。もしくは、少しアレンジを変えて。
ライブによって曲も少しずつ入れ替える。
新旧織り交ぜながら・・だ。
時には、しばらく演奏していなかった曲を中心に選曲するケースもあるだろう。


で、そんなペースで、ある程度の回数はライブをやっていたい。

あまりに過密に正式ライブを入れてしまうと、レパートリーは中々増やせないしね。
昔ロックバンドをやってた時は、中々新しいレパートリーを増やせなくて、悶々としてたりした。
その結果、ライブのたびに、いつもと同じ曲ばかりで、飽きられてしまいそうで、いつも危惧を感じてた。


でも今のユニットは2~3人での少数編成でのアコギユニット。
バンドよりはフットワークは軽い。
なので、バンド時代にはできなかった「新レパートリーを地道に増やす」という作業は大事にしていたい。


そういうことを考えていくと、やはり時代屋ユニットのライブペースは、年に4回くらいがちょうどいいかな。そう思っている。


ソロならもっとフットワークは軽いんだろうけどね。
音楽が本業じゃない社会人ユニットである時代屋は、やはりそれくらいのペースがやりやすい。

時々メールなどで、ライブに出ませんか?と、誘われることがある。
ありがたい限りなのだけど、いかんせんメンバーの都合が合わないことが多くて、中々そのタイミングでの出演はできないでいる。
特に「急な」場合は。

せっかくのお誘いなのに、もったいない気持ちや、申し訳ない気持ちはすごくあるんだけどね・・。

ライブを頻繁にやることは、確かに出演者にとっては経験になる。
練習やるよりも、本番をこなしたほうが上達する、ステージ慣れする、練習になる・・という意見はよく分かる。
でも、考えてみれば、それはあくまでも、出演者側の事情なのだ。

お客さんは、いくらアマの出演者であっても、「本番」を見に来るわけである。「練習」を見に来るわけではない。
お金払って「練習」を見せられたんじゃ・・・。

演奏側としては、そりゃライブはやりたい。
でも、あまりに頻繁にやると、集客がしんどい。
そうなると店にも、ライブ主催者にも迷惑をかけることがあると思う。


「つきあい」で来てくれるお客さんにとっては、あまり頻繁にライブをやられても、そうそう行けるもんじゃないよ・・・という思いはきっとあると思う。

私自身、さほどライブをやるほうじゃないし、むしろ「客」の立場であることが多いので、そのへんの客の本音は分かる。
私自身がそうだから。

ライブはどれも「練習」ではなく「本番」。

本番でミスることはあるかもしれないが、セッションではなく、音あわせの練習を積んだ上で出たい。

ちなみに、見る側としても、そういうライブを見せてほしい。



…とまあライブのペースについて色々書いてきたが、このままライブを一定ペースでやるだけでいいのだろうか…とも考え始めてる昨今。


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