ある人のライブを見に、フォーク居酒屋に行った。
そうしたら、そこに、自分らのライブ主催を申し込みにきてるグループがいた。
その人たちにとっては、その日のライブの出演者のことなど、興味がないのだろう。
まあ、それは仕方のないこと。
その人たちは、自分らのライブ開催の打ち合わせが終わり、そのまま店内に残って飲み始めた。
やがて、その日の出演者のライブが始まった。
だが、その人たちは、ライブそっちのけで話し込んでばかり。
しかも、声がけっこう店内に響く。
ライブなど聴いちゃいない。
ならば、残ってないで、早く帰ればいいのに・・・と思った。
残っているなら、出演者のライブをしっかり見てあげればいいのに。
私はそのグループの近くの席に座っていたので、余計にその人たちの声が気になった。
フォーク居酒屋でのライブってのは、普通のライブハウスのライブとは違う部分はある。
ライブハウスは、その日の出演者のライブ目当てで客は来る。
だが、フォーク居酒屋の場合は、自分も歌いたい・自分が歌いたい・・・そういう客も多い。
人の歌聴くより、自分が歌いたい・・・そういう人も多い。
一方、普通の居酒屋は、飲みに来ておしゃべりするのは当然。
ライブを見る場所、ライブハウス。
お酒飲んで、楽しくおしゃべりしたりするのが居酒屋。
ある意味、フォーク居酒屋は、ライブハウスと居酒屋の中間みたいな存在みたいな要素がある。
そのへんは、フォーク居酒屋でのライブの難しいところなのかもしれない。
その人たちは、いずれ自分が出演者になるつもりで、その店に交渉にきたわけだ。
であれば、出演者の気持ちは、分かるはず。
ならば、店に残っているのなら、ライブをちゃんと聴いてあげるのが、音楽をやる同士のマナーではないだろうか。
きっと、出演者は複雑な気持ちだったと思う。
気持ちは分かった。
その日の出演者を「ちゃんと聴く」ために来た私は、その人たちの態度は不愉快だった。
とりあえず、飲んで歌って楽しむためにフォーク居酒屋に来た客にとっては、自分が歌えると思って来たのに、誰かがライブやってて歌えない・・ということになると、当てが外れるかもしれない。
でも、出演者は、その日のためにちゃんと準備したり、練習したりしてきてるのだから、ちゃんと聴いてあげようよ。
もしくは・・・どうしても自分が歌いたいなら、おしゃべりがしたいのなら、その日は、違う店に行ったほうがいい。
さっき、フォーク居酒屋は、ライブハウスと居酒屋の中間・・と書いたが、ことライブをやってる日に限って言えば、フォーク居酒屋は、居酒屋というよりも、ライブハウスなのだ。
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