時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

フォーク居酒屋でのライブ・・・というもの。

2010年01月30日 | 日々の、あれこれ

ある人のライブを見に、フォーク居酒屋に行った。

そうしたら、そこに、自分らのライブ主催を申し込みにきてるグループがいた。

その人たちにとっては、その日のライブの出演者のことなど、興味がないのだろう。

まあ、それは仕方のないこと。


その人たちは、自分らのライブ開催の打ち合わせが終わり、そのまま店内に残って飲み始めた。

やがて、その日の出演者のライブが始まった。

だが、その人たちは、ライブそっちのけで話し込んでばかり。

しかも、声がけっこう店内に響く。


ライブなど聴いちゃいない。

ならば、残ってないで、早く帰ればいいのに・・・と思った。

残っているなら、出演者のライブをしっかり見てあげればいいのに。


私はそのグループの近くの席に座っていたので、余計にその人たちの声が気になった。




フォーク居酒屋でのライブってのは、普通のライブハウスのライブとは違う部分はある。

ライブハウスは、その日の出演者のライブ目当てで客は来る。

だが、フォーク居酒屋の場合は、自分も歌いたい・自分が歌いたい・・・そういう客も多い。
人の歌聴くより、自分が歌いたい・・・そういう人も多い。

一方、普通の居酒屋は、飲みに来ておしゃべりするのは当然。


ライブを見る場所、ライブハウス。

お酒飲んで、楽しくおしゃべりしたりするのが居酒屋。


ある意味、フォーク居酒屋は、ライブハウスと居酒屋の中間みたいな存在みたいな要素がある。

そのへんは、フォーク居酒屋でのライブの難しいところなのかもしれない。


その人たちは、いずれ自分が出演者になるつもりで、その店に交渉にきたわけだ。
であれば、出演者の気持ちは、分かるはず。

ならば、店に残っているのなら、ライブをちゃんと聴いてあげるのが、音楽をやる同士のマナーではないだろうか。


きっと、出演者は複雑な気持ちだったと思う。
気持ちは分かった。

その日の出演者を「ちゃんと聴く」ために来た私は、その人たちの態度は不愉快だった。



とりあえず、飲んで歌って楽しむためにフォーク居酒屋に来た客にとっては、自分が歌えると思って来たのに、誰かがライブやってて歌えない・・ということになると、当てが外れるかもしれない。


でも、出演者は、その日のためにちゃんと準備したり、練習したりしてきてるのだから、ちゃんと聴いてあげようよ。

もしくは・・・どうしても自分が歌いたいなら、おしゃべりがしたいのなら、その日は、違う店に行ったほうがいい。


さっき、フォーク居酒屋は、ライブハウスと居酒屋の中間・・と書いたが、ことライブをやってる日に限って言えば、フォーク居酒屋は、居酒屋というよりも、ライブハウスなのだ。


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