時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

トンネルに、歩きで入る時・・・

2009年11月02日 | 

トンネルは異世界に通じている場合がある・・・ということをあちこちで読んだことがある。

確かに、トンネルに・・・特に歩きで入る時は、なにがしかの緊張感を感じることがある。

トンネルは、心霊スポット扱いされることが多い。
それは、異世界に通じるものがあることの証明なのかもしれない。

トンネルが心霊スポット扱いされるケースが多いのは、トンネル工事で不慮の事故で亡くなる方が多いことや、トンネル内での交通事故などが影響してる場合もあるだろう。


普段、トンネルに入る時ってのは、車ごとである場合が多い。
だが、たまに、旅先で歩きでトンネルに入ることもある。
何かの遊歩道にトンネルがあったり。それはまさに歩行者専用のトンネルだ。
鍾乳洞・・というものになると、それはそれでトンネルみたいなものなのだが、人工物ではないので、人工物とはまた違った雰囲気がある。

怖いのは、車用のトンネルに歩きで入るような場合だ。
それでも、入り口から出口が見えてるトンネルならまだいい。
長いトンネルで、入り口から出口が見えないトンネルに・・・しかも電気がないトンネルに入る時は、けっこう怖い。

以前、某所に行った時、ふとしたことから車用のトンネルに入ったことがある。
長いトンネルらしく、入り口からは出口はまったく見えなかった。
トンネル内に電気もなかった。
また、さらにやっかいなことに、その時間帯は夕方だった。
すでにあたりは暗かった。

場所は山奥。


肝試しのために行ったわけでもなく、ドライブしてたら、流れでその時間帯にその場所にたどりついてしまったのだった。

トンネルは車用でありながら、幅はけっこう狭い。
車同士がすれ違うことなど、難しかったのではないだろうか。
また、中に電気がないし、出口も見えないし、トンネル内は「真っ暗闇」だった。
入った瞬間、何から何まで闇につつまれた。
真っ暗闇の世界にいきなりほうりだされてしまったような気分だった。

私は、奥まで進むことはできなかった。
もちろん、幅がせまいので、車が来たらキケン・・というのもあったが、それ以上にあの「闇」が怖かった。
闇というものは、人に圧迫感を与える。
その圧迫感のせいなのだろうか、そこに入った瞬間、体が思うように動かなくなった気がした。


そそくさと出てきてしまったように覚えている。

トンネルには、やはり・・・・何か見えない力が働いている気が・・する。


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