時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ラブテスターで、互いの愛情度が計れた?

2019年11月12日 | 懐かしい系、あれこれ

 

 

ラブテスターって、ご存じだろうか?

1969年に任天堂から発売された玩具で、これはカップルが使うことで、互いの愛情度を測る・・・というものだった。

 

以下、ウィキの説明を・・

 

まず、メーターの付いた本体があり、その本体から2本のコードが出ており、2本のコードの先にはそれぞれ丸っこいセンサーらしきものがついていた。

で、その2つのセンサーを、カップルがひとつづつ握り、センサーを握っていないもう片方の手を互いに握り合うと、本体のメーターの針が動き、2人の愛情度の数値が示される・・・そんな玩具だった。

 

数値は、センサーを握る手の温度上昇や発汗による電気抵抗の変化の度合いを表したものであり、最高値は100だったようだ。

また、開発の動機は「男女が気兼ねなく手を繋げるように」とのこと。

 

温度上昇分が、どこまで素直に愛情度になるのか?・・というツッコミもありそうだが、「遊び」としては面白そうだった。

パーティなどでの企画にも使えそうなアイテムだったろう。

いや、今思うに、パーティーでの遊びには、むしろもってこいのアイテムでは?

遊びとしては、盛り上がりそうな気はする。案外、パーティー内の企画でこれを使って、思わぬカップルが誕生したりして(笑)。

友人の結婚式の二次会などでは、特に。

 

あまり真剣に利用してしまうと誤解を生んでしまいそうではあるが、恋愛はある意味「良い意味での誤解」から始まることもあるので、うまくいけば良いきっかけになる場合もあったのかもしれない。

 

この商品が出た時、けっこうテレビCMが流れていたのを覚えている。

一度くらい試してみたいとは思っていた。

だが、これを例えば学校に持っていき、休み時間などに使ってみたいと思っても、特定の相手だけに自分と共にこれを使うのを頼んだ場合、それは事実上告白しているようなものに思えた。

 

それは幼い私には無理に思えた。

なので、もし使うとしたら、何人もの異性に片っ端から頼んで、その何人もの中に本命もいる・・・という形にしないと、自分の好きな相手を単に皆に知られてしまうだけに思えた。

 

ただその場合、本命の子で試した時にメーターがあまり動かず、好きでもなんでもない子で試した時にメーターが100を示そうものなら・・・やっかいなことになりそうな気がした。

 

 

この玩具は、当時けっこうテレビCMで宣伝され、ある程度話題になったと思う。

でも、少なくても私の周りでは購入した人はいなかった。

私も試してみたいとは思ったが、自分で買おうとは思わなかった。

 

願わくば、クラスの誰かが買って、学校に持ってきてくれないかな・・と私は思っていた。

そうしたら、少し遊ばせてもらおうと思ったのだが・・・もしかしたら皆同じことを考えていたのかもしれない。

だって、ある特定の相手と一度これを試したら、もう同じ子とは試そうとは思わない気がしたからだ。

だいいち、同じ子に何度も頼むのは、頼みにくい・・。

付き合ってる子ならともかく。

 

実際には、測った時の手の温度の気候的なものによる変化で、同じ相手と測っても、測るたびに違う結果がでたのであろう。

でも、それをやるためには、同じ相手にしつこく何度も頼みこむことになるわけで、それはちょっと・・・自分にはできないと思った。

当時幼かった私は、女の子と話すのは基本的に苦手だったからだ。

 

 

そうなると、もし自分が買って、一度学校に持っていって、クラスの女の子とひととおり試したら、そのあとは自宅に置いておくしかない。

自宅に置いておいても、一体だれと測るというのか?

せいぜい母親ぐらいしかいないではないか。

母親とラブテスターしてどうするのだ(笑)。

 

一度、ひととおりクラスの女の子と測ったら、そのあとは使い道がなさそうな気がしたのだ。

だったら、誰かが買って、それを1回使わせてもらえるほうがいい。

だいいち、自分のお金を使うには、他に欲しいものもありすぎた。

ソノシートだの、コミックだの。

 

少ない小遣いの私には、ラブテスターを買う金銭的な余裕はなかったのだ。

 

そう思い、クラスの誰かが買って、学校に持ってきてくれないかな・・と思って「待って」いたのだが、あいにく私のクラスでは誰もこれを買わないまま、いつしか商品を見かけなくなってしまった気がする。

 

誰かが買って持ってきてくれれば、それなりに話題にはなったはず。

もしラブテスターを誰かが持ってくれば、皆1回くらいは使ってみたかったはずだ。

 

ともあれ、CMの影響もあって、それなりに気になる玩具ではあったが、私は結局試す機会はなかった。

 

まあ、1回くらいは試してみたかった。

 

ところで、ラブテスターで計測される数値というのは、どれほど信憑性があったのだろう。

数値の上下の原理が「センサーを握る手の温度上昇や発汗による電気抵抗の変化の度合いを表したもの」であるなら、それはどれほど愛情度に直結するのだろう。

 

愛情度というのは、そういうので測れるものなのだろうか・・・・という漠然とした疑問は・・・私の中にある。

ある程度の参考にはなるのかもしれないが。

 

やはり・・前述の通り、「遊び」で楽しむというのが一番なのだろうね。

 

 

ちなみに・・・自分では買おうとは思わないが、貰うと嬉しいアイテムであるなら、誕生日プレゼントなどにはいいのかもしれない。

もしも、・・自分の恋人に誕生日プレゼントとしてあげて、その後別れてしまったり、フラれてしまった場合、相手が自分の後につきあった人とそのラブテスターをやって良い数値が出ることを想像すると・・・かなり複雑な思いになりそうではある。

 

え?

想像しすぎ??

 

 

ちなみに、近年でも復刻されたりしているようだ。

異性と手をつなげる口実になる・・・というのは、昔も今も変わらぬときめきがあるからだろう。


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2 コメント

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Unknown (鮎川愛)
2019-11-13 15:27:31
そんなドキドキときめく機械があるのですね!


私は意外と男性とは手をつないだ事は、少ないです。

本当に心底から恋愛感情を抱いていないと…。


一方、女性同士では、40歳と大人になった今現在でも大好きな友達なら手をつないで街を歩くことは多いですよ(笑)


そういう場合にラブテスターをしてみたら面白いですね。

意外な結果が出るかも…?

さて、恋愛感情がそういう機械によって判断されるとは全く考えませんが、ゲームとしては楽しいですね♪

だんぞうさんがラブテスターを買ったとしたら、その体験談、聞きたかったです(笑)
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Unknown (だんぞう)
2019-11-13 19:16:36
この玩具で計る愛情の信憑性はともかく、開発者がこの玩具を開発した動機は、なかなかかわいいですよね。

私はこの玩具で遊んだことはないですが、遊んだらそれなりに楽しかっただろうなとは思います。
一度くらい遊んでみたかったです。

思うんですが、イベント会場などで、このアイテムを貸し出しできればいいのに、、、などと思います。
パーティー会場で、このアイテムをレンタルできたら、パーティーが盛り上がりそうですから。
個人単位で買ってしまうと、普段そう頻繁に使う機会は少ないような気がしますし。
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