毎年6月第一週末に開催される「金沢百万石まつり」。
その最終日には、市内の民謡団体から約700人が出演し、
多くの民謡ファンで盛り上がる「民謡華絵巻」が開かれる。
この行事を主管する金沢市民謡協会の理事長が土清水哲明さんだ。
NTT北陸民謡民舞サークルの副会長も務めている。
もともと唄が好きで、なかでも宴席などでよく唄われる民謡は特に
身近な存在だった。1975年職場にできた民謡サークルに入会。
日々の練習を欠かさず98年には先生の勧めで日本民謡協会の公認教授を
取得した。「人前で唄う時は、聴き手が主役。唄の内容が聴く人の心に届くよう
に、笑顔ではっきりと唄うことを心がけています」。
NTT北陸民謡民舞サークルは、40年以上にわたり福祉施設でのボランティア
活動を行っている。2011年には、その活動が地域社会貢献に関する功績
として認められ、NTT西日本社長表彰を受けた。
「この時は先輩方がずっと続けてこられた活動が認められ、とても嬉しかったです」
毎年、百万石まつりが近づくと忙しくなるが「結局、世話役がすきなんですよ」と笑う。
「恒例になっている各事業の成功を目標に努力することは、プレッシャーを持ちながら
日々を過ごすことであり、これが健康を保つことにつながっています。
大好きな唄を聴いてもらい、喜んでいただけるのは幸せなこと。
最高の人生じゃないかと思います」。
これからも仲間とともに、唄や踊りを通じて感動を届けていく。
2014年 44号 秋季号 「ひろがり」より
■♪■♪■♪■♪■♪■♪■♪■♪■♪■♪■♪■♪■♪■♪■
2014年9月29日(月) 北國新聞 夕刊より
杉山哲明(杉山民謡会 名取名) 職場を退職しても尚且つモチベーションを保ち続ける精神・・
私ごときでは言葉が出ません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます