第29回「電友会ボランティア活動賞」・第5回「電友会ボランティア活動功労賞」表彰式
1.日 時 令和元年11月20日(水)13時30分~18時20分
2.場 所 KKRホテル東京 11階 「孔雀の間」
民謡民舞を通じ施設訪問で社会貢献
「 民謡 」・「 民舞 」・「プーの会」
代表 土清水 哲明(北陸地方本部)
◎ボランティア活動の動機
社会福祉に役立っていくことを目的に共通の趣味を持つ民謡サークル、民舞サークル、プーの会の
メンバーが唄・踊り・楽器を三位一体にまとめ上げ、施設利用者に楽しんで頂くためのボランティア
活動を平成14年から始め、年に15~25回の慰問活動を現在も継続しています。
こうした活動が訪問先施設の恒例行事として定着し、入居者の皆さんだけでなく、施設運営者の
方々もその訪問を心待ちにして頂く状況であり、サークルメンバーの大きな励みともなっています。
(3サークル会員は34名で男性16名、女性18名です)
◎主な活動内容
●施設訪問によるボランティア
主な活動の慰問先は、デイサービスセンター、グループホーム、病院等であり、
18年間に約400回以上の慰問活動を積み重ねることができました。
こうした活動を継続するために、3サークルのメンバーは日々の研鑽を怠ることなく、
週一回はNTT退職者サロンで2時間の練習を重ねています。
唄い手、踊り手、三味線等の鳴り物が三位一体とならなければ、見る人達に楽しんで
頂くことが出来ないことの思いを持ち芸能向上に励んでいます。
演目は皆さんに喜んで頂くために、地元の民謡だけでなく、全国の民謡も含め数十曲以上の
レパートリを持つまでになり、訪問先に合わせた曲を選ぶようにしています。
●電友会行事での積極的参加活動
電友会石川県支部の行事等にも積極的に参加し、本年も石川県支部懇親会開会セレモニーを
大いに盛り上げるために民謡・民舞を披露する等の貢献をしています。
こうしたボランティア、電友会の活動模様も会報誌に紹介され、これを通じて電友会の皆さんにも
活動内容を知って頂くことで大きな励みになっています。
また、会員の中には、地元主催の金沢百万石まつりや民謡大会、大民謡まつりなどにも参加し、
地域振興にも大きく貢献しています。
< 祝賀会にて成果発表 >
◎感想・今後に向けて
ボランティアの魅力は施設に入居・利用されている方々が私たちの唄や踊りを見て、自然と
口ずさんだり、拍手したり、体を動かされる等、皆さんがにこやかで穏やかな表情を出される
ことが、我々の喜びとなっています。
また、時には聞き手に回り、施設の入居者だけでなく運営する人達とのコミニュケーション
により次回の施設訪問等の励みとし、益々の研鑽を心がけて行きたいと思っています。
これからも全員が健康で体力の続く限りこの活動を続けて行きたいと考えています。
土清水 哲明