草津温泉の湯畑とは、
温泉の源泉を地表や木製の樋に掛け流して湯温を下げる施設であり
温泉の成分である湯の花の採取する施設のことである。
硫黄分を多く含む草津温泉は、地中から湧き出した時は無色透明ですが、
空気に触れると白濁して湯の花が沈殿する。
日本三名泉の1つである草津温泉。
自然湧出量は日本一を誇り毎分32,300リットル以上、1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出しています!
草津の旅館や温泉施設で「源泉かけ流し」ができる。
さらに驚くべきは、その泉質!日本有数の酸性度で、pH値はナント2.1(湯畑源泉)。
雑菌などの殺菌作用は抜群です。
ガイドさんの話しによれば湯舟の隅であろうとどの位置でも大丈夫ということでした。
草津温泉は古くからたくさんの人々の心と体を癒し続けてきた名湯です。
「湯畑」の語源は樋に沈殿する「湯の花」が採れる畑であり、草津温泉においては
湯滝と並んで最大の観光スポットとなっている。
湯畑の周囲には「草津に歩みし百人の碑」があり、草津を訪れた偉人・著名人が
いかに多かったかを改めて知ることが出来る。
徳川時代になって5代将軍綱吉が湯畑から湯を汲み上げて江戸城まで運ばせたことからも、
いかに熱烈な信奉者が多かったかが想像出来る。
(※日本三名泉・・・下呂温泉/有馬温泉/草津温泉)