いつも思うんですよ。
なぜその場所を選定したのかと…
自分は歴史、特に日本史に興味を持つものですが、
そうなった以上、仏教にも興味があり、有名どころはもちろんのこと、
そうでない寺社仏閣も仕事先や旅先で近くにあれば、時間の許す限り訪問しております。
宗教的観点も、例えば真言宗とか浄土宗などといった宗派の違いについてもいろいろ関心がありますが、
そんなことより、なぜその場所・土地を選んだかというような「そもそも論」を考えるほうが好きです。
事の発端は仏教ではなく、なぜそこに「お城」を建てたのかっていう関心からですけどね。
ま、お城についていえば「山城」が典型的な例でありまして、
自然の要害を利用して攻めにくくするっていうことが主目的ですね。自明の理ですけど…
そうであるならば、お寺にも何かあるんではないかと思いまして、ちょっと考えてみましたけど、
お寺って、池があるところが多いですよね。
水が豊富な場所に建てているんですね。
ま、川や湖は言わずもがな…
弘法大師で有名なあの高野山も、あんな山奥であっても水が豊富にある場所なんですよね。
なるほどな~
やっぱり考えることは皆同じなんだなぁ~
もっとも、水がなければ生活することはおろか、生きていくことさえできませんからね。
でも、これを別の観点から考えると、水を支配するってことにもなるんじゃないですか?
宗教的なものと水を支配するという構造が余計な権威と権力を生み出し、
仏教が腐敗していった原因の一つではないかとも思います。
あくまで複数ある原因の一つですけどね…