伊波氏「辺野古反対の民意が表れた」 参院選沖縄選挙区で再選 コロナ禍からの経済再建へ取り組み
琉球新報社は11日午前、10日に投開票された参院選沖縄選挙区で再選を果たした伊波洋一氏(70)を那覇市泉崎の本社に招き、2期目への決意や政策課題への対応などについて聞いた。伊波氏は「政府が沖縄の民意をつぶしにきた選挙戦だったと思うが、県民が各地域ではね返した。辺野古新基地反対の流れで培ってきた県民の民意というものが具体的に表れた」と語り、自民公認候補との激戦を2888票差で制した意義を強調した。
▼伊波洋一氏が再選 古謝玄太氏に2888票差
伊波氏は9月の県知事選にもつながる勝利につながったとの認識を示し、「基地のない平和な沖縄に向けて取り組みたい」と2期目の意気込みを語った。
新型コロナウイルス禍からの県経済の再建や、物価高対策に向けた消費税の5%減税にも取り組むことを強調。米軍基地の集中により県経済の発展が阻害されているとの認識を改めて示した上で、深刻な子どもの貧困の解消に向けた対策強化を政府責任として求めていくとした。
琉球新報 2022年7月11日 12:08
やっと…やっとの思いで勝てましたね。
なぜ「やっと」と強調するのかと問われれば、
首長選の直近6連敗がありますからね。
オール沖縄が6連続して負けているのです。
基地反対が「オール」や「県民の総意」だったにもかかわらず、
いわゆる「基地容認」派に負けっぱなしでしたから…
しかしまぁ…今回は物凄い僅差だったですね。
とはいっても、実はこれが「いつもの選挙結果」だったと思います。
なぜかというと、
当ブログでは再三指摘しておりますが、
いわゆる基地反対派と容認派が対決した場合、
決まって僅差拮抗でどちらかが勝っているのです。
基地反対派が「オール」だの「総意」だの強調するわりには、
圧倒的多数や大多数で勝つというのは、
ほとんどなかったことなのです。
そういったわけですから、
オール沖縄の直近6連敗という事態のほうが、
実は「異常事態だった」わけです。
個人的にはこの6連敗で何か潮目が変わったのではないか?
と思っていましたが、またいつもの選挙結果に戻りました。
これはどう把握すればいいのでしょうか、
今のところ…ちょっとわかりませんね。
この結果をみて確実に言えることは、
現職有利なジンクスにもかかわらず、
オール沖縄勢力が正に辛勝したこと。
「辺野古新基地反対の流れで培ってきた県民の民意というものが、
具体的に表れた」という文言が全くの詭弁であること。
オール沖縄勢力である地元マスメディアが、
あれだけ毎日扇動してきたにもかかわらず完勝できなかったこと。
こんな感じですかね。
ここぞとばかりに「民意だ!民意だ!」って強調しておりますが、
自分たちの都合のいい時にしか「民意」を叫ばない政治家なんて、
個人的は信用できません。
圧倒的な僅差まで追い詰められた「民意」を、
全く理解しようとはしないし、
直近6連敗を叩きつけられたその「民意」は無視するし…
いやはや「勝てば官軍」ですか…
ホント、右も左もクソもなく困ったもんです。