アルビレックス新潟レディース 中村楓と小島美玖の戦場帰還

2020プレナスなでしこリーグ1部第14節[アルビレックス新潟レディース×ノジマステラ神奈川相模原]の新潟先発に、中村楓の名前があったことは、みなさん御存知のとおり。
彼女は2018年6月30日にデンカビッグスワンスタジアムで催された2018プレナスなでしこカップ1部のグループステージ第8節で、右膝前十字靭帯と外側半月板を負傷したのでした。
それ以来、834日ぶり、27ヵ月ぶりの公式ゲーム出場なのでした。
プレナスなでしこリーグという括りでは、2018年6月2日の対ノジマステラ神奈川相模原戦以来で、862日ぶり。
奇しくも、リーグ復帰初戦の相手も神奈川相模原。
2018季は0対1で敗れましたが、今回2020季は逆に1対0と勝利で飾れました。

2020プレナスなでしこリーグ1部第14節の会場は、十日町市当間多目的グラウンド クロアチアピッチ。
ここでは第12節も開かれ、小島美玖が後半44分から出場しています。
美玖は第4節、8月1日のゲームでしたが、今季初の控えメンバー入りを果たし、以降も断続的にリザーブメンバー入りしていました。
が、なかなか出番は巡って来ず、ようやく9月27日にその機会が訪れたのでした。

小島は2018プレナスなでしこリーグカップ1部グループステージ第10節[ジェフユナイテッド市原・千葉レディース×アルビレックス新潟レディース]の最中に右膝前十字靱帯を断裂しました。
日付は7月14日。
6月30日に中村楓を失い、半月も経つか経たないかのうちに今度は小島美玖。
あのときは山崎監督の戦略も戦術も暗中模索みたいだったし、追い打ちをかける主力離脱で、暗黒でした。

あれから804日ぶりに小島が帰還。
楓と約27か月間も戦線を離れていた両者も加えて、新潟はリーグ最後の5ゲームに挑みます。

戻ってきた選手がいる一方、平尾知佳が第13節の前半で足を傷めてしばらく加療が必要なのは難点。
戻ってくる選手いれば、ピッチから離れてしまう選手いて。