Jクラブから選手への契約更新・非更新通知期限は12月9日

「11月30日」というのは、昔の規約の設定日。

Jリーグクラブが所属選手に対して、契約更新・非更新の通告する期限は、もはや11月30日ではなくなりました。
30歳以下の選手に対する「移籍金」制度の撤廃、移籍交渉の解禁日の大幅前倒しと同時に、契約満了・継続の期限日の改変も為されています。

未だに、その期限日が「11月30日」だと思い込んでいる方がいれば、修正してください。

Jリーグ公式ホームページに貼付されている「プロサッカー選手の契約、登録および移籍に関する規則」には、こう書いてあります。

＜クラブは、その所属選手に対し、新たな契約を締結する意思およびその契約条件を「契約更新に関する通知書」（書式Ａ）により、遅くとも以下の期日までに通知しなければならない。
（1）1月1日から1月31日の間に契約期間が満了する契約を締結している場合：リーグ戦が終了した日の翌日から5日後まで
（2）（1）以外の日を期間満了日とする契約を締結している場合：契約期間満了の２週間前まで＞

西欧のクラブ移籍を強く希望している選手は、契約期間を例えば「6月30日」「7月31日」などに設定しているけど、大部分のJリーガーは「1月31日」までを契約期間にしています。
ということはですね、契約満了するか継続するかを通知する期限は、2011シーズンの場合は「12月9日」。

但し、各Jクラブはサポーターとの惜別の場を設けるため、現実には12月9日を待たず、リーグ最終節の前日＝12月2日までに通告・公表することになるでしょう。
コンサドーレ札幌はJ1昇格を控えて、通知は12月4日以降にするけど、こういうのは例外。

昨季のアルビレックス新潟は、この規約に則り、最終節の前日であった12月3日に通告・公表。
今季も、第34節の前日である12月2日になるというのが拙の推測。
尤も、東北電力ビッグスワンスタジアムでの今季最終戦まで、きょう1日と、あす2日しか猶予はないから、今晩までに発表があっても然るべきではあります。