昨シーズンの「高円宮杯 全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会」の1回戦も、因縁の試合でした。
アルビレックス新潟ジュニアユースの対戦相手は、東京ヴェルディジュニアユース。
ヴェルティとは、夏の「アディダスカップ 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」のグループステージでも対戦し、アルビレックスは[0-6]という大敗を喫しました。
そして4ヵ月後のU-15高円宮杯の1回戦、組み合わせ抽選の妙は、アルビレックスジュニアユースに、ヴェルディユースへの復讐戦の機会を与えてくれることに。
試合会場のJグリーン堺で、試合後に平岡宏章監督(当時)に尋ねたところ、アルビレックス新潟ジュニアユースの選手たちは、東京ヴェルディジュニアユースと戦うことが決まって、“夏の借りを返そう”と目の色を変えて、練習に励んだそうな。
しかし、現実は残酷で東京Vに新潟は〝返り討ち〟。
あの有名な「高木3兄弟」の末弟に2得点されるなどして敗北。
が、彼我の差は多少なりとも縮まった、決して彼らの努力は無駄でなかった試合結果を残しています。
8月には[0-6]だったのが、12月には[2-5]と、二太刀を切り込めたほどに。
現在はアルビレックス新潟ユースに所属する石附航(わたる)君が、ハーフウェイラインから叩き込んだ超ロングシュートは圧巻でしたよ。
そして今シーズンの「高円宮杯 全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会」の1回戦は、逆の立場になっての因縁試合。
アルビレックス新潟ジュニアユースの1回戦の対戦相手、熊本県のバレイアサッカークラブU-15は、昨季の「アディダスカップ 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」でも戦った間柄。
グループステージの第3節で対決し、前半5分にバレイアが先制するも、アルビレックスがその6分後に同点とし、後半13分に逆転。
[2-1]で新潟ジュニアユースが勝ちました。
あれから1年4ヶ月が経過し、アルビレックスJYは、またもバレイアU-15と戦うことに。
1年前のアルビレックスジュニアユースの選手たちがそうであったように、バレイアの選手たちも“あのときの借りを絶対に返す”と燃えたぎっているに違いなく。
去年8月の試合に出ていたバレイアの選手は卒業しちゃっているので、〝純粋な〟リベンジマッチではないと捉える方もいるでしょうが、本当に〝純粋な〟復讐戦です。
何故なら、去年の夏の「U-15アディダスカップ」に出場したバレイアには、当時の中学2年生、現在の中学3年生が多く登録されていたから。
今シーズンのU-15高円宮杯の九州地区代表決定戦、バレイアU-15はサガン鳥栖U-15と試合をして、[4-3]という派手な打ち合いの末に勝利して、全国大会出場権を獲得しました。
この試合の先発と控え選手は、以下の通り。
GK 梅田大介君
DF 柴尾拓実君/田中諒君/江口史也君
MF 鐘尾駿介君/永尾泰樹君/徳永大河君
FW 水足遼太君/三小田宏輝君/木戸隆雄君/藤田唯斗君
控え 野口悟史君/本田涼馬君/西村奎亮君/田中光輝君/土田凌君/山下響貴君/濱北優斗君
上記メンバーのうち、去年8月17日の対アルビレックス戦に先発で出場した選手は―
永尾君、水足君、三小田君、木戸君、鐘尾君の5名。
控えだった選手は―
梅田君、柴尾君、田中君、西村君の4名。
昨年8月に福島県Jヴィレッジで、アルビレックス新潟ジュニアユースに敗北した試合の〝当事者〟が、なんと9名もバレイアには在籍しているんです。
彼ら9人の戦闘意欲は、相当に高いことは想像に難くなく。
一方のアルビレックス新潟ジュニアユースの少年たちはどうか?
昨季のU-15アディダスカップの対バレイア戦に出場した、或いはベンチ入りした選手で、今季も在籍している選手は、ゴールキーパーの森山旭君、サイドバックの宮腰遼君、FWの新保雄大君、この3名。
バレイア戦の「記憶」「印象」の無い選手たちが多数を占めているので、寧ろ“返り討ちにしてやろう”という気負いが薄く、プラスに働くのでは。
もちろん、彼らも互いの因縁は知っているわけで、油断などは持っていないだろうし、警戒は十分にしているはず。
大事なのは、受け身にならないこと。
『後の先』なんて姿勢だったら、間違いなく、やられてしまう。
中学生のスポーツは、大抵そう。
それと、バレイアU-15には大応援団が付くのは必至。
彼らの本拠地と、U-15高円宮杯の1回戦試合会場とは、有明海を挟むだけの〝近距離〟。
親御さん、家族、下級生の応援動員が見込まれます。
地の不利も、アルビレックス新潟ジュニアユースは、はね返さなくちゃいけない。
アルビレックス新潟ジュニアユースの対戦相手は、東京ヴェルディジュニアユース。
ヴェルティとは、夏の「アディダスカップ 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」のグループステージでも対戦し、アルビレックスは[0-6]という大敗を喫しました。
そして4ヵ月後のU-15高円宮杯の1回戦、組み合わせ抽選の妙は、アルビレックスジュニアユースに、ヴェルディユースへの復讐戦の機会を与えてくれることに。
試合会場のJグリーン堺で、試合後に平岡宏章監督(当時)に尋ねたところ、アルビレックス新潟ジュニアユースの選手たちは、東京ヴェルディジュニアユースと戦うことが決まって、“夏の借りを返そう”と目の色を変えて、練習に励んだそうな。
しかし、現実は残酷で東京Vに新潟は〝返り討ち〟。
あの有名な「高木3兄弟」の末弟に2得点されるなどして敗北。
が、彼我の差は多少なりとも縮まった、決して彼らの努力は無駄でなかった試合結果を残しています。
8月には[0-6]だったのが、12月には[2-5]と、二太刀を切り込めたほどに。
現在はアルビレックス新潟ユースに所属する石附航(わたる)君が、ハーフウェイラインから叩き込んだ超ロングシュートは圧巻でしたよ。
そして今シーズンの「高円宮杯 全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会」の1回戦は、逆の立場になっての因縁試合。
アルビレックス新潟ジュニアユースの1回戦の対戦相手、熊本県のバレイアサッカークラブU-15は、昨季の「アディダスカップ 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」でも戦った間柄。
グループステージの第3節で対決し、前半5分にバレイアが先制するも、アルビレックスがその6分後に同点とし、後半13分に逆転。
[2-1]で新潟ジュニアユースが勝ちました。
あれから1年4ヶ月が経過し、アルビレックスJYは、またもバレイアU-15と戦うことに。
1年前のアルビレックスジュニアユースの選手たちがそうであったように、バレイアの選手たちも“あのときの借りを絶対に返す”と燃えたぎっているに違いなく。
去年8月の試合に出ていたバレイアの選手は卒業しちゃっているので、〝純粋な〟リベンジマッチではないと捉える方もいるでしょうが、本当に〝純粋な〟復讐戦です。
何故なら、去年の夏の「U-15アディダスカップ」に出場したバレイアには、当時の中学2年生、現在の中学3年生が多く登録されていたから。
今シーズンのU-15高円宮杯の九州地区代表決定戦、バレイアU-15はサガン鳥栖U-15と試合をして、[4-3]という派手な打ち合いの末に勝利して、全国大会出場権を獲得しました。
この試合の先発と控え選手は、以下の通り。
GK 梅田大介君
DF 柴尾拓実君/田中諒君/江口史也君
MF 鐘尾駿介君/永尾泰樹君/徳永大河君
FW 水足遼太君/三小田宏輝君/木戸隆雄君/藤田唯斗君
控え 野口悟史君/本田涼馬君/西村奎亮君/田中光輝君/土田凌君/山下響貴君/濱北優斗君
上記メンバーのうち、去年8月17日の対アルビレックス戦に先発で出場した選手は―
永尾君、水足君、三小田君、木戸君、鐘尾君の5名。
控えだった選手は―
梅田君、柴尾君、田中君、西村君の4名。
昨年8月に福島県Jヴィレッジで、アルビレックス新潟ジュニアユースに敗北した試合の〝当事者〟が、なんと9名もバレイアには在籍しているんです。
彼ら9人の戦闘意欲は、相当に高いことは想像に難くなく。
一方のアルビレックス新潟ジュニアユースの少年たちはどうか?
昨季のU-15アディダスカップの対バレイア戦に出場した、或いはベンチ入りした選手で、今季も在籍している選手は、ゴールキーパーの森山旭君、サイドバックの宮腰遼君、FWの新保雄大君、この3名。
バレイア戦の「記憶」「印象」の無い選手たちが多数を占めているので、寧ろ“返り討ちにしてやろう”という気負いが薄く、プラスに働くのでは。
もちろん、彼らも互いの因縁は知っているわけで、油断などは持っていないだろうし、警戒は十分にしているはず。
大事なのは、受け身にならないこと。
『後の先』なんて姿勢だったら、間違いなく、やられてしまう。
中学生のスポーツは、大抵そう。
それと、バレイアU-15には大応援団が付くのは必至。
彼らの本拠地と、U-15高円宮杯の1回戦試合会場とは、有明海を挟むだけの〝近距離〟。
親御さん、家族、下級生の応援動員が見込まれます。
地の不利も、アルビレックス新潟ジュニアユースは、はね返さなくちゃいけない。