ミニバス記録

バスケノート

2025/02/06

2025-02-06 19:52:00 | 日記
今日の4ピリゲームは面白い内容だった。
俺は1.4ピリだけ出て、2.3ピリは出なかった。

出ていない時間に、ミスマッチをついてプレーしていたことは頭が良い。
ポジションはガードでも、中ではる意識を持てていることは天晴れ。
戦い方が上手になった証拠である。

少なからず、今日のゲームを見る限りプレーの幅はだいぶ広がっていると思った。
これがもっとプレッシャーのある相手であれば、そうもいかないが、ペイントにパスを落として外、カッティングからシュート、キックアウトからドライブなど、チームバスケットの基礎的な部分をプレーとして表現できている。
チームとして、完成に近い姿だ。

一方で男子は、最近は雰囲気がよろしくない。
練習の雰囲気ではなく、ゲームの雰囲気。

ガードの子に負担がいきすぎている印象。
ボールを持ちすぎだと言われればその通り。
だが、パスをして点に繋がるかと言われれば、その選択よりもその子がタフショットを打った方が期待値が高い。
バスケットとしては、彼のプレーは正解ではない。
しかしチームとしては、彼のプレーは正解なのだ。

この矛盾がある限り、勝ちはまだ遠いのかもしれない。

なぜなら、彼自身、自己中心的な選手ではないから。
空いているならパスを出すから、動きもよく見れている。
俺が一緒にプレーしていても息が合うのが何よりの証拠。

パスを出さないのは、パスを出してもミスで終わるから…
「だったら俺がクリエイトして点をとる」
この考えが全てだと思う。

信頼における仲間がいないから、自分がなんとかすると考え、その結果最近潰れているように感じる。

彼は、ディフェンスもチームでは頑張っている。
決して味方のせいにはしないし、だから俺も彼には上手くなってほしい。

しかし、それも少し限界なのかもしれない。

では、俺にできる今の彼に必要な声かけとは…

ディフェンスに対して目を向けることだと思う。
彼のスキルは素晴らしいし、後輩も彼に憧れていることだろう。
ただ、鑑としてある部分がオフェンスだけでなく、ディフェンスの側面を強め、そこを憧れの対象とすることも必要だろう。
それは、彼のためでもある。

俺がオフェンスをしていても、いっさいのプレッシャーを感じたことはない。
つまり、ディフェンスは頑張っていても強度はないのだ。

ディフェンスは、頑張りがもろに出る部分で、人間性の現れでもあると思う。
女子が強くなれたのも結局はここで、ディフェンスを頑張れる子が増えたからこそだ。

相手の気持ちを切らす方法は、オフェンスのスキルではなく、ディフェンスの圧力。
そこに気づけるのは、今の男子は彼だと思う。

まずは彼自身がそこで鑑となって、カウンターオフェンスを増やすことが必要なのだ。
ハーフオフェンスからクリエイトするのが今の男子の全てだから、うまくいく訳がない。

この考え方をしてみれば、チームとしても一歩成長すると考える。