フジフィルムが4月1日よりフィルムを5~15%値上げするそうである。4×5インチは全品種が対象だそうだ。
フィルムユーザーが減ってきているというより、いなくなってきている以上今後もどんどん値上げされるのだろう。
それでも採算が合わなくなるなら、販売終了ということになると思う。
4×5インチフィルムのユーザーも激減していると思うが、アナログレコードのように続いて欲しいと思う。
いわゆる大判カメラと呼ばれるカメラには、4×5インチサイズの1枚撮りフィルムを使う。
もちろんそれより大きな5×7(ゴナナ)や8×10(エイトバイテン)を使っているユーザーもいるが、4×5インチが大判族の中では多い。
4×5(シノゴ)のフィルムはそれ自体が、ハガキ大くらいで(実際は幅は同じで長さが少し短い)取り扱いがしやすい。
現像から上がったポジをライトボックスで観ると、吸い込まれるような美しさと立体感がある。(うまく撮れていればの話しだが)
シャッターチャンスに強く機動力があり写りも良いデジタル一眼レフと、ピントグラスの中にまるでキャンパスに絵を描いて
作っていくような面白さがある大判カメラの両方で撮影していきたいと思っているので、フィルムはなくなって欲しくない。
とりあえず、値上げされる前に4×5インチのベルビア50を数箱オーダーをした。
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