VIC No.1001 スポーツは2006年にカタログデビューをして2013年までの8年間製造されていたサンダルです。
このサンダルが他のサンダルと決定的に違うのはその甲のベルト部分の薄さ。
他のサンダルのほとんどが、縁の部分で約4mmなのに比べて、このスポーツは3mm程度。
つまり、普段履き用のサンダルではなく、「ツッカケ」や「シャワー用サンダル」として作られたのではないかと思います。
名前の「スポーツ」は、もしかしたら「スポーツをした後のシャワールームで使う感じ」の意味で付けられたのではないかと睨んでいます。
とはいえ、シャワーサンダルにしてはドエライ履き心地の良さで、カカト部分のクッション性はニシベケミカル随一と称えてもよいくらいのクオリティ。
ニシベケミカルさんの倉庫に何年か眠っていた残り在庫をベンサン.JPがすべて譲り受けたため、一応サイトでも黒のMサイズの販売していますがフェスなどに出展するときには必ず持っていくサンダルでもあります。
そして、「買わなくてもいいから一度履いてみてください」と、その履き心地を啓蒙しています。
また、薄さのほかにもう一つ珍しい点がありまして、それは「Nマークを冠しているところ」。
このマークが使われているサンダルは非常に少なく、私も実物で見たことがあるのはごくわずか。
2006年デビューのこのサンダルがなぜNマークを冠しているのか未だに謎なので、いつか確かめたいと思います。
なお、現在(Mサイズだけですが)新品が手に入るとしたら偶然どこかの履物屋で見つける以外はウチで手に入れるしか方法はないと思いますが、ウチにある在庫もだいぶ減ってきてまして、この世から存在を消すのもあとわずかな時間。
当然自分用に10足はキープしますが、この「スポーツ」と出会うことなく終わらせてしまうのは惜しいサンダルですので、一度足を通していただきたいと、切に念じております。
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