1週間前の日曜日に読み始めた小説ランナー。
平日に全く読まず内容を忘れてしまったので、
昨日、雨の休日を全力活用して始めから読み返す。
※少しネタバレになります。
主人公は高校一年生で陸上部、長距離を走る碧李。
血のつながらない妹と、夫に別れを告げられた母と3人暮らし。
複雑な家庭環境、多感な高校時代、、、
自分ではどうしようもない多くの事を背負って走る碧李。
「自分という小さな核は、摩耗することも、砕けることもなく確かにある。
(走り続けていると)桜の花びらが散るように、核に纏わりついていた諸々のものが落ちていく。
どんなに愛しい者のことも、深い苦悩も、胸震える喜びも剥がれ、漂い、消えていく。
妹のことも、母のことも、はらはらと散っていく。」
長距離を走る高校生ランナーの青春物語と思って読み始めたが、、、深い。
そんなに単純なストーリーではなかった。
碧李くんを応援したい、助けてやりたい。
活字を追いかけていると、物凄く走りたくなった。
そんなわけで昨日は冬なのにシャワーラン。
今日は、ランナーの続編「スパイクス」を読み始める。
1/24(月) 定例休足