雄大な阿蘇に行くと、
人間って何て小さいんだろう・・・と、しみじみ感じるのだが、
阿蘇の草原は、その小さな人の手によって守られている。
阿蘇の草原は、火を入れなければ、
あっという間にイバラが蔓延り、雑木が生え、カヤは衰退し、野山になる。
それはそれで良いかもしれないが、
草原だからこそ守られてきた草花、昆虫、、景観、、、
千年以上の歴史がある阿蘇の野焼き。
人の千年の営みにより守られきているのが阿蘇の大草原である。
バチバチバチと大きな音を立て勢いよく燃える炎は、
人が走るよりも速いスピードで燃え広がり、
渦巻く熱風、舞い上がる灰、
ウサギや鹿が草原を走り、
上空ではノスリ(タカ科の猛禽類、トビより小さめ)が旋回。
ダイナミックな野焼きの実態は、
弁天ジョガーの言葉でどんなに紡いでも表すことができない。
今日の野焼きの担当場所は、熊本平野から金峰三山を見下ろす俵山界隈。
風下から少しずつ火を入れる
あとは炎が勝手に広がっていく
時には激しく
火の高さは5m以上になることも
野焼きに耐えて生きる木もまた奥深い
青空、枯野、炎、野焼き後のコントラストが好きだ
終了
今日の担当した現場は、地蔵峠から一の峰、二の峰(ケニーロードから撮影)
その先は別のチームが萌の里から俵山を焼いている。
今日は風が少し強かったが、良く乾燥していて綺麗に焼けた。
真っ黒だ。
疲れた体に大津の道の駅でイモ天を補給(笑)
3/6(日) 野焼きwalk 4h 5km + jog 39min 6.2km