小さな出来事、大きな足跡

小さなことを積み重ねて気が付くと自分の型ができている。取るに足りない事にも意味はある。

三浦文彰が魅せる室内楽の世界

2023-12-03 20:59:16 | イベント

コロナ禍以降初めてのコンサートである。クラシック好きとは言えないが足を運ぶ。

今回は中井美穂をナビゲーターに迎えると書いてあったので初心者OKと判断。

会場も家から近い江戸川区総合文化センターだったのも大きかった。

三浦文彰と言えばもともと大河ドラマ「真田丸」の主題歌のソリストとして抜擢され、

クラシックフアン以外の知名度を上げたが私が彼を知ったのもこの時だ。

私の中では歴代大河ドラマの主題歌NO1である。

そんなお方が江戸川の文化センターに来てくれるなんて有難い。

今は時代も変わってクラシックのコンサートとはいえ客は勿論、奏者もスーツではなく、黒ではあるが

少しラフなシャツ姿で登場。ゲスト奏者のチェロの遠藤真理さんだけはドレスだったけど

曲に関するトークタイムも多めでカジュアルにクラシックを楽しむ場となっていた。

三浦君はこの写真に比べ結構ふっくらして金髪。登場した時には別人かと。それもまたカジュアル

感増し増しに貢献していたが演奏が始まると確かな実力を発揮。安心して楽しめた。

演奏者によって上手いな~曲に命を吹き込むなぁと思うパターンとこの人天才だなぁと思う

パターンがあるけど三浦君は天才だなパターン。パワーあふれる演奏でありながらしなやかさもごく自

然に共存させているし何と言っても華がある。

こちらが今回の演奏曲リスト

クライスラー以外知らない曲ばかりだったけど聴きやすくて堪能できる。

選曲良かったです。

アンコールは「真田丸」おお!やったーーーと盛り上がる。^^いやいや楽しかったわ。

(真田丸は弾くけど)ブラームス忘れないでくださいと三浦君が言っていて笑った。

 

室内楽は人が集まらないのだそうだ。ダイナミックさに欠けるからかな。確かに今回も

小ホール。でも満員に近い感じ。演奏者にとっては旨味がある仕事じゃないかもだけど

観客の大半が若くない人々!そして皆楽しそうだった。

人々にとっては大事な楽しみである。こうした機会がまた訪れることを願う。

 

 

 

 

 


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