会社で3年ぶりに会員様向けのイベントが開催された。抽選会、物産展、相談会、講演会、食事スペースを用意。私が所属する営業部隊も
全員動員されてお手伝い。女性は主に抽選会場と会場内の誘導。非社交的な性格ゆえイベントに関わるなんて皆無!な人生。ちょっと楽しみに
していたのである。
これはイメージとして引っ張ってきた写真だが、こんな感じの昔ながらのガラポン抽選会で当たるとベルを鳴らしまくる、はずれた人には
参加賞の食器洗剤ミニサイズを渡すという任務。最初こそ3台用意され、抽選担当3人、当選者の受付2人、当選者の受付へ誘導する担当2人、抽
選のためのエスカレーターを上がってきた人を誘導する係、抽選が終わった人をエレベーターに誘導する人3人、遠くで見守っている役割不明者2
人とこれでもかこれでもかの人員配置で混雑に備えたのだが、猛暑とコロナ感染者が高止まりしている中、まだまだ出控えする人も多く
お客様が1人お見えになると四方八方から「いらっしゃいませー---っ」の声が絶え間なく飛び続け
「貸し切りみたいで嫌だ」という言葉を何度もいただく羽目に。💦
大人数が全力でしつこく?お客様の世話を焼く中、人出は思うほど伸びない。
このままでは当選の玉が残ってしまう!!3台を2台,2台を1台にして当選確率を上げたが加減が難しい。イベントは2日間。1日目に当選の7割
2日目に3割の当たり玉を仕込むということだったが。午前中にすべて当たりが出てもまずい。人の流れを見ながら上司がガラポンをもって
バックヤードに引っ込み当たり玉の増減を頻繁に調整。こういうのってくじ運は勿論あるけど、一番のりと最後は当たらないなと気づいた。
最初はどれだけ人がくるかわかんないのではずれ玉が大量に入っている。人が来ないとなるとはずれを減らして当選確率をあげる。
イベントは15時までだったので午後の早めの時間にその日の当選玉は全部はけるようにしているのを見て私も抽選に参加する側のときに
参考にしようと思った。といってもどんなに当選確率をあげてるタイミングでもハズレを引く人は案外いるもので、こんなに当たりを
引きやすい時に何で!と内心思ったりするがそれが抽選であり、それが人生であり。なんてね(^_-)-☆
台を減らせば人は余る。お客様は嫌がっているのに皆、持ち場に仁王立ちのまま。どのフロアにも人が余り過ぎて他にまわせないのだ。
融通きかないよねー。そこへ取締役たちが取り巻きをつれて視察にやってくるから圧迫感が凄くてお客様達はますます落ち着かない。
緊張感漂う空気の中ガラポンをまわすというのもなんだかなぁ。あとで聞いたが3年前は3000人来たそうだが今年は2日で900人。
イベントの責任者の人はお客様が少なかった分、丁寧な接客が出来たと言ってたがどうだかなぁ。物産展も見に行ったが高くて
あまり万人受けしなそうな品揃え。これじゃ来年はもっと人が少ないんじゃないかと思うけど。
とはいえクレームを受ける事もなく、人余りの配置でもそれなりに休憩をひんぱんにとるなどして手持無沙汰の時間を減らす
などの工夫もしてまぁまぁ円満には乗り切れて何より。
最後の片付けの時には率先して早く終わらせようとする人、物陰に隠れて何もやらずに帰ろうとする人、仕切ろうとする人、それに反対する
人があらわれて喧嘩になったりと大人数だけにそれぞれのありかたを観察してるだけでなかなか楽しかった。なんか動物園の猿山みたい。
楽しかったり切なかったり勉強になったりの2日間だった。
イベントってなかなか意義あるな。成功しても失敗してもわかりやすく学びになるよね。
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