小さな出来事、大きな足跡

小さなことを積み重ねて気が付くと自分の型ができている。取るに足りない事にも意味はある。

ゴジラー1.0

2024-11-02 12:38:57 | 映画

東宝のゴジラ愛はなんて強いのだろう。2016年のシンゴジラから10年を待たずして

昨年ゴジラ映画70周年記念作品として公開され、日本アカデミー賞最優秀賞のみならずアカデミー賞

でも邦画、アジア初視覚効果賞を受賞し、遂にここまで感のゴジラ映画が早くも日テレ金曜ロードショ

ーに登場。時期は明かされなかったものの、続編がある事も最後に告知された。ゴジラブランド今のと

ころ大事に継承されております。

監督は山崎貴。この人の作品は何作かテレビで観てクオリティの安定感はわかっていたのだが

次のステージに行ったと思った。特撮技術がということだけでなく、ストーリー展開も役者の仕上がり

もわかりやすさも、時流にあったテーマを盛り込んでるかも…すべてにおいて。

ストーリーは鉄板の、

ゴジラ出現→街を破壊→主人公達がゴジラ退治。→しかし続きがありそうな終わり方。

それでも作品によって味付けが変わるので質が良ければ全然楽しく観れる。

 

どうしても同じく日本アカデミー賞最優秀賞のシンゴジラと比較してしまうが、ゴジラー1.0は主演は

神木隆之介である。ゴジラは悪役助演男優といったところ。山崎貴の仕事としてのゴジラである。

ガメラでもモスラでも置き換えて作れるけど知名度としてゴジラという感じもする。

シンゴジラはゴジラでないとダメな作品である。庵野秀明と長谷川博己はゴジラが輝く事

を意識しながら、作品に取り組んでいる。

どちらにも引き込まれて面白かったからこその比較する楽しみがある^^

ゴジラ好きならシンゴジラのがお勧めだし、映画として沁みる方が良いならゴジラー1.0のが

わかりやすい。シンゴジラはアメリカで上映されてないので日本の興行収入だけでいえば

シンゴジラ82.5億円、ゴジラ-1.0は75.9億円。こう見るとシンゴジラが勝ってるけど

本家アカデミー賞もあるのでゴジラ-1.0の方が儲かっただろうし箔もついたしで成功した印象。

個人的にもう1回観るとすればシンゴジラかな。難しくてわからないとこが多かった

から確認したいのとゴジラー1.0には毒がないので安心して気が済んじゃうみたいのはある。

ゴジラ好きというほどではないんだけどゴジラに対するただの害虫駆除みたいな扱いにも

一抹の寂しさを感じてしまう。ただこれはあくまで私の見解。最初にも書いたけど

クオリティは高いと思う。

 

 


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