先日、もう二度と会わないだろうと思っていた元野良猫のにゃんに再会した。
前回最終回と断定したが最後じゃなかった。今も家猫なんだけど、今の飼い主さんが
天気によっては窓も玄関も開け放してるので、出た方が風が気持ちいい
という時には外に出ることもあるようだ。が、ちょっと見てびっくり
痩せている…。
骨が浮き出てないか?
毎度この写真ばっかだがこの頃より痩せたのは間違いない。同じポーズじゃないから
わかりにくいけども。単に歳を重ねたのか、いや病気か?
見たわけではないが家猫になって以前より不幸な生活をしてるとは考えづらい。野良の時だって
ずっとこの飼い主さんがごはん食べさしてたし。布団で寝てるって聞いてたし。愛は
あれども老いるときは老いるし病む時は病む。生き物である以上不老不死ってことはない。
多分だけどこの飼い主さんはにゃんを医者に連れて行くことはできないかも
肉体的にも経済的にも。見たくなかった姿だなぁってのは思ったが、今でも近隣でよく見かける
明日をもしれない野良猫達に比べてなんと頑張ったことか。なんとラッキーだったことか。
人もそうだが猫の一生も色々。はじめから家猫でごはんもおもちゃも不自由しないという
生活が出来なかったとてそれはそれ。上を見ればきりがないし下を見てもきりがない。
私も最近この仕事に体力の限界を感じちょっと悩んでいるのだが、辞めたところで次は
見つからないだろうし、あったとしても生活成り立つかどうか不明の賃金の可能性大。
どうしようと思ってたところににゃんと遭遇。どんな状態でも頑張って生きるにゃんに
励まされた。
一応「またね」と声はかけた。また会うかどうかわからんが引き続き互いに頑張ろう。🐈
後日追記R6/6/15
昨日偶然初めて飼い主さんを見た。足の悪いおじいちゃんだった。ぱっと見80代後半から90代くらい。手押しカートを使わないと歩けないようだ。カート使ってもまっすぐ歩けてない。
この時は買い物か散歩にいくところでにゃんも見送りに出て来た。おじいちゃんはとても嬉しそうに にゃんの頭をなでてから出発。にゃんは同行せず、ヨロヨロ進むじいちゃんを見守るでもなく、頭なでてもらったらそそくさと家に入っていった。さすが自然体。幸せの形はいろいろ。
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