どうも今週末から1月14日まで全て出勤となりました私です。
クリスマスってなんですか?大晦日ってなんですか?正月ってなんですか?
それに加えて最近ちょっとしたことで体の調子が悪くなります。
ここ4日間くらいお腹痛いのなんのって。もはや体のどっか悪いんじゃないかと思うくらいです。
とまぁ前置きはそのくらいにして、年末恒例の個人的Album Of The Yearやっちまいましょうかね。
今年は稀に見る傑作アルバムが豊作の年でした。選ぶのが難しい難しい。
個人的には邦楽勢の台頭も嬉しい限りです。ではいきましょう。
※あくまで自分で買ったCDから厳選するので、趣味等が偏っている場合もあります、ご了承ください。またベスアルバム&サントラは除きます。
第10位
ASH「A-Z Vol.1」
いつまでも褪せることのない青春バイオグラフィー。どんな時でも初期衝動のようなセンスを持ち続ける。去年の暮れからAからZを模したシングル曲を2週間毎に連続でダウンロードリリースしてきたASHのいわゆるベストアルバムような内容。まさしくASH節炸裂!捨て曲一切なしの素晴らしい内容。これからの活動にも期待せざるを得ない。
ASH/Return Of White Rubbit
第9位
世界の終わり「Earth」
何か人を惹き付けるような目力を持ったVo深瀬を中心に結成された4人組。ベースレス、ドラムレスの代わりにピアノとDJがいるといったある種の変わり種バンド。優しい歌声にダンスミュージックにも通じるノリノリポップに、繊細で涙を誘うような曲もあれば、ぶっ飛ばしパンクもあり。たった7曲入りのアルバムだが、全くの死角なし。
世界の終わり/幻の命
第8位
MGMT「Congratulations」
世界中から絶賛された1stアルバムから約2年。ついにそのヴェールの脱いだ新作を発表した。前作にあったシンセポップ感は全くなく、これぞMGMTと言わんばかりのリズム感とひねくれた音色。いわゆる直球敵なわかりやすい曲は皆無といってもいいかもしれない。1stとは対極を為す違った意味での名作に位置づけられるアルバムと言えるだろう。
MGMT/It's Working
第7位
Chemical Brothers「Further」
ダンスミュージック界の四天王、今でもその無限の可能性を追求し続ける王者、ケミカルブラザーズ3年ぶりとなる新作。今作はケミカル兄弟が20年追い求めてきたサイケデリックテクノの集大成でもあり、特に自由度が高いアルバムと言えるだろう。今作の特徴と言えばライブ感とでも言えばいいのか。曲間がほとんど感じられず、アルバム1枚が1曲とも言える。中でもSwoonはテクノ界に残る名曲。
Chemical Brothers/Swoon
第6位
Arcade Fire「The Suburbs」
Arcade Fireの3年ぶり3rdアルバムが登場。それはロックとエレクトロの2つの柱の上に成り立つ。美しく奏でられたバイオリンにバンドミュージック。重なり合わない楽器同士のマッシュアップが美しく不思議な主旋律を紡ぎ出す。デビューした時から変わらぬ、おとぎ話の中から飛び出してきたようなストーリー性とマジックのような音楽性。いつまでもあの頃の気持ちを忘れないように。ゼヒ皆さんにも聴いてほしいバンドのひとつ。ってか日本に来てください、お願いします。
Arcade Fire/Ready To Start
第5位
Flying Lotus「Cosmogramma」
アイデンティティの崩壊とカオスが常に隣り合わせにある精神状態。このアルバムには一定のリズム感が一切存在しない。通常の感性ではとてもたどり着くことのない極地にこの作品はある。一言で表せば理解しがたい、究極に判断しにくいキチガイアルバムだ。聴いてもらって隙か嫌いか判断する他ない。ブレイクビーツとはまさにこのことだろうか。RadioheadのThom Yorkeも参加している下記曲は必聴。
Flying Lotus/And The World Laughs With You
第4位
Vampire Weekend「Contra」
会心の2ndアルバム登場!!1stからのポップ路線を崩さず正統進化を遂げた会心の2nd。CDを聴いているだけで彼らの楽しい感覚が伝わってくる。ダンスポップやロック、レゲエ、ダブ、パンクと何でもありの詰め込み要素満載。その新価はライブにあり、1stにあったどポップ路線の曲を組み合わせることで、勢いを更に加速させる。楽しく生きることを表現する今年最大のハッピーアルバム!
Vampire Weekend/Holiday
第3位
These New Puritans「Hidden」
1stアルバムからは予想もし得なかった進化を見せたTNPの怪しすぎる快心の一作。1st時代はArctic Monkeysの紛い物みたいなイメージだったのに、正直ここまで化けるとは想定外すぎた。ギター音のように目立つ音は一切削がれ、怪しいシンセ音とビートが鳴り響く。怪音ともいうべきか、まさにタレントの塊のような作品。キャリアや技術があるわけでもない。才能だけでここまでのものを作り上げる彼らはもはや天才の領域に近い。
These New Puritans/We Want War
第2位
Jonsi「Go」
天使の歌声とも称されるSigur RosがヴォーカリストのJonsiがソロデビュー盤。シガーロスのような冷たいホワイトノイズとは違い、ヨンシーという人の人間性というものを強調した暖かみのある、人間味が強く表現された色彩豊かな作品である。ヨンシーの歌声が映える曲もあれば、ポップソングもあり、ノイズで圧倒するような曲など、多種多様だ。彼のソロという存在は、Sigur Rosというバンドと唯一対を成せる究極の存在なのかもしれない。自分と対を成せるのが自分だけとは皮肉なものだ。
Jonsi/Go Do
第1位
LCD Soundsystem「This is Happening」
悩みましたが今年のベストディスクはこれしかありません。このアルバムを最後にLCD Soundsystemでの音楽活動を終了することを名言しているジェームス。そのLCD三部作ラストにして最高傑作が誕生することとなった。テクノ的な打ち込みではなく生音を打ち込み、生きたテクノミュージックを鳴らす今作。今作の収録されるAll I Wantはテクノ界に残すべき大名曲。生粋なテクノから遊び心満載な曲まで、LCDの全てがここに!テクノ好きならとにかく聴いてみろと言わんばかりの作品。今年唯一の後悔はフジロックでLCDのライブが観れなかったこと。きっと最高の瞬間だったんだろうなー。
LCD Soundsytem/Drunk Girl
ということで、今年は全体的に2ndアルバムが目立つ年でしたね。
なんとも気味の悪いランキングとなってしまいました。
ではここで次点の発表。
Delphic.「Acolyte」
65daysofstatic「We Were Exploding Anyway」
Jack Johnson「To The Sea」
Two Door Cinema Club「Tourist History」
John Butler Trio「April Uprising」
いやー今年は甲乙つけ難い良作揃いでした。
邦楽がトップ10に入るなんていつ以来か?世界の終わり、本当にいいです。
じゃ、また来年。
良いお年を。
クリスマスってなんですか?大晦日ってなんですか?正月ってなんですか?
それに加えて最近ちょっとしたことで体の調子が悪くなります。
ここ4日間くらいお腹痛いのなんのって。もはや体のどっか悪いんじゃないかと思うくらいです。
とまぁ前置きはそのくらいにして、年末恒例の個人的Album Of The Yearやっちまいましょうかね。
今年は稀に見る傑作アルバムが豊作の年でした。選ぶのが難しい難しい。
個人的には邦楽勢の台頭も嬉しい限りです。ではいきましょう。
※あくまで自分で買ったCDから厳選するので、趣味等が偏っている場合もあります、ご了承ください。またベスアルバム&サントラは除きます。
第10位
ASH「A-Z Vol.1」
いつまでも褪せることのない青春バイオグラフィー。どんな時でも初期衝動のようなセンスを持ち続ける。去年の暮れからAからZを模したシングル曲を2週間毎に連続でダウンロードリリースしてきたASHのいわゆるベストアルバムような内容。まさしくASH節炸裂!捨て曲一切なしの素晴らしい内容。これからの活動にも期待せざるを得ない。
ASH/Return Of White Rubbit
第9位
世界の終わり「Earth」
何か人を惹き付けるような目力を持ったVo深瀬を中心に結成された4人組。ベースレス、ドラムレスの代わりにピアノとDJがいるといったある種の変わり種バンド。優しい歌声にダンスミュージックにも通じるノリノリポップに、繊細で涙を誘うような曲もあれば、ぶっ飛ばしパンクもあり。たった7曲入りのアルバムだが、全くの死角なし。
世界の終わり/幻の命
第8位
MGMT「Congratulations」
世界中から絶賛された1stアルバムから約2年。ついにそのヴェールの脱いだ新作を発表した。前作にあったシンセポップ感は全くなく、これぞMGMTと言わんばかりのリズム感とひねくれた音色。いわゆる直球敵なわかりやすい曲は皆無といってもいいかもしれない。1stとは対極を為す違った意味での名作に位置づけられるアルバムと言えるだろう。
MGMT/It's Working
第7位
Chemical Brothers「Further」
ダンスミュージック界の四天王、今でもその無限の可能性を追求し続ける王者、ケミカルブラザーズ3年ぶりとなる新作。今作はケミカル兄弟が20年追い求めてきたサイケデリックテクノの集大成でもあり、特に自由度が高いアルバムと言えるだろう。今作の特徴と言えばライブ感とでも言えばいいのか。曲間がほとんど感じられず、アルバム1枚が1曲とも言える。中でもSwoonはテクノ界に残る名曲。
Chemical Brothers/Swoon
第6位
Arcade Fire「The Suburbs」
Arcade Fireの3年ぶり3rdアルバムが登場。それはロックとエレクトロの2つの柱の上に成り立つ。美しく奏でられたバイオリンにバンドミュージック。重なり合わない楽器同士のマッシュアップが美しく不思議な主旋律を紡ぎ出す。デビューした時から変わらぬ、おとぎ話の中から飛び出してきたようなストーリー性とマジックのような音楽性。いつまでもあの頃の気持ちを忘れないように。ゼヒ皆さんにも聴いてほしいバンドのひとつ。ってか日本に来てください、お願いします。
Arcade Fire/Ready To Start
第5位
Flying Lotus「Cosmogramma」
アイデンティティの崩壊とカオスが常に隣り合わせにある精神状態。このアルバムには一定のリズム感が一切存在しない。通常の感性ではとてもたどり着くことのない極地にこの作品はある。一言で表せば理解しがたい、究極に判断しにくいキチガイアルバムだ。聴いてもらって隙か嫌いか判断する他ない。ブレイクビーツとはまさにこのことだろうか。RadioheadのThom Yorkeも参加している下記曲は必聴。
Flying Lotus/And The World Laughs With You
第4位
Vampire Weekend「Contra」
会心の2ndアルバム登場!!1stからのポップ路線を崩さず正統進化を遂げた会心の2nd。CDを聴いているだけで彼らの楽しい感覚が伝わってくる。ダンスポップやロック、レゲエ、ダブ、パンクと何でもありの詰め込み要素満載。その新価はライブにあり、1stにあったどポップ路線の曲を組み合わせることで、勢いを更に加速させる。楽しく生きることを表現する今年最大のハッピーアルバム!
Vampire Weekend/Holiday
第3位
These New Puritans「Hidden」
1stアルバムからは予想もし得なかった進化を見せたTNPの怪しすぎる快心の一作。1st時代はArctic Monkeysの紛い物みたいなイメージだったのに、正直ここまで化けるとは想定外すぎた。ギター音のように目立つ音は一切削がれ、怪しいシンセ音とビートが鳴り響く。怪音ともいうべきか、まさにタレントの塊のような作品。キャリアや技術があるわけでもない。才能だけでここまでのものを作り上げる彼らはもはや天才の領域に近い。
These New Puritans/We Want War
第2位
Jonsi「Go」
天使の歌声とも称されるSigur RosがヴォーカリストのJonsiがソロデビュー盤。シガーロスのような冷たいホワイトノイズとは違い、ヨンシーという人の人間性というものを強調した暖かみのある、人間味が強く表現された色彩豊かな作品である。ヨンシーの歌声が映える曲もあれば、ポップソングもあり、ノイズで圧倒するような曲など、多種多様だ。彼のソロという存在は、Sigur Rosというバンドと唯一対を成せる究極の存在なのかもしれない。自分と対を成せるのが自分だけとは皮肉なものだ。
Jonsi/Go Do
第1位
LCD Soundsystem「This is Happening」
悩みましたが今年のベストディスクはこれしかありません。このアルバムを最後にLCD Soundsystemでの音楽活動を終了することを名言しているジェームス。そのLCD三部作ラストにして最高傑作が誕生することとなった。テクノ的な打ち込みではなく生音を打ち込み、生きたテクノミュージックを鳴らす今作。今作の収録されるAll I Wantはテクノ界に残すべき大名曲。生粋なテクノから遊び心満載な曲まで、LCDの全てがここに!テクノ好きならとにかく聴いてみろと言わんばかりの作品。今年唯一の後悔はフジロックでLCDのライブが観れなかったこと。きっと最高の瞬間だったんだろうなー。
LCD Soundsytem/Drunk Girl
ということで、今年は全体的に2ndアルバムが目立つ年でしたね。
なんとも気味の悪いランキングとなってしまいました。
ではここで次点の発表。
Delphic.「Acolyte」
65daysofstatic「We Were Exploding Anyway」
Jack Johnson「To The Sea」
Two Door Cinema Club「Tourist History」
John Butler Trio「April Uprising」
いやー今年は甲乙つけ難い良作揃いでした。
邦楽がトップ10に入るなんていつ以来か?世界の終わり、本当にいいです。
じゃ、また来年。
良いお年を。