べきちゃんのライブ日記

行ったライブの感想とかCDレビューとかそんなもんです。更新頻度はマイペースに。

Summer Sonic Day2

2011年08月18日 20時36分35秒 | 日記
はろーさまーそにっく。(ブレット風に)

前回の日記でも書いておりますが、サマーソニックに行ってきました。
2日目のレビューでも書いてやろうかと思ってます。ええ。ちょっと長いので時間がある時にでも読んでやってください。ええ。

サマソニ2日目は完全にソロで参戦です。ぼっちです。友達いません。それでも全力で楽しめるのが自分のいいところだと思ってます。リア充みんな吹き飛べ。

2日目も相変わらずいい天気で、とにかく外は暑かった印象です。マキシマムザホルモンやらX Japanの影響でマリン側は激込みするだろうと予測していたので、2日目は出来るだけ外に出ないという謎の目標を立てていました。

そんな私の2日目のライブ参戦レビューです。わたくし基本的にのんびりしているので、朝一からガツガツとはいきません。11時ごろに幕張メッセへと到着し、まずは朝ごはんとばかりに腹ごしらえ。またもRainbow Stage横の静岡茶屋で冷茶を飲む。これほんとウマイ。暇だったのでIsland Stageを覗いてみたら演奏中にもかかわらず客が20人くらいしかませんでした。Asian Calling(台中韓)とかどの層に需要あるんだよ。完全にいらないステージって感じです。

■The Morning Benders
トイレでモーニングベンダー(朝便)してたら、最初の1曲見逃しました。食事中の人とかいたらすいません。渾身のギャグですが死んで詫びます。いや、ってゆーか凄くかっこいいバンドだった。

以下セットリスト
Wet Cement
Promises
Boarded Doors
Cold War
Dreams
Stitches
Waiting For A War
All Day Day Light
Excuses

CD音源と全然違うイメージ。個人的にCD音源はUSインディーポップってイメージが強かったけど、ライブでは意外?にもノイジーなギターが凄く目立ってた。静かで幽玄な立ち上がりから、マイブラを匂わせるような極上のノイズポップへと様変わりする。と思いきや現代風のダンスポップな曲もあったりと色んな側面を見せてくれる。メロディーにも非凡な才能を感じるし、今後非常に期待が持てるなと思った。
しかしジャケ写見ると4人組みだけど、実際ライブには3人しかいなかった。後々調べてみると1人抜けてしまっているようで、4人でのライブも見てみたかったなというのが正直な感想でもある。
The Morning Benders performing "Excuses" on KCRW



隣のステージにてTDCCを待ちながらYelleを見る。これも音源聴いた感じとは全然違う印象を受けた。ほんとストレートなバキバキのエレクトロポップって感じ。女性ボーカルもパワーがあっていい。やっぱり何でもかんでもCDだけで判断してはいかんね。ライブにこそ本質アリだよ。

■Two Door Cinema Club
昨年のサマーソニックでもソニックステージへ登場し、鮮烈なデビューを飾ったTDCCが半年振りに日本へ来日!1年間世界中を回ってどれだけ力を付けてきたか楽しみである。

セットリストは以下
Cigarettes In The Theatre
Undercover Martyn
Do You Want It All?
This Is The Life
Something Good Can Work
Costume Party
You're Not Stubborn
Eat That Up, It's Good For You
What You Know
Come Back Home
I Can Talk

曲の前後は多少あるけど去年とほぼ同じセットリスト。笑
ただ世界中色んなところで演奏してきただけはあって、演奏が格段によくなっているなと感じた。盛り上げどころはわかっているし、同じ曲でも明らかに成熟味が増してる。観客の数も明らかに去年より多いし、人気もついてきたイメージ。曲を始めるたびに歓声が上がるし、よく盛り上がってた!Do You Want It AllやI Can Talkなどキラートラックも多いし、かなりいいパフォーマンスだったと思う。次回は是非、新作を携えてきて戻ってきてほしいな!
TWO DOOR CINEMA CLUB | I CAN TALK (LIVE)


■Friendy Fires
Yelle⇒TDCC⇒FFsと続くハイパーダンスタイムのマウンテンステージ。ダンスタイムの最後に出てきたのは2ndアルバムも絶好調のFriendy Fires!!ダンスポップが好きな自分にとっては見ない手はない!!そんなFFsのステージが開幕!

セットリストは以下
Lovesick
Jump In The Pool
Blue Cassette
On Board
Live Those Days Tonight
Skeleton Boy
Hurting
Pull Me Back To Earth
Hawaiian Air
Paris
Kiss Of Life

1曲目Lovesickからボーカルのテンションがヤバイ。笑いきなり観客席に降り立ち客席ど真ん中で腰をクネらせながら踊り狂っている。これまだ1曲目だけど体力大丈夫か?とか思ってたら、案の定疲れきってステージに上れない様子。スタッフに支えられて何とかステージへ。もうこの時点でかなり凄い奴らだなと感じていたが、ここからが本当に凄かった。セットリストは踊れ!と言わんばかりにヒットチューンの連打!!バキバキのシンセサウンドというわけではないけれど、リズミカルなグルーヴ感に自然と踊らされる。後半どの曲か忘れてしまったけど、ボーカルが再び客席へ降り立ち、今度は客席へダイブ!
観客にもみくちゃにされながらもモッシュピットで踊り狂いながら唄っているww完全に盛り上げ役の特攻隊長だなー。
ラストには代表曲のParisからKiss Of Lifeへ。ここの観客の盛り上がり方は半端じゃなかった。呼応するかのようにFFsの演奏スピードが増していった。演奏力もあるし、盛り上げるのもうまいし(ただ客席に突っ込むだけだけど)、とっても面白いライブだった。是非また見たい!と思わせるような素晴らしいショウだった。
Friendly Fires - Live Those Days Tonight (Lightbox Session)


■Little Barrie
バーリー先生率いるリトルバーリーが何年ぶりかのサマソニへ帰還!今年の3月に震災があった後でも4月には来日公演を行ってくれた、日本が愛すべきバンド!バーリーはプライマルでもサポートギターを弾いていて強行日程の中でも無事に出演。そんなLittle Barrieの全力パフォーマンスのために柵前2列目ゲット!しっかし、なんだかギターが機材トラブルの模様。ノイズが走っている感じ...不安だわ。トラブルで多少押した感じだったけど無事に始まった!

セットリストは以下
1.Surf Hell
2.Twisted Little Blades
3.Does The Halo Rust?
4.How Come
5.Money in Paper
6.Now We're Nowhere
7.Tip It Over
8.I Can't Wait
9.Love You
10.New Diamond Love

多分こんな感じ...
新作以外では2ndのLove Youしかやってなかった気がする。しかしライブは最高だった。新作の1曲目を飾るSurf Hellからスタート。いきなりのロックンロールナンバーにギターをかき鳴らすバーリー先生。それにしても入れ替わった他のメンバーも中々いい。特にドラム。スティービーハウの息子らしい。なんというかデイブグロールみたいなパワー系ドラム。勢いがあって大変いい。なんというか観客が静かで、盛り上がってるのオレだけじゃね?とか思う場面もあったけど、Now We're Nowhereなんかではコール&レスポンスも出来ていたしLove Youでは合唱も起こってた。なんだよ、もっと騒げばいいじゃん。笑
途中にはやはり不安があったギタートラブル再発。これからギターソロ!というところで、なんとアンプから音が出ない事態に。曲間を必死に繋ぐドラム&ベース。トラブルが解決しバーリー先生が鬼神の如きギターソロを披露。もう観客も大歓声すぎて、なんか昇天しそうになった。ラストにはNew Diamond Loveを披露。「たった3ワードで一緒に歌える歌なんだ。みんなも歌ってくれよ。」だと。観客も大合唱で答える中、最後のギターソロでバーリー先生が遂にステージから降りてきた。なんと自分の目の前でスーパーギターソロ。もうやめて。泣いてしまいそう。最初から最後までロックンロールを突き通したLittle Barrie。この日のここまでのベストアクトであることは間違いなかった。ありがとうバーリー。
LITTLE BARRIE SURF HELL live LONDON


Little Barrieが終わった後は興味本位でX Japanでも見ようかなんて思ってたが、マリン周辺の人の数に圧倒されてやめた。恐らく史上最高に人がいた感じだった。03のRadioheadのときよりも。とりあえず、メッセまでバスで帰りメシを食べようと思ったのだが、ここで驚愕する。メッセの中に驚くほど人がいない。ここ2日間で最も人が少ない瞬間だったと思う。グッズ売り場には1人も並んでないし(売り切れも多かったけど)メシも一瞬で買えるレベルだった。メッセ内快適すぎてビックリしたけど、ここぞとばかりにSuedeのTシャツとCD数枚ゲット。X Japanの集客力を改めて思い知った瞬間だった。
と。ここで気がついたことがある。朝見たとき20人しかいなかったIsland Stageは一体どうなってるのだろうか?
はい出ました。観測史上最高。客5人。
ちゃんと数えたので間違いない。逆にわざわざ日本まで来たアーティストがかわいそすぎる。もっとどうにかなっただろうクリマンさん。

ひとしきりメッセ内を堪能してSuedeシャツに着替えて、まだ時間があったのでマウンテンステージへ行く。PiL10分前だけど人がいなすぎて焦った。おまえら正気か。レッチリなんてそこまでの価値ないぞ。とはいえ自分もSuede目当てなのでジョンライドン様を拝んだら移動する予定だったけど。いやそれにしても素晴らしい。ファンがやけくそ気味に盛り上がってる。そんな中でもPiLは全力パフォーマンス。なんか凄く好きになったぞライドン様。

2曲ほど見てからSuede最前線確保に向けて移動開始。PiLで最前線で地蔵になってた奴らは恐らく少女時代のファンだろう。なんか残念。途中ではマリンを移すモニターでレッチリが演奏中。By The Wayとかやってたので少し足を止めたが、なんかイマイチだったのでものの数分でその場を立ち去る。やはりレッチリは捨てて正解だった。

■Suede
歴史に残るライブを見た。そういったらこのライブの凄さが少しは伝えられるだろうか。2010年のチャリティーコンサートでの再結成を皮切りに世界ツアーを始めたSuedeそんな彼らが再結成後、最初で最後の日本公演を行う。実に8年ぶりの来日だ。ブレットいわく再結成はそう長くは続かない。日本への来日は最初で最後になるということらしい。

セットリストは以下
The Drowners
She
Trash
Filmstar
Animal Nitrate
To The Birds
The Wild Ones
We Are The Pigs
Killing Of A Flashboy
Can't Get Enough
Everything Will Flow
Pantomime Horse
So Young
Metal Mickey
Heroine
New Generation
Beautiful Ones
Encore:
Saturday Night

序盤の名曲乱打に泣いた。8年前に来日していたとはいえ、当時Suedeを全然知らなかったし、これが最初で最後と言われてしまったら、そりゃファン暦浅い僕でも泣いてしまうでしょう。She→Trash→Filmstar→Animal Nitrateで観客もブレットの煽りに答えるような大合唱。レッチリの裏だったせいか、ホンモノのSuedeファンしかいないこの空間で最高の環境を作り出せている。お世辞にも人が多かったとは言えないが素晴らしい盛り上がりだったと思う。
観客の空気を感じ取ったのかブレットも度々観客席に下りてきて観客の目の前での大熱唱。大体の曲で合唱が起こるという異例の盛り上がりを見せる中、遂にライブは終盤を迎える。PiLから流れてきたのか、それともSuedeが醸しだす魅力に誘われたのか、観客も最初とは比べ物にはならないほどに。最初はゆとりがあった空間もモッシュピット化。凄まじいまでの盛り上がりに感動した。本編のラストには超名曲Beautiful Onesを!!ブレットが煽れば観客も答える!泣きのギターメロディに悶えっぱなし。マジで言うことなし。最高のライブだった。
演奏が終わってSuedeが下がっても歓声は鳴り止まない。歓声が止まないどころか更に加速していく。そんな大歓声に誘われてSuede再登場。アンコールに披露したのは...もはやイントロで腰砕けた。Saturday Night!!まさか日曜の夜にやってくれるなんてww
本当に素晴らしいライブだった。僕はライブが終わってから帰るまで、いつまでもあの残響の余韻に浸っていた。とても楽しみにしていたライブだった
けど、ここまでのものだなんて想像もつかなかった。これがラストだなんて到底信じがたい。そのクオリティーをもう一度どこかで見せてくれると僕は信じたい。

ただ次の日家に帰ってから衝撃的なニュースを聴いた。「Suede新作製作へ着手!!」マジで願っても無いグッドニュース。もしかしたらまたSuedeを見るチャンスが来るかもしれない。そんな日が来ることを信じて、僕はまたSuedeを聴き続けることとしよう。

Suedeを見るまではLittle Barrieがこの日のベストアクトだったけど、さくっと超えていった。SuedeのライブはThe Musicのラストライブと並んでこの夏のベストアクトになったと思う。
Suede - Beautiful Ones - Live in Tokyo 1999


サマーソニック本当に来て良かった。どんなクソイベントだろうとアーティストはホンモノ。
やはりライブでしか感じられない何かがそこにはある。クソイベンターだろうと、大物バンドを呼ぶコネクションがあるのだからやはり侮れないというか崇めるべき。クリマンさん、改善点は死ぬほどあるけど、来年もいいアーティストをお願いします。

出来ればArcade Fireを呼んでくだしあ。まぁでも最悪Kasabianでもいい。

僕の夏フェスはもう1つ。もはや残暑フェスだけどMetamorphoseが待っている。あの山の中でFlaming Lpsを見て幸せな気分に浸ろうと思う。
そしたら後は死んでもいいさ。

Summer Sonic Day1

2011年08月16日 21時25分19秒 | 日記
では本編サマーソニックのレビューをさせてください。
いやでもやりますけどね!!

前日というか当日のオールナイトイベントのおかげで、
サマソニ1日目は午後から参戦!まぁ僕の体力じゃムリですよ。
ここで早速、恒例のサマソニに対する不満勃発。
2日通し券はなぜかマリンスタジアム側でしかリストバンドと交換出来ないらしい。
別にマリンスタジアム側で観たいバンドない人にとっては無意味な移動でしかない。
ホントにこういう運営方法がよくわかんないわクリマン。
と、いらつきながらもリストバンド交換。メッセへと戻る。
ってかメッセの入り口ガラガラだしwwここでも2日券交換しろよ。

■Perfume
遂に夢が叶った。パフュームも生で拝むという夢が!!
ほんとは裏のCage The Elephantも観たかったけど、
09のフジでも観たしパフュームを1度拝んどきたかったのです。
ゲットした位置はモッシュピット内3列目!
かしゆかの生足!かしゆかの生足!ハァハァ…
意外と女の子が多かった。

セットリストは以下
1.Fake It
2.ねぇ
3.レーザービーム
4.Baby Cruising Love
5.微かなカオリ
6.PTA
7.ジェニー
8.チョコレートディスコ
9.ポリリズム

初めて観たけどバキバキダンスタイムだった。凄く楽しかった!
Perfume入場と同時に爆音でFake Itのイントロスタート。
なにこれ超カッコいい。これB面とかホント勿体ない。かしゆかかわいい!
続けてねぇ、レーザービームと最新シングルで畳み掛け!
たった3曲で体力がヤバイwwかしゆかかわいい!
てか周りモッシュの嵐になってて、将棋倒しみたいになりかけてた。
どんだけライブ慣れてないんだよ。さすがにモッシュを予測してなかったのかな?
まぁそれはいいとして続けて披露したのがBaby Cruising Love!!
あーちゃん曰くかなり久しぶりにやったらしい。コレはラッキー。かしゆかkawaii!
PTA(パッと楽しく遊んじゃおう)のコーナーを挟んでジェニー!
まさかフェスでジェニーやるとは!!かしゆかかわいい。
ラストにチョコレートディスコからポリリズム!!
いやもう私満足です。今日は帰ろうかと思ってしまったww
それにしてもかしゆかかわいい。
Perfume ジェニーはご機嫌ななめ


Perfume終了してメッセ外で先輩達と合流。
マリンスタジアムに向かい腹ごしらえ。本当に暑かったな。
そこで先輩に貰った梨がおいしかった。実は次の日もこっそり食べた。

■Village People
最初発表された時全く知らなかったのだが、
PV観て一発で気に入った!これは観るしかないだろうと!
ハイパーゲイタイムのスタートである。

セットリストは以下
Gimme Some Loving
Macho Man
San Francisco
Trash Disco
In Hollywood
Can't Stop The Music
In The Navy
-Encore-
Go West
YMCA

蓋を開けてみれば最高のパーティバンドだった。
入場から楽しすぎる。なんだこのワクワク感はww
PVの人たちがそのまま出てきたことに感動した。
そしていきなり代表曲Macho Manを披露!
もう体がアツくなってきたよー!!
その後もパフォーマンスがいちいち面白い。
マジでフェス向けのアーティストだなって感じた。
In The Navyから謎のセルフアンコールを挟みGo Westを披露!
後ろを振り返ると、ビーチステージはいっぱいでみんな笑顔で大合唱。
ホント凄い光景だった。
最後の最後に遂にYMCAを披露!
未だかつて無い程ビーチで大合唱&YMCAをポージング!
なんだこれ?楽しすぎる。
80'sディスコサウンド+パーティー感。堪らないね!
現代にも充分通じる最高のパーティタイムだった。
Village People-Macho Man


マリンスタジアムに戻るとなんとなく木村カエラの曲が聴こえる。
ほんとはちょっと観ようとも思ってたけど、
Village Peopleが楽しすぎて忘れてたww
とにかく次のバンドを観るためにスタジアムのスタンド席へ。

■Beady Eye
言わずも知れた元OASISのボーカリストである
リアムギャラガー率いるBeady Eyeが初来日!
5月の来日予定が地震の影響で飛んでしまったため、
このサマソニが初来日初パフォーマンスとなるプレミアムライブ。
遂にそのベールを脱ぐこととなる。

Beady Eyeが超満員の観衆に大歓声で迎えられる。
このクソ暑い中リアムは緑のロングコートを着ている。
なに?Pretty Greenの新作??まぁいいや暑苦しいから脱いでくれww

ライブはFour Letter Wordからスタート!リアム声出るじゃん!
最初からOASISソングをやらないとわかってただけに、
序盤から名曲連打のライブにちょっと不安を覚えたが、やはり不安は的中した。
個人的には正直中だるみしてしまった。
かっこいいんだけど、なんかちょっと勿体ない感じが否めなかった。
まだまだ、これからの活動に注目していきたい!
Beady Eye - The Roller [Live at Isle of Wight Festival 2011]


Beady Eyeも終了する頃にスタンド席からアリーナへ移動!
次のバンドを全力で観るのである!!
ライブ終了後、退場する人の波に逆い前へ前へ!
かなり前線をゲット出来たのではないかと思う。

■The Strokes
現代音楽の方向性を決定づけた00年代最高のバンドといっても過言ではない。
名盤「Is This It?」は自分の音楽感を変えた1枚といっても過言ではない。
間違いなく人生の名盤10選に入る素晴らしいアルバム。
そんなストロークスが4年振りの来日公演!
自分にとっては10年越しの初ストロークス!!興奮せずにはいられない。
始まる!ストロークスが来る!!

セットリストは以下
1.Is This It?
2.New York City Cops
3.Under Cover Of Darkness
4.The Modern Age
5.Machu Picchu
6.Reptilia
7.Someday
8.Life Is Simple In The Moonlight
9.Alone,Togther
10.You Only Live Once
11.What Ever Happened?
12.You're So Right?
13.Under Control
14.Taken For A Fool
15.Hard To Explain
16.Automatic Stop
17.Last Nite
18.Take It Or Leave It

このセットリスト見て、やっぱり1stアルバム様々だなと感じてしまった。
1曲目はなんだ?まさかのIs This It?だー!!
うおおおおおおおおおおおおおおおお、コレはヤバイぞ!!!!
ジュリアン!アルバート!ニック!みんな立ち姿だけでかっこ良すぎる!
そのまま流れでNew York City Copsを披露!このセットリストはなんだww
そして新曲Under Cover Of Darkness!ちょっとギターのキレ良すぎるわ!
こんなにライブ上手いバンドなのかと改めて再評価させられた。
更にModern Age、Reptilia、Somedayで畳み掛け!
序盤から飛ばし過ぎですわww
終盤にはみんな待ってたLast Nite!この曲が世界の音楽を変えたんだよ!
そして迎えるラスト!Take It Or Leave It!!
大好きなこの曲のラストサビに浸ろうと構えていたら、
サマソニ名物である花火を曲に被せてきやがった。
いつもなら演奏が終わった瞬間に上がる花火なのに、
演奏に被せてきて演出として使うとは、さすがストロークス!
もうひとしきり感動したし大満足ですよ。
サマーソニックDay1のぶっちぎりベストアクト!
なによりもセットリストが完璧すぎた。
ライブが下手なことに定評があったストロークスだけど、
今回のライブはヤバすぎた。
どこをどうみたらライブが下手に見えるのだろうか!
完全にライブバンドだろ!ジュリアン格好良すぎ。
The Strokes - Last Nite (live at fuji rock festival)


ストロークス終了後ひとしきり感動にひたりメッセへ戻る。
ストロークスで死ぬ程汗を掻いたので、もうなんだかメシがうまい!
腹ごしらえしてホテルへの帰路へつく。

ソニマニ終わりからの午後参戦だったので、
あんまり多くのアーティスト数は観れなかったけど、
もう大満足です。

Strokes愛してる。
Summer Sonic Day2へ続く予定。


SONICMANIA 2011

2011年08月15日 16時45分08秒 | 日記
毎年毎年文句いいながらも今年も行ってしまいましたサマーソニック。

例年友人がいるという理由で大阪に行ってましたが、今年は3年振りに東京へ参戦。なぜならば今年はサマソニに加えて、SONICMANIAが復活したからである。

SONICMANIAは冬のサマソニとして運営してた気がしたしたけど、まぁそんなことはいいよね。とにかくメンツが豪華だった。これが決め手だったのです。まぁソニマニついでにサマソニも行っちゃおうってわけですね。フリーダム社会人の特権でございます。

さてまずはソニックマニアのレビューから。

今回のソニマニを一言で表すなら「クソフェス」ですね。クリエイティブマンの運営は元から酷いのは承知だけど、ここまで露呈したのも初めてじゃないか?
まず飲み物が一切買えないという謎仕様。場内に3カ所ほどあったオフィシャルバーが0時で2カ所閉まるという謎の運営。0時以降は飲み物を買える場所が1カ所しかなく、入場した2万人全員がそこに並ぶわけですね。どうなるかは誰でも予想出来るでしょ?
そして更に手際が悪い。水1本買うのに1時間はかかるだろうと思われた。メシを買うための屋台も少ない。もうどうすりゃいいんだよ。そしてステージ間を繋ぐ通路の謎の一方通行規制。一方通行より何よりそこに立ってるスタッフが邪魔。
終いには携帯が全然通じず。auはなんとか通じるけど他は全然ダメ。色んなクソ運営のせいで色々観れなく残念だったよ。

僕らはとりあえず少し早めに行ったおかげか、ご飯も食べれたしお酒も買えたけど、入場でドリンク代払ったにも拘らず、何も買えなかった人が続出したらしい。マジ無駄。水も買えないフェスなんて初めて。

とりあえずライブレビュー。

■Primal Scream Presents Screamadelica Live!
メインステージのトップバッターには今なお現役最前線をひた走るプライマルが登場。しかも今回のプライマルは名盤「Screamadelica」の発売20周年を記念して、アルバムの再現ライブを行うというとっても貴重な来日ライブ。

まぁもうとにかく素晴らしかった。個人的この日のベストアクト。

セットリスト
1.Movin' On Up
2.Slip Inside This House
3.Don't Fight It, Feel It
4.Damaged
5.I'm Coming Down
6.Higher Than The Sun
7.Loaded
8.Come Together
9.Country Girls
10.Jailbard
11. Rocks

うああああああああああああ!!!!凄かった!!!!
1曲目に早速のMovin' On UP!!バーリー先生のギター炸裂。ボビーオーラ出過ぎ。黒人女性の声力強すぎ。演奏力が完全に想像以上だった。
前回ダイヤモンドホールで観た時より明らかにかっこいい。バックスクリーンに映し出されるジャケット写真によって、完全にその世界観に引き込まれる。レッツダンスタイムだった。
続々と披露されるスクリーマデリカの曲群。ハイライトはLoadedから始まる再現ライブの終焉とヒットメドレーのスタート。Come Togetherの高揚感に打ちひしがれていると、なんとCountry Girl!!そこからJailbird、Rocksとセットリストが反則でしょう!プライマルは3度目だけど今までで1番良かった。マジ感動した。
Primal Scream - Movin' On Up (From "Screamadelica Live" DVD & Blu-Ray)


■Underworld
トイレ行ったり、飲み物買おうとしてたら始まってた。セットチェンジの時間短すぎ。しかも1曲目のRez/Cowgirlを見逃すという失態。なんかもう全然テンション上がらなかった。

セットリスト!多分...
Rez/Cowgirl
Pearls Girl
Everybody Jack
Always Loved a Film
Push Upstairs
Between Stars
Spikee
Two Months Off
Scribble
Dark Train
King of Snake
Born Slippy Nuxx

ライブはと言えばヒット曲メドレーだった。VJもかっこいいし。最後に披露したBorn Slippy Naxxはマジで盛り上がっていた。ちょっと残念だったのはMonarやらなかったことくらいかな?なんでヘッドライナーなのにアンコールないのさ。
個人的ハイライトはTwo Month Off。これを聴いてUnderworldファンになった自分としては生で聴けただけで感涙もの。最高にアガった。しかし疲れていたせいか、ほとんど印象に残ってないのが本音です。
Underworld - Two Months Off (Live @ Loveparade 2008) HD


次はVitalic先生!と行きたかったとこだけど、友人達ともはぐれてしまったし、とりあえず水が飲みたかったのでなんとか合流して屋台に並ぶ。飲み物とかメシをゲットしてちょっと休憩。

Haciendaに向かう!

■Peter Hook(Joy Division & New Order DJ)
伝説の男フッキーのDJを観てきた。
ってかステージ上に何人か人がいてどれがフッキーかわからんww多分一番おじいちゃんでアホみたいに踊ってるのがフッキーなんだろう。いやそれががフッキーだった。間違いない。
DJネタは面白かった。White Stripesやケミカル、Killersなんかも使ってた。こんなネタばっかだと自分の曲はやらないかと思ってたら、しっかり披露したTrue Faith/Blue Mondayのマッシュアップ。バキバキのNew Order代表曲に会場も盛り上がりまくってた。自分の曲をあんな風に大胆にアレンジできちゃうのは凄いね!さすがレジェンドって感じだった。

最後にChase & Statusをチラ見して退散。とてもじゃないが長居できるような会場ではなかった。

結局ソニックマニアでは3アーティストしか観ることが出来なかった。運営がもう少しアレならもっと楽しめたはずなんだけど。個人的にはもう2度と行きたくないフェスでした。

アーティストが最高だっただけに残念!続けるなら色々見直してほしいもんです。

サマーソニックday1に続く。

Fuji Rock Festival'11 Day3

2011年08月06日 23時03分12秒 | 日記
フジロックのレビューも3日目に突入!
先週の今頃は苗場にいたのね。
このレビューを書き終えれば今年のフジロックは終了。
そんなこと考えてると胸が苦しいので、
既に来年のことを考え始めている私です。

3日目にしてやっと晴れた!!
...ということもなく相変わらずの雨ww
向こうの空は晴れてるのに雨降ってるとかどんな苦行だよ!
とか1人突っ込みながら、私の3日目は始まりました。

■ハンバートハンバート
なんと今年初のオレンジコートでした。
3日目にしてホントに田んぼ状態でびっくりした。
頂フェスでも見たほんわか夫婦ユニットのハンバート
セットリストは以下
Heigh-ho
桶屋
おなじ話
百八つ
波羅蜜

おいらの船
罪の味
アセロラ体操の唄

なんというかハンバートらしいセットリスト。
もっとロックに攻めてくるかと思いきや、
意外とハンバートらしさを爆発させたセットリストだった。
1曲目には誰もが知ってるハイホーを披露。
どんな楽曲でもハンバートらしく見えてしまうのが彼らの強み。
同じ話やおいらの船など定番ソングも惜しみなく披露。
最後にやったアセロラ体操の唄はやはり盛り上がっていたな。
さすがのキラーチューンだと感じた。
まぁしかし頂の方が良かったかなと個人的には...ゴニョゴニョ
「おなじ話」 ハンバートハンバート


ハンバートの時ちょっと晴れたけど、
降ったり止んだりの繰り返し。もうどっちかにしてよ。笑
友達が天国バーガー食べたいというので、ところ天国で腹ごしらえ。
姐さんはタヒチバニラなんちゃらが気に入った様子だった。
そしてオアシスエリアに戻り、くろわっさんソフトを食べる。
これ今回のフジ飯で一番の当たりだった。3日連続で食べた。

■Mo'some Tonebender
はい来ましたね。日本が誇る轟音ロックバンド。
まさしく轟音日本代表モーサムトーンベンダー。
いやー6年振りとのことでしたが、凄いライブでした。
セットリストは以下
冷たいコード
L.O.V.E
youth
新曲「メタルカ」
Tiger
ロッキンルーラ
Lost In The City
Hummmmer
Green & Gold

レビューの前に一言だけ言わせてくれ!
武井、ベースを弾けww
今回のライブは冷たいコードからスタート。
バッキバキのベースやっば!とか思ったら武井ベース弾いてねぇしww
「祭」と書かれたデカイ団扇を振り回す武井。
2曲目に入る前にベースを持っただけで大歓声wなんだこのバンド。
ロッキンルーラの前に言ったMCが一番印象的だった。
「ロックンロールやるけん、聴いてー。」
うわだるそうwしかし曲はいちいちかっこいい。耳が破壊されるかと思った。
Lost In The Cityでは恒例のビームセイバー振り回し大会。
最後にフジロックで唄うために作ったというGreen & Goldを披露。
静かな曲かと思いきや、これまた爆音ロックンロール。
最初から最後までとにかくかき鳴らして帰って行ったモーサム。
邦楽バンドの中でも異彩を放っててかっこいいっすわ。
MO'SOME TONEBENDER新曲『メタルカ(仮)』MV


■MOGWAI
ここ1年で3度目の来日。しかも11月にも来るらしい。
日本大好きかw毎回かっこいいから文句無いけどね。
そんなモグワイの最高のライブ。
セットリストは以下
How to Be A Werewolf
I Know You Are But What Am I
San Pedro
I'm Jim Morrison I'm Dead
Rano Pano
New Paths To Helicon,Pt1
Auto Rock
Mexican Grand Prix
Mogwai Fear Satan
Glasgow Mega-Shake

凄いセットリストやで!!
新作を中心としたセットながらも、MOGWAIらしさ全快のセット。
1曲目にWhite Noiseかと思いきやまさかのWerewolf
グリーンステージの大舞台で聴くノイズが心地よすぎる。
ハイライトはまさかのHelicon1
やると思ってなかった過去の名曲に鳥肌。
更にFear Satanまで披露。マジで必殺曲すぎる。
ラストにはGlasgow Mega-Shakeまで。
ちょっとサービス良すぎるんじゃないのモグワイ。
正直ここ3回のモグワイの中で1番だった。
やはり苗場は次元が違う。
Mogwai - Mogwai Fear Satan - Fuji Rock '03


■斉藤和義
話題の渦中にある人物。騒動を起こした張本人。
終わりの見えないこの状況。彼は唄ってくれるのか?
斉藤和義on stage
セットリストは以下
Summer Days
新曲「猿の惑星」
幸福な朝食 退屈な夕食
ずっと好きだったんだぜ
ずっとウソだったんだぜ
社会生活不適合者
歩いて帰ろう
歌うたいのバラッド

なんというかしみじみと歌の力を強く感じるライブだった。
ずっと好きだったんだぜが始まった時は、
まぁやらないかなんて思ってたけど、
まさかの披露、反原発ソング「ずっとウソだったんだぜ」
これは反則。盛り上がらない訳がない。
東電も関電も中電も北電もうそばっかり!
そして歩いて帰ろうで会場爆発。大合唱。
もう最高だったよ斉藤和義。
ラストにはバンドが捌けてソロで「歌うたいのバラッド」を披露。
持ち時間を15分程残し終了。最後までらしいライブでした。
斉藤和義 ずっとウソだった


ホワイトからグリーンへYMOを観ようと移動していたが、人の量が半端なかった。
みんなそんなにYMO観たかったのか?
ちょうどグリーンへ着いた頃にRydeenを披露。
アレンジがイマイチだったけど、
まぁこれだけの人を集めてしまう邦楽アクトはなかなかいない。
相対してレッド付近に行くとATR待ちの客でマーキーはパンパン。
とてもじゃないが一目観れるレベルじゃなかった。
あの状態でATR始まったら大変なことになりそうだなと諦めグリーンへ。

■The Chemical Brothers
遂にこの時がやってきた。
数年も前から彼らのフルセットライブを観るのを楽しみにしてきた。
ヘッドライナーThe Chemical Brothersのライブが幕を開ける!
あえてセットリストは載せない。なぜなら長いから。

いきなりAnother Worldからスタート!僕らを別世界へと誘う。
天井からシャンデリアみたいな装飾が降りてきて凄い光と音のマッチング。
ステージの後ろは全てLEDモニターになっているみたいだ。
グリーンステージの両サイドにはモニターがついてるけど、
ケミカルにかかればこれもVJの一部。凄いVJ技術だよホント。
ハイライトはSwoon→Star Guitar→Hey Boy Hey Girlの流れ。
反則級の盛り上がり。なんとかDJはもはやダンスアンセムというより大合唱曲だなと実感。
更にはSaturateにSetting SunマッシュアップしてきたりDon't Thinkアレンジしたりと
もはややりたい放題。ラストに初期の名曲Block Rock'n Beatsで締め。
「王者ケミカル」この言葉の意味を初めて理解した。
疲れきってるのに踊らされる。不本意だが最高のライブだった。
来日したらまた観たい!
The Chemical Brothers perform Don't Think live at Glastonbury 2011


フジロックもこれで終了!
と思いきや3日目はクロージングと称したスペシャルゲストが登場する。
今年はこのバンドしかない。というか認めない。
フジロックの歴史に残る衝撃のライブが今ここに!

■The Music
The Msuicが解散する。そんなニュースを知ったのが去年の10月くらいのこと。
なぜ今更ベスト版なんて出すんだろう?と思えば理由は解散とのことだ。
まだ若いし、そんなこと想像してなかったからホントに驚いたけど、
それと同時に解散前に観たい!という気持ちがわき上がった。

そんな中SmashよりアナウンスされたFarewell Japan Tour
日程が7月末。こんな日程で彼らがフジロックに来ないはずはないと。
信じて待っていた。そして発表された。
彼らに用意された枠はSpecial Guest枠。
マジで申し分のない最高の舞台だった。
そんな最高の舞台で行われた最高のライブの一端をお話させてほしい。

セットリストは以下。
The Dance
Take the Long Road and Walk It
The Truth Is No Words
Freedom Fighters
Fire
The Spike
Welcome to the North
Strength in Numbers
Getaway
Bleed From Within
The People

最高だった。その一言に尽きる。
Musicを迎える大歓声の中、ロブの相変わらずの甲高い声から始まる。
1stアルバム1曲目のThe Danceだ!こりゃヤバイ!ww
いきなりの無敵グルーヴ感にぶっ飛ばされる。踊るしかない!!
続いてデビュー曲のTake the Long Road and Walk It
これまたギターリフが反則級にかっこいい。なんなのもう。
まるで1st→2nd→3rdと彼らの歴史をなぞって行くかのように
繰り広げられるライブ。このグルーヴの無敵感は半端じゃない。
本当にこれが解散するバンドに演奏なのか!?まだ出来るんじゃないか?
そんな思いを心に秘めながらもライブは刻一刻と進んで行く。
終盤にはいつも最後に披露するハズのBleed From Withinを披露。
全員で行うパーカッションがかっこ良すぎる。マジヤバイ。
ボーカルのロブはといえばフォトピットでダンス!ダンス!ダンス!
観客に1番近いところでロブが感謝の気持ちを表すかのように渾身のダンス。
もう僕の涙腺は崩壊間近ですよ!ってかこれ書きながらちょっと泣いてますから!
気持ち悪い!

そしてついに迎える大円団。彼らの1番の代表曲The People
苗場では最高すぎて全然泣かなかったけど、
いまこうしてブログ書きながら聴くと、マジで涙が止まらない。
なんでこんないいバンドが解散してしまうのか。理由はどこにも見つけられなかった。
The Peopleでは神懸かり的な大合唱。きっとロブも喜んでくれたよね?

Musicは主演しない年にも個人的にキャンプしてたなど、
フジロックが大好きなバンドで有名だった。
そんなバンドが日本最後の舞台にちゃんとこのフジを選んでくれて、
本当に感謝しているし最高だった。

本国でのライブ数本を行い解散するThe Music。
他に類をみないその音楽性は、まさしくMusicそのものだったと思う。
The Music - Live at Fuji Rock Festival '11 【フルライブ音源】


THE MUSIC(Fuji Rock '08)


今年の僕のフジロックはこれでおしまい。
まだまだ朝まで色んなアクトがいたけども、
Musicの後には何もみれないよ。

毎年毎年ホント苦行かと思うくらい疲れるフジロックだけど、
本当に行って良かったと毎年感じる。
今年は地震だの原発だの色んな問題もあったけど、
そんな中、来日して素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたアーティストひとつひとつに感謝したい。
あの場所でしか感じられない何かを来年もあそこで感じたい。

See You Next Year!

Fuji Rock Festival'11 Day2

2011年08月04日 20時59分12秒 | 日記
はい、フジロック2日目のレビュー始めますよー。
2日目はなんというかダンス系が多かった気がする1日。
1日目とは対照的に天気も凄く良かっ...いいえ雨です。
まぁ、もはや雨は苗場の風物詩ですよ。
涼しかったし、雨でもいいのさ。
そんなこんなで、2日目からはこの日から参加の先輩たちと越後湯沢で合流。
やっぱ女性いると花があっていいですね。

まぁそれはいいとして、僕はフジロック中あるものと戦っています。
そう。腹痛です。
毎年3日の間、どこかで必ず腹痛と戦います。
それが今回は2日目のクラムボンのときでした。
ちくしょう半分も見れなかった。

そんな話はどうでもいいですよね、レビューですねレビュー。

■Fountains Of Wayne(Green Stage)
本当に来日を楽しみにしていたバンドのひとつ。
前回のフジ06ではMUSEと被り見れず、単独にも行けず散々でしたが、
ついに今回見れるチャンスがやってきた!
3分半のポップの達人のライブの全貌が明らかとなる。
セットリストは以下。
Little Red Light
No Better Place
Someone to Love
Red Dragon Tattoo
The Summer Place
Richie and Ruben
Troubled Times
A Dip In the Ocean
Denise
Survival Car
Mexican Wine
Stacy's Mom
Sink to the Bottom

いやー新旧織り交ぜた良セットリスト!
まさかの前半でSomeone To Loveを披露。さすがにみんな歌ってたな。
新作からSummer PlaceやRichie and Rubenなども披露。
さすがに発売から1週間程度だったため客のノリがイマイチ。
いい曲なんだけどこれは致し方ない。
ラスト3曲でMexican Wine、Stacy's Mom、Sink to the Bottomと
代表曲を立て続けに披露。
待ってましたとばかりに盛り上がるオーディエンス!!
ホントはもっと夕方以降に出るようなキャリアの持ち主だろうに、
なぜこんな朝方に登場したのかは謎だったが朝からいいライブだった。
ナイスハゲ!
Fountains Of Wayne - Stacy's mom


ちょっと腹ごしらえをなんてダラダラして、
オアシスでお茶漬け食べてたらお目当てのバンドが始まっていた...
2曲ほど聞き逃したっぽい。

■The Naked & Famous(Red Marquee)
Passion Pit+MGMTなんて比喩されてる新人バンド。
そんな肩書き書かれて聞かないわけにはいかないじゃない!
確かにその通り、ドリーミーなエレクトロポップって感じのバンド。
セットリストは以下
All of This
Punching in a Dream
A Wolf in Geek's Clothing
Spank
The Sun
Source
Frayed
No Way
Girls Like You
Young Blood

いやーまぁ踊りました。紅一点のシンセボーカルがいい声してる。
バキバキのダンスアンセムもあれば、サイケっぽい高揚感も匂わせる。
個人的ハイライトはNo Wayでの盛り上がり、ラストに披露したYoung Blood!
Young Bloodは既に2011年のダンスアンセムと名高い素晴らしい楽曲。
もちろん踊り狂わせていただきましたよ、ええ。
新人バンドにしては演奏も良かったし、これからに大いに期待できるバンドでした。
The Naked and Famous - Punching in a Dream


■ハナレグミ(Green Stage)
Best Coastとどっち見るか悩んだ末、ハナレグミを選んだ。
Best Coastは結構ワーストアクトに挙げられているようで、
これは正解だったかもしれない。
ハナレグミのセットリストは以下。
音タイム
あいのわ
大安
家族の風景
光と影
明日天気になれ
オアシス
オハナレゲエ
あいのこども

多分あってるはず。聞いたことある曲ばっかだった。
いきなり音タイムでスタート。
その歌声で会場が一気に永積くんの世界へといざなわれる。
そのまま「あいのわ」を披露。
これ実はライブでしか聴いたこと無いけどいい曲だなー。
そして「家族の風景」や「光と影」など名曲を披露。
そして少しだけ晴れ間の射したグリーンステージで「明日天気になれ」まで!
しかしそれ以上に素晴らしかったのが新曲「オアシス」
ほとんどの人が知らないはずの曲なのにシンガロングになっていた。
自然と体が動かせるようなリズムで会場全体がに楽しさと笑顔が
溢れているようにも感じました。
帰ってきてついついiTunesでポチったw
そのままの流れでライブは終了。ハナレグミ想像以上に素晴らしかった。
ハナレグミ - FUJI ROCK FESTIVAL 11


■Battles(Green Stage)
07年のホワイトステージでは入場規制をかける程の
伝説と化したライブを披露したBattles。
そのバンドの中心人物であったタイヨンダイがBattlesを脱退し、
どうなるもんかと危惧していたけど、そんな不安は一層された。
タイヨンダイなんて元々いなかったのだ。凄いライブだった。

新作よりAfricastleからライブはスタート!
以前(4月のソナー)よりも明らかに表現力は上がってきている感じだった。
1stの曲は一切やらないとわかってたので期待はしていなかったけど、
新作の曲群でも充分遜色ないレベルにまで到達している気がした。
Ice CreamやMy Machinesなど特筆すべき曲は多いが、
今回のハイライトはやはりこの曲。まさかの1stよりAtlasを披露!!
これは興奮した。タイヨンダイの唄の部分はサンプリングになってたけど、
そんなことはどうでもいい。それぞれの楽器がバトルしている感じ、
これがBattlesの真骨頂!さすがに踊らせてもらった。
次のKIMONOSをフルで見るために後ろ髪惹かれつつ退散。
最後まで見たかったのう。
Battles - Ice Cream


■KIMONOS(Red Marquee)
始まる5分前にも関わらず、
必殺のシャイニングロードを使い3列目くらいをゲット!
非常にシンプルなセッティングで、
向井がギター、LEOがシンセといった感じ。後ろにドラムセットがあり、途中から参加していた。
セットリストは以下。
The Girl In The Kimono Dress
Haiya
Miss
Sports Men
Yureru
No Modern Animal
Mogura
Soundtrack To Murder
Almost Human
Tokyo Lights

想像以上に格好良かった。
向井は普通に演奏しがら時折缶ビールを飲んでた。
なくなったらプシュっと開けてた姿がシュールで面白かったw
とにもかくにも、KIMONOSはLEO今井のバンドなんだなと感じた。
向井のエッセンスは殆ど感じられない。
ZAZENとは似ているようで対極を為す存在だと思う。
だからこそ向井もやってるんだろうけど。
ハイライトはMograとSound Track To Murderかな。
向井のカッティングがヤバすぎた。
Kimonos - Almost Human


KIMONOS終了後はびっくりするくらい人が捌けて
なんと柵前まで空いた!!これはチャンスとばかりにほぼ真ん中の柵前をゲット!
次のバンドを最前線で踊り狂うのだ!!!!!!!

■Digitalism
デジタリズムが新作I Love You Dudeを携え、4年振りに来日!!
しかもここ苗場のレッドマーキーで!!
踊り狂う以外の選択肢はありますか!?ないでしょう!?
はい!以下がセットリスト!踊れ!!
Idealistic
Forrest Gump
I want I want
Zdarlight
Stratosphere
2 Hearts
Circles
Miami Showdown
Antibiotics
Reeperbahn
Blitz
Encore
Pogo

短いようで長い完全無欠のセットリスト!
最前線でスピーカー前ということで、とにかく音圧がヤバイ。
耳も然ることながら、内蔵が抉られるかのような重低音と振動。
これだけの音圧に出会ったのは久々。とにかく狂った。
ライブは1stのIdealisticからスタート。もう興奮。なんなのこれ?死ぬの?
そしてそのまま繋がるStrokesジュリアンとの共作曲Forrest Gump!
これまた重低音に圧倒される。マジ音圧に吹っ飛ばされそうw
そこからI Want I Want、Ztarlightに流れ込む。
ここからの流れがパネェ。
2ndのリードシングル2 Heartを皮切りに攻め立てるDigitalism。
CirclesからBlitzまで全く休ませてくれないww踊り殺す気かい!?
Encoreというセルフアンコール曲を挟み、ラスト遂に来たPOGO!!
もう大興奮でポゴしながら踊りまくった。
どいつもこいつも反則級に曲がかっこいい。2ndの曲は全部ライブ映えしてた。
これがDigitalismの底力!4年もまった甲斐があったってもんだ。
もうデジタリズムのライブは2度と観たくない。
だって今回を超えるライブには絶対出会えないと思うし。
digitalism「POGO」 - FUJI ROCK FESTIVAL 11


デジタリズム終了後はやはり一目見ておきたいよね、ということでFacesを観る。
ってか人いねー。みんな何観に行ってんだよってくらいヤバかった。
バンドとしてはオシャレな感じで凄く良かった。
しかし如何せん世代と流れが悪すぎた。
せめて去年みたいにジョンフォガティ→ロキシーくらいの流れがあればな。
さすがにFacesだけじゃ厳しすぎる。
いいバンドだっただけにあの光景は悲しすぎた。

最後にちょっとだけ80kidzをチラ見。
すげー盛り上がってたし人も凄かったけど、僕の体力は限界ですと言わんばかりに退散。

2日目もとっても楽しかった!
ベストアクトは間違いなくDigitalism!!
あの規模のライブをあんな最前線で観たのはもしかしたら初めてかもしれない。
最高のシチュエーションに最高のパフォーマンスで答えてくれたデジタリズムで決定。

では3日目に続く。ハズ。

Fuji Rock Festival'11 Day1

2011年08月03日 21時01分11秒 | 日記
いえーい(斎藤和義風に)
今年も行ってきましたFUJI ROCK FESTIVAL'11
もはやこれは恒例行事ですね。
会社の人たちも完全に暗黙の了解扱いです。
そんな痛い視線を浴びながら、
今年もなんとか3日間参戦してまいりました。
僕のフジ体験記をここに記したいと思います。

例の如く木曜日の夜に友人と地元を出発!
今年はルートを変えたせいか、
グングン苗場が近づいてくる!気がする!
ツイッターなんかを見てると現地は豪雨とのこと。
まぁそんなことはどうでもいいのである。
むしろ雨が降らなきゃフジじゃない。
そんなこんなで宿の場所確認しつつ、朝5時に苗場到着。
いやー土砂降りやでwwゲート行く前にちょっとだけ仮眠。

朝8時にリストバンド交換して、
朝一でアーティストグッズ買うためにゲートへ。
9時になり入場ゲートOPEN。
ついに僕のフジロック11が始まる。
もちぶたうまい。

■DAD MAM GOD(Green Stage)
今年のフジはDMG幕開け!
ってか観たいのがないからグリーンにいたって感じなんだけど。笑
元スカパラの冷牟田が率いるDMGというバンドだが、
正直な感想を述べるとイマイチ。ちょっとハードなスカパラといったイメージ。
でもスカパラの局とかやってるし、どういう心境なんだろう?
これといって盛り上がる感じでもなかった。

■The Vaccines(Green Stage)
11年代UKロック期待の新人と名高いThe Vaccinesがフジロックにて初来日を果たす。
蓋を開けてみればこれが中々の新人だった。
よくあるタイプで初期衝動に駆られた新人バンドが勢いで1stだけ売れて、
その後失墜なんて姿は何度も見てきたけど、Vacciensはそこにはまらなそう。
StrokesとLibertines足して2で割ったかのようなセンスとグッドメロディー。
ギターの疾走感が堪らない曲もあれば、ポップなギターロックもある。
実にバラエティーに富んだ楽曲の数々で観客を魅了した。
演奏力もあって、新人とは思えない貫禄さえうかがえた。
今後に大いに期待したいバンドでした。
The Vaccines - If You Wanna (@ Fuji Rock Festival '11)


■Kaiser Chiefs(Green Stage)
カイザーチーフスが2007年以来4年ぶりにフジロックへ帰還!!
絶対に外れないダサかっこいいライブを見逃す手はないと、
モサモサとモッシュピットに突っ込んでまいりました。
セットリストは以下
Everyday I Love You Less and Less
Little Shocks
Never Miss A Beat
Modern Way
Long Way From Celebrating
Man On Mars
Ruby
The Angry Mob
Starts With Nothing
I Predict a Riot
Kinda Girl You Are
Take My Temperature
Oh My God

最初から最後まで王道ブリティッシュポップ爆発。
ハイライトは中盤で披露したRubyの大合唱と、
終盤で大爆発したTake My Temperatureのバカっぷり。
撮影用のカメラに寄ってきて歓声が聴こえないアピールとか
雨水が屋根から滝のように滴り落ちてくる場所での行水シングとか巧すぎる!
さらには終盤でモッシュピットにダイブ!
もみくちゃにされながらアホの子のように歌うリッキー。
リッキー盛り上げ上手すぎるだろww最高に笑わせてもらいました。
Kaiser Chiefs - Kind Of Girl You Are (Live at Fuji Rock Festival '11)


その後はヘブンに行って、SHERBETSをチラ見してところ天国へ赴く。
ホワイトステージでは丁度New Mastarsoundsが演奏中!
ノリノリでハイジカレー食べてました。

■SAKEROCK
実を言うと全然曲知らなかったんですが、凄く良かった!
ハマケンと星野源の掛け合いも然ることながら、演奏もとても良かった。
普通のバンドにトロンボーンが入るだけでこんなにガラリとバンド色を
変えてしまうとは正直驚きだった。ちょっと音源集めてみようかな?

■Arctic Monkeys(Green Stage)
おおよそ3年ぶりに見ることとなったアークだが、正直いい思い出は全くない。
サマソニ08ではヘッドライナーを務め、まさかのクソライブを披露。
下手だし喋らないしアンコールないし。あれ以降、僕の評価は最悪です。
そんな中で移動が面倒という理由だけで見たArctic Monkeysが
過去最高のライブを見せてくれた。セットリストは以下。
Library Pictures
Brianstorm
This House Is A Circus
Still Take You Home
Don't Sit Down 'Cause I've Moved Your Chair
Pretty Visitors
She's Thunderstorms
Teddy Picker
Crying Lightning
Brick by Brick
The Hellcat Spangled Shalalala
The View From The Afternoon
I Bet You Look Good On The Dancefloor
If You Were There, Beware
Suck It and See
Do Me A Favour
Fluorescent Adolescent
When The Sun Goes Down

ライブは新作の中でも最も疾走感のあるLibray Picturesでスタート!
そこから爆発するかのようになだれ込むBrian Stromへ。
演奏力が半端なくあがってる!!あの頃のアークの姿はそこにはなかった。
音圧やアレンジなどどれを取っても格段にレベルアップしている。
とにかく出し惜しみすることなく、過去の名曲を次々と披露。
そして饒舌に喋るアレックス。彼らに一体どんな心境の変化があったのか。
「俺たちはこの曲で終わりだけど、次のコールドプレイではもっと楽しんで」
といって始まったWhen The Sun Goes Down!!
トリ食っちゃうんじゃないかと思うくらいの衝撃的で圧倒的なパフォーマンスを
見せてくれたArctic Monkeys。貫禄すらも垣間見えた。
Arctic Monkeys - Live @ Fuji Rock Festival '11


さぁ次はいよいよトリのColdplay。アークの衝撃的パフォーマンスの後に
一体どんなステージングを見せてくれるのか楽しみすぎる。

■Coldplay(Green Stage)
遂に1日目のトリ登場。
最強エンターテイナーショーがスタートする。
セットリストは以下。
MX
Hurts Like Heaven
Yellow
In My Place
Major Minus
Lost!
The Scientist
Cemeteries of London
Violet Hill
God Put A Smile Upon Your Face
Us Against the World
Politik
Viva La Vida
Charlie Brown
Life Is For Living
Encore:
Clocks
Fix You
Every Teardrop is a Waterfall

もうライブより何より演出凄すぎ。
バックトゥザフューチャーのテーマに合わせて登場するColdplay
そして始まる新曲Hearts Like Heaven
曲のイントロではステージ裏から花火!!フジロックで花火なんて初めて見た!
続いて名曲Yellowで苗場の空は黄色く染まる...と思いきやそのままIn My Placeへ!!
なんちゅうセットリストやww飛ばし過ぎだろww
Major Minusにて蝶々の紙吹雪、Lostでは個人的トラウマの風船演出!
もはやいたれりつくせりでお祭り状態。
もちろんViva La Vidaなど最新の名曲も披露。
ハイライトはやはりアンコールで披露されたFix You。
降りしきる雨にレーザービームが反射して、信じられないくらい美しい空間が生まれる。
泣いた。マジで泣いた。この曲が生み出すメロディーは半端じゃない。
もうびっくりするくらい涙止まらなかった。
最後に新曲やってたけど、もはやそれ何も覚えてない。
Fix Youで完全にスイッチ入ってしまった。
最高のエンターテイナーとはまさしくColdplayだと思わせられた。
Coldplay - Every Teardrop Is A Waterfall (Live at Fuji Rock Festival '11)


フジロック1日目は完全に涙腺崩壊させられて終わった。
とにかく寝てないし、1番疲れたのが1日目だったなぁ。
やっぱ木曜日から行って前夜祭参加したいのが本音かな?
来年はそうしよう。