はろーさまーそにっく。(ブレット風に)
前回の日記でも書いておりますが、サマーソニックに行ってきました。
2日目のレビューでも書いてやろうかと思ってます。ええ。ちょっと長いので時間がある時にでも読んでやってください。ええ。
サマソニ2日目は完全にソロで参戦です。ぼっちです。友達いません。それでも全力で楽しめるのが自分のいいところだと思ってます。リア充みんな吹き飛べ。
2日目も相変わらずいい天気で、とにかく外は暑かった印象です。マキシマムザホルモンやらX Japanの影響でマリン側は激込みするだろうと予測していたので、2日目は出来るだけ外に出ないという謎の目標を立てていました。
そんな私の2日目のライブ参戦レビューです。わたくし基本的にのんびりしているので、朝一からガツガツとはいきません。11時ごろに幕張メッセへと到着し、まずは朝ごはんとばかりに腹ごしらえ。またもRainbow Stage横の静岡茶屋で冷茶を飲む。これほんとウマイ。暇だったのでIsland Stageを覗いてみたら演奏中にもかかわらず客が20人くらいしかませんでした。Asian Calling(台中韓)とかどの層に需要あるんだよ。完全にいらないステージって感じです。
■The Morning Benders
トイレでモーニングベンダー(朝便)してたら、最初の1曲見逃しました。食事中の人とかいたらすいません。渾身のギャグですが死んで詫びます。いや、ってゆーか凄くかっこいいバンドだった。
以下セットリスト
Wet Cement
Promises
Boarded Doors
Cold War
Dreams
Stitches
Waiting For A War
All Day Day Light
Excuses
CD音源と全然違うイメージ。個人的にCD音源はUSインディーポップってイメージが強かったけど、ライブでは意外?にもノイジーなギターが凄く目立ってた。静かで幽玄な立ち上がりから、マイブラを匂わせるような極上のノイズポップへと様変わりする。と思いきや現代風のダンスポップな曲もあったりと色んな側面を見せてくれる。メロディーにも非凡な才能を感じるし、今後非常に期待が持てるなと思った。
しかしジャケ写見ると4人組みだけど、実際ライブには3人しかいなかった。後々調べてみると1人抜けてしまっているようで、4人でのライブも見てみたかったなというのが正直な感想でもある。
The Morning Benders performing "Excuses" on KCRW
隣のステージにてTDCCを待ちながらYelleを見る。これも音源聴いた感じとは全然違う印象を受けた。ほんとストレートなバキバキのエレクトロポップって感じ。女性ボーカルもパワーがあっていい。やっぱり何でもかんでもCDだけで判断してはいかんね。ライブにこそ本質アリだよ。
■Two Door Cinema Club
昨年のサマーソニックでもソニックステージへ登場し、鮮烈なデビューを飾ったTDCCが半年振りに日本へ来日!1年間世界中を回ってどれだけ力を付けてきたか楽しみである。
セットリストは以下
Cigarettes In The Theatre
Undercover Martyn
Do You Want It All?
This Is The Life
Something Good Can Work
Costume Party
You're Not Stubborn
Eat That Up, It's Good For You
What You Know
Come Back Home
I Can Talk
曲の前後は多少あるけど去年とほぼ同じセットリスト。笑
ただ世界中色んなところで演奏してきただけはあって、演奏が格段によくなっているなと感じた。盛り上げどころはわかっているし、同じ曲でも明らかに成熟味が増してる。観客の数も明らかに去年より多いし、人気もついてきたイメージ。曲を始めるたびに歓声が上がるし、よく盛り上がってた!Do You Want It AllやI Can Talkなどキラートラックも多いし、かなりいいパフォーマンスだったと思う。次回は是非、新作を携えてきて戻ってきてほしいな!
TWO DOOR CINEMA CLUB | I CAN TALK (LIVE)
■Friendy Fires
Yelle⇒TDCC⇒FFsと続くハイパーダンスタイムのマウンテンステージ。ダンスタイムの最後に出てきたのは2ndアルバムも絶好調のFriendy Fires!!ダンスポップが好きな自分にとっては見ない手はない!!そんなFFsのステージが開幕!
セットリストは以下
Lovesick
Jump In The Pool
Blue Cassette
On Board
Live Those Days Tonight
Skeleton Boy
Hurting
Pull Me Back To Earth
Hawaiian Air
Paris
Kiss Of Life
1曲目Lovesickからボーカルのテンションがヤバイ。笑いきなり観客席に降り立ち客席ど真ん中で腰をクネらせながら踊り狂っている。これまだ1曲目だけど体力大丈夫か?とか思ってたら、案の定疲れきってステージに上れない様子。スタッフに支えられて何とかステージへ。もうこの時点でかなり凄い奴らだなと感じていたが、ここからが本当に凄かった。セットリストは踊れ!と言わんばかりにヒットチューンの連打!!バキバキのシンセサウンドというわけではないけれど、リズミカルなグルーヴ感に自然と踊らされる。後半どの曲か忘れてしまったけど、ボーカルが再び客席へ降り立ち、今度は客席へダイブ!
観客にもみくちゃにされながらもモッシュピットで踊り狂いながら唄っているww完全に盛り上げ役の特攻隊長だなー。
ラストには代表曲のParisからKiss Of Lifeへ。ここの観客の盛り上がり方は半端じゃなかった。呼応するかのようにFFsの演奏スピードが増していった。演奏力もあるし、盛り上げるのもうまいし(ただ客席に突っ込むだけだけど)、とっても面白いライブだった。是非また見たい!と思わせるような素晴らしいショウだった。
Friendly Fires - Live Those Days Tonight (Lightbox Session)
■Little Barrie
バーリー先生率いるリトルバーリーが何年ぶりかのサマソニへ帰還!今年の3月に震災があった後でも4月には来日公演を行ってくれた、日本が愛すべきバンド!バーリーはプライマルでもサポートギターを弾いていて強行日程の中でも無事に出演。そんなLittle Barrieの全力パフォーマンスのために柵前2列目ゲット!しっかし、なんだかギターが機材トラブルの模様。ノイズが走っている感じ...不安だわ。トラブルで多少押した感じだったけど無事に始まった!
セットリストは以下
1.Surf Hell
2.Twisted Little Blades
3.Does The Halo Rust?
4.How Come
5.Money in Paper
6.Now We're Nowhere
7.Tip It Over
8.I Can't Wait
9.Love You
10.New Diamond Love
多分こんな感じ...
新作以外では2ndのLove Youしかやってなかった気がする。しかしライブは最高だった。新作の1曲目を飾るSurf Hellからスタート。いきなりのロックンロールナンバーにギターをかき鳴らすバーリー先生。それにしても入れ替わった他のメンバーも中々いい。特にドラム。スティービーハウの息子らしい。なんというかデイブグロールみたいなパワー系ドラム。勢いがあって大変いい。なんというか観客が静かで、盛り上がってるのオレだけじゃね?とか思う場面もあったけど、Now We're Nowhereなんかではコール&レスポンスも出来ていたしLove Youでは合唱も起こってた。なんだよ、もっと騒げばいいじゃん。笑
途中にはやはり不安があったギタートラブル再発。これからギターソロ!というところで、なんとアンプから音が出ない事態に。曲間を必死に繋ぐドラム&ベース。トラブルが解決しバーリー先生が鬼神の如きギターソロを披露。もう観客も大歓声すぎて、なんか昇天しそうになった。ラストにはNew Diamond Loveを披露。「たった3ワードで一緒に歌える歌なんだ。みんなも歌ってくれよ。」だと。観客も大合唱で答える中、最後のギターソロでバーリー先生が遂にステージから降りてきた。なんと自分の目の前でスーパーギターソロ。もうやめて。泣いてしまいそう。最初から最後までロックンロールを突き通したLittle Barrie。この日のここまでのベストアクトであることは間違いなかった。ありがとうバーリー。
LITTLE BARRIE SURF HELL live LONDON
Little Barrieが終わった後は興味本位でX Japanでも見ようかなんて思ってたが、マリン周辺の人の数に圧倒されてやめた。恐らく史上最高に人がいた感じだった。03のRadioheadのときよりも。とりあえず、メッセまでバスで帰りメシを食べようと思ったのだが、ここで驚愕する。メッセの中に驚くほど人がいない。ここ2日間で最も人が少ない瞬間だったと思う。グッズ売り場には1人も並んでないし(売り切れも多かったけど)メシも一瞬で買えるレベルだった。メッセ内快適すぎてビックリしたけど、ここぞとばかりにSuedeのTシャツとCD数枚ゲット。X Japanの集客力を改めて思い知った瞬間だった。
と。ここで気がついたことがある。朝見たとき20人しかいなかったIsland Stageは一体どうなってるのだろうか?
はい出ました。観測史上最高。客5人。
ちゃんと数えたので間違いない。逆にわざわざ日本まで来たアーティストがかわいそすぎる。もっとどうにかなっただろうクリマンさん。
ひとしきりメッセ内を堪能してSuedeシャツに着替えて、まだ時間があったのでマウンテンステージへ行く。PiL10分前だけど人がいなすぎて焦った。おまえら正気か。レッチリなんてそこまでの価値ないぞ。とはいえ自分もSuede目当てなのでジョンライドン様を拝んだら移動する予定だったけど。いやそれにしても素晴らしい。ファンがやけくそ気味に盛り上がってる。そんな中でもPiLは全力パフォーマンス。なんか凄く好きになったぞライドン様。
2曲ほど見てからSuede最前線確保に向けて移動開始。PiLで最前線で地蔵になってた奴らは恐らく少女時代のファンだろう。なんか残念。途中ではマリンを移すモニターでレッチリが演奏中。By The Wayとかやってたので少し足を止めたが、なんかイマイチだったのでものの数分でその場を立ち去る。やはりレッチリは捨てて正解だった。
■Suede
歴史に残るライブを見た。そういったらこのライブの凄さが少しは伝えられるだろうか。2010年のチャリティーコンサートでの再結成を皮切りに世界ツアーを始めたSuedeそんな彼らが再結成後、最初で最後の日本公演を行う。実に8年ぶりの来日だ。ブレットいわく再結成はそう長くは続かない。日本への来日は最初で最後になるということらしい。
セットリストは以下
The Drowners
She
Trash
Filmstar
Animal Nitrate
To The Birds
The Wild Ones
We Are The Pigs
Killing Of A Flashboy
Can't Get Enough
Everything Will Flow
Pantomime Horse
So Young
Metal Mickey
Heroine
New Generation
Beautiful Ones
Encore:
Saturday Night
序盤の名曲乱打に泣いた。8年前に来日していたとはいえ、当時Suedeを全然知らなかったし、これが最初で最後と言われてしまったら、そりゃファン暦浅い僕でも泣いてしまうでしょう。She→Trash→Filmstar→Animal Nitrateで観客もブレットの煽りに答えるような大合唱。レッチリの裏だったせいか、ホンモノのSuedeファンしかいないこの空間で最高の環境を作り出せている。お世辞にも人が多かったとは言えないが素晴らしい盛り上がりだったと思う。
観客の空気を感じ取ったのかブレットも度々観客席に下りてきて観客の目の前での大熱唱。大体の曲で合唱が起こるという異例の盛り上がりを見せる中、遂にライブは終盤を迎える。PiLから流れてきたのか、それともSuedeが醸しだす魅力に誘われたのか、観客も最初とは比べ物にはならないほどに。最初はゆとりがあった空間もモッシュピット化。凄まじいまでの盛り上がりに感動した。本編のラストには超名曲Beautiful Onesを!!ブレットが煽れば観客も答える!泣きのギターメロディに悶えっぱなし。マジで言うことなし。最高のライブだった。
演奏が終わってSuedeが下がっても歓声は鳴り止まない。歓声が止まないどころか更に加速していく。そんな大歓声に誘われてSuede再登場。アンコールに披露したのは...もはやイントロで腰砕けた。Saturday Night!!まさか日曜の夜にやってくれるなんてww
本当に素晴らしいライブだった。僕はライブが終わってから帰るまで、いつまでもあの残響の余韻に浸っていた。とても楽しみにしていたライブだった
けど、ここまでのものだなんて想像もつかなかった。これがラストだなんて到底信じがたい。そのクオリティーをもう一度どこかで見せてくれると僕は信じたい。
ただ次の日家に帰ってから衝撃的なニュースを聴いた。「Suede新作製作へ着手!!」マジで願っても無いグッドニュース。もしかしたらまたSuedeを見るチャンスが来るかもしれない。そんな日が来ることを信じて、僕はまたSuedeを聴き続けることとしよう。
Suedeを見るまではLittle Barrieがこの日のベストアクトだったけど、さくっと超えていった。SuedeのライブはThe Musicのラストライブと並んでこの夏のベストアクトになったと思う。
Suede - Beautiful Ones - Live in Tokyo 1999
サマーソニック本当に来て良かった。どんなクソイベントだろうとアーティストはホンモノ。
やはりライブでしか感じられない何かがそこにはある。クソイベンターだろうと、大物バンドを呼ぶコネクションがあるのだからやはり侮れないというか崇めるべき。クリマンさん、改善点は死ぬほどあるけど、来年もいいアーティストをお願いします。
出来ればArcade Fireを呼んでくだしあ。まぁでも最悪Kasabianでもいい。
僕の夏フェスはもう1つ。もはや残暑フェスだけどMetamorphoseが待っている。あの山の中でFlaming Lpsを見て幸せな気分に浸ろうと思う。
そしたら後は死んでもいいさ。
前回の日記でも書いておりますが、サマーソニックに行ってきました。
2日目のレビューでも書いてやろうかと思ってます。ええ。ちょっと長いので時間がある時にでも読んでやってください。ええ。
サマソニ2日目は完全にソロで参戦です。ぼっちです。友達いません。それでも全力で楽しめるのが自分のいいところだと思ってます。リア充みんな吹き飛べ。
2日目も相変わらずいい天気で、とにかく外は暑かった印象です。マキシマムザホルモンやらX Japanの影響でマリン側は激込みするだろうと予測していたので、2日目は出来るだけ外に出ないという謎の目標を立てていました。
そんな私の2日目のライブ参戦レビューです。わたくし基本的にのんびりしているので、朝一からガツガツとはいきません。11時ごろに幕張メッセへと到着し、まずは朝ごはんとばかりに腹ごしらえ。またもRainbow Stage横の静岡茶屋で冷茶を飲む。これほんとウマイ。暇だったのでIsland Stageを覗いてみたら演奏中にもかかわらず客が20人くらいしかませんでした。Asian Calling(台中韓)とかどの層に需要あるんだよ。完全にいらないステージって感じです。
■The Morning Benders
トイレでモーニングベンダー(朝便)してたら、最初の1曲見逃しました。食事中の人とかいたらすいません。渾身のギャグですが死んで詫びます。いや、ってゆーか凄くかっこいいバンドだった。
以下セットリスト
Wet Cement
Promises
Boarded Doors
Cold War
Dreams
Stitches
Waiting For A War
All Day Day Light
Excuses
CD音源と全然違うイメージ。個人的にCD音源はUSインディーポップってイメージが強かったけど、ライブでは意外?にもノイジーなギターが凄く目立ってた。静かで幽玄な立ち上がりから、マイブラを匂わせるような極上のノイズポップへと様変わりする。と思いきや現代風のダンスポップな曲もあったりと色んな側面を見せてくれる。メロディーにも非凡な才能を感じるし、今後非常に期待が持てるなと思った。
しかしジャケ写見ると4人組みだけど、実際ライブには3人しかいなかった。後々調べてみると1人抜けてしまっているようで、4人でのライブも見てみたかったなというのが正直な感想でもある。
The Morning Benders performing "Excuses" on KCRW
隣のステージにてTDCCを待ちながらYelleを見る。これも音源聴いた感じとは全然違う印象を受けた。ほんとストレートなバキバキのエレクトロポップって感じ。女性ボーカルもパワーがあっていい。やっぱり何でもかんでもCDだけで判断してはいかんね。ライブにこそ本質アリだよ。
■Two Door Cinema Club
昨年のサマーソニックでもソニックステージへ登場し、鮮烈なデビューを飾ったTDCCが半年振りに日本へ来日!1年間世界中を回ってどれだけ力を付けてきたか楽しみである。
セットリストは以下
Cigarettes In The Theatre
Undercover Martyn
Do You Want It All?
This Is The Life
Something Good Can Work
Costume Party
You're Not Stubborn
Eat That Up, It's Good For You
What You Know
Come Back Home
I Can Talk
曲の前後は多少あるけど去年とほぼ同じセットリスト。笑
ただ世界中色んなところで演奏してきただけはあって、演奏が格段によくなっているなと感じた。盛り上げどころはわかっているし、同じ曲でも明らかに成熟味が増してる。観客の数も明らかに去年より多いし、人気もついてきたイメージ。曲を始めるたびに歓声が上がるし、よく盛り上がってた!Do You Want It AllやI Can Talkなどキラートラックも多いし、かなりいいパフォーマンスだったと思う。次回は是非、新作を携えてきて戻ってきてほしいな!
TWO DOOR CINEMA CLUB | I CAN TALK (LIVE)
■Friendy Fires
Yelle⇒TDCC⇒FFsと続くハイパーダンスタイムのマウンテンステージ。ダンスタイムの最後に出てきたのは2ndアルバムも絶好調のFriendy Fires!!ダンスポップが好きな自分にとっては見ない手はない!!そんなFFsのステージが開幕!
セットリストは以下
Lovesick
Jump In The Pool
Blue Cassette
On Board
Live Those Days Tonight
Skeleton Boy
Hurting
Pull Me Back To Earth
Hawaiian Air
Paris
Kiss Of Life
1曲目Lovesickからボーカルのテンションがヤバイ。笑いきなり観客席に降り立ち客席ど真ん中で腰をクネらせながら踊り狂っている。これまだ1曲目だけど体力大丈夫か?とか思ってたら、案の定疲れきってステージに上れない様子。スタッフに支えられて何とかステージへ。もうこの時点でかなり凄い奴らだなと感じていたが、ここからが本当に凄かった。セットリストは踊れ!と言わんばかりにヒットチューンの連打!!バキバキのシンセサウンドというわけではないけれど、リズミカルなグルーヴ感に自然と踊らされる。後半どの曲か忘れてしまったけど、ボーカルが再び客席へ降り立ち、今度は客席へダイブ!
観客にもみくちゃにされながらもモッシュピットで踊り狂いながら唄っているww完全に盛り上げ役の特攻隊長だなー。
ラストには代表曲のParisからKiss Of Lifeへ。ここの観客の盛り上がり方は半端じゃなかった。呼応するかのようにFFsの演奏スピードが増していった。演奏力もあるし、盛り上げるのもうまいし(ただ客席に突っ込むだけだけど)、とっても面白いライブだった。是非また見たい!と思わせるような素晴らしいショウだった。
Friendly Fires - Live Those Days Tonight (Lightbox Session)
■Little Barrie
バーリー先生率いるリトルバーリーが何年ぶりかのサマソニへ帰還!今年の3月に震災があった後でも4月には来日公演を行ってくれた、日本が愛すべきバンド!バーリーはプライマルでもサポートギターを弾いていて強行日程の中でも無事に出演。そんなLittle Barrieの全力パフォーマンスのために柵前2列目ゲット!しっかし、なんだかギターが機材トラブルの模様。ノイズが走っている感じ...不安だわ。トラブルで多少押した感じだったけど無事に始まった!
セットリストは以下
1.Surf Hell
2.Twisted Little Blades
3.Does The Halo Rust?
4.How Come
5.Money in Paper
6.Now We're Nowhere
7.Tip It Over
8.I Can't Wait
9.Love You
10.New Diamond Love
多分こんな感じ...
新作以外では2ndのLove Youしかやってなかった気がする。しかしライブは最高だった。新作の1曲目を飾るSurf Hellからスタート。いきなりのロックンロールナンバーにギターをかき鳴らすバーリー先生。それにしても入れ替わった他のメンバーも中々いい。特にドラム。スティービーハウの息子らしい。なんというかデイブグロールみたいなパワー系ドラム。勢いがあって大変いい。なんというか観客が静かで、盛り上がってるのオレだけじゃね?とか思う場面もあったけど、Now We're Nowhereなんかではコール&レスポンスも出来ていたしLove Youでは合唱も起こってた。なんだよ、もっと騒げばいいじゃん。笑
途中にはやはり不安があったギタートラブル再発。これからギターソロ!というところで、なんとアンプから音が出ない事態に。曲間を必死に繋ぐドラム&ベース。トラブルが解決しバーリー先生が鬼神の如きギターソロを披露。もう観客も大歓声すぎて、なんか昇天しそうになった。ラストにはNew Diamond Loveを披露。「たった3ワードで一緒に歌える歌なんだ。みんなも歌ってくれよ。」だと。観客も大合唱で答える中、最後のギターソロでバーリー先生が遂にステージから降りてきた。なんと自分の目の前でスーパーギターソロ。もうやめて。泣いてしまいそう。最初から最後までロックンロールを突き通したLittle Barrie。この日のここまでのベストアクトであることは間違いなかった。ありがとうバーリー。
LITTLE BARRIE SURF HELL live LONDON
Little Barrieが終わった後は興味本位でX Japanでも見ようかなんて思ってたが、マリン周辺の人の数に圧倒されてやめた。恐らく史上最高に人がいた感じだった。03のRadioheadのときよりも。とりあえず、メッセまでバスで帰りメシを食べようと思ったのだが、ここで驚愕する。メッセの中に驚くほど人がいない。ここ2日間で最も人が少ない瞬間だったと思う。グッズ売り場には1人も並んでないし(売り切れも多かったけど)メシも一瞬で買えるレベルだった。メッセ内快適すぎてビックリしたけど、ここぞとばかりにSuedeのTシャツとCD数枚ゲット。X Japanの集客力を改めて思い知った瞬間だった。
と。ここで気がついたことがある。朝見たとき20人しかいなかったIsland Stageは一体どうなってるのだろうか?
はい出ました。観測史上最高。客5人。
ちゃんと数えたので間違いない。逆にわざわざ日本まで来たアーティストがかわいそすぎる。もっとどうにかなっただろうクリマンさん。
ひとしきりメッセ内を堪能してSuedeシャツに着替えて、まだ時間があったのでマウンテンステージへ行く。PiL10分前だけど人がいなすぎて焦った。おまえら正気か。レッチリなんてそこまでの価値ないぞ。とはいえ自分もSuede目当てなのでジョンライドン様を拝んだら移動する予定だったけど。いやそれにしても素晴らしい。ファンがやけくそ気味に盛り上がってる。そんな中でもPiLは全力パフォーマンス。なんか凄く好きになったぞライドン様。
2曲ほど見てからSuede最前線確保に向けて移動開始。PiLで最前線で地蔵になってた奴らは恐らく少女時代のファンだろう。なんか残念。途中ではマリンを移すモニターでレッチリが演奏中。By The Wayとかやってたので少し足を止めたが、なんかイマイチだったのでものの数分でその場を立ち去る。やはりレッチリは捨てて正解だった。
■Suede
歴史に残るライブを見た。そういったらこのライブの凄さが少しは伝えられるだろうか。2010年のチャリティーコンサートでの再結成を皮切りに世界ツアーを始めたSuedeそんな彼らが再結成後、最初で最後の日本公演を行う。実に8年ぶりの来日だ。ブレットいわく再結成はそう長くは続かない。日本への来日は最初で最後になるということらしい。
セットリストは以下
The Drowners
She
Trash
Filmstar
Animal Nitrate
To The Birds
The Wild Ones
We Are The Pigs
Killing Of A Flashboy
Can't Get Enough
Everything Will Flow
Pantomime Horse
So Young
Metal Mickey
Heroine
New Generation
Beautiful Ones
Encore:
Saturday Night
序盤の名曲乱打に泣いた。8年前に来日していたとはいえ、当時Suedeを全然知らなかったし、これが最初で最後と言われてしまったら、そりゃファン暦浅い僕でも泣いてしまうでしょう。She→Trash→Filmstar→Animal Nitrateで観客もブレットの煽りに答えるような大合唱。レッチリの裏だったせいか、ホンモノのSuedeファンしかいないこの空間で最高の環境を作り出せている。お世辞にも人が多かったとは言えないが素晴らしい盛り上がりだったと思う。
観客の空気を感じ取ったのかブレットも度々観客席に下りてきて観客の目の前での大熱唱。大体の曲で合唱が起こるという異例の盛り上がりを見せる中、遂にライブは終盤を迎える。PiLから流れてきたのか、それともSuedeが醸しだす魅力に誘われたのか、観客も最初とは比べ物にはならないほどに。最初はゆとりがあった空間もモッシュピット化。凄まじいまでの盛り上がりに感動した。本編のラストには超名曲Beautiful Onesを!!ブレットが煽れば観客も答える!泣きのギターメロディに悶えっぱなし。マジで言うことなし。最高のライブだった。
演奏が終わってSuedeが下がっても歓声は鳴り止まない。歓声が止まないどころか更に加速していく。そんな大歓声に誘われてSuede再登場。アンコールに披露したのは...もはやイントロで腰砕けた。Saturday Night!!まさか日曜の夜にやってくれるなんてww
本当に素晴らしいライブだった。僕はライブが終わってから帰るまで、いつまでもあの残響の余韻に浸っていた。とても楽しみにしていたライブだった
けど、ここまでのものだなんて想像もつかなかった。これがラストだなんて到底信じがたい。そのクオリティーをもう一度どこかで見せてくれると僕は信じたい。
ただ次の日家に帰ってから衝撃的なニュースを聴いた。「Suede新作製作へ着手!!」マジで願っても無いグッドニュース。もしかしたらまたSuedeを見るチャンスが来るかもしれない。そんな日が来ることを信じて、僕はまたSuedeを聴き続けることとしよう。
Suedeを見るまではLittle Barrieがこの日のベストアクトだったけど、さくっと超えていった。SuedeのライブはThe Musicのラストライブと並んでこの夏のベストアクトになったと思う。
Suede - Beautiful Ones - Live in Tokyo 1999
サマーソニック本当に来て良かった。どんなクソイベントだろうとアーティストはホンモノ。
やはりライブでしか感じられない何かがそこにはある。クソイベンターだろうと、大物バンドを呼ぶコネクションがあるのだからやはり侮れないというか崇めるべき。クリマンさん、改善点は死ぬほどあるけど、来年もいいアーティストをお願いします。
出来ればArcade Fireを呼んでくだしあ。まぁでも最悪Kasabianでもいい。
僕の夏フェスはもう1つ。もはや残暑フェスだけどMetamorphoseが待っている。あの山の中でFlaming Lpsを見て幸せな気分に浸ろうと思う。
そしたら後は死んでもいいさ。