何百年ぶりかのべきちゃんブログ更新やで!!
っていうかちゃんとブログ書くの久しぶりすぎて、そもそもブログのアカウント残ってんのか?って不安になるくらい放置してました。だって書くのめんどくせーんだもん。(じゃあやめろよ)
ということでね、今回は行ってきたんですよ。Yogee New WavesのBluemin'Days Tourの名古屋公演!
邦楽バンドの単独ライブなんて何年振りだろう…?と、真面目に思い出せないくらい個人的には滅多に行かないものでしたが、結果的にはこれからも不定期にいくことになりそうだなと感じるくらいに、このYogee New Wavesというバンドにハマってしまっています。
一昨年の暮れくらいに彼らの1stアルバムを聴き、徐々にハマり始めて、昨年発表された名盤の2ndで虜になり、その後フェスでライブを見てどハマりし、遂には今回単独ライブに行くくらい気に入ってしまった次第です。
で、そのライブがめっちゃよかったんですよー。これは久しぶりに文章としてしたためた上でレビューを書き起こしておかないと気が済まないと思い、この投稿に至ったわけですハイ。いや早くレビュー書けやって感じですよね。でもちょっと待って。その間に簡単にヨギーについて説明しますわ。
Yogee New Wavesは日本の4人組所謂シティポップバンドで、80~90年代に流行した例えばフリッパーズギターとかピチカートファイブ、今でも活躍しているけどサニーデイサービスみたいな最先端(当時の)でオシャレなポップスといった音楽性がある。現代の有名どころではサチモスとかと比較されることもあるらしいけど、ヨギーの方が熱量があってギターロック寄りな印象が強い。言い方は悪いけどオシャレなのに暑苦しい感じ。若干昭和テイストな楽曲や歌声が逆に受けがいいんだろうなという印象。2018年3月からは満を持してメジャーデビューし、これからの更なる飛躍が期待されるバンドである。
ってことで、ここからがやっとライブレビュー。
この日の名古屋公演はダイヤモンドホールで、キャパシティ800人超のライブハウス。洋楽で言えば中堅クラスといったところだろう。もちろん日本人バンドでもここを埋めるのは容易ではないと思うが、結成5年弱でここまでたどり着いてしまう彼らの実力は底知れないなと思う。
本ツアーは新作EPを携えてのツアーということで、セットリスト的にも大きな変化は起こらないベストヒット的な雰囲気で来るんだろうな~、という淡い期待を抱きながらライブに臨んだ。与太話ではあるが、先日に膝を故障した影響で少し後方から眺める感じでライブを楽しむことに。
開演予定時間を10分くらい過ぎたころだったか。場内が暗転すると共にSEがかかると、ベースアンプの上に置かれたバンドロゴだけがボウっと光り浮かび上がる。ほぼ同時にメンバーがステージに登場すると待ってましたとばかりに大歓声で迎える客席。こんなに人気のあるバンドだったのかと再認識させられた。
SEを流したままたっぷりと時間を使ってチューニングとメンバー同士のアイコンタクトを経て、ついに開演した1曲目はなんと2ndアルバムのリード曲"World is Mine"からのスタート。ゆったりとした雰囲気から一気にロックソングへ転調するこの曲。いきなりのアンセムソングに場内も一瞬でヒートアップした模様だ。
勢いそのままに2ndアルバムから"Fantasic Show"と"Ride On Wave"を立て続けに披露。後者ではもはや恒例なのだろうか、曲の後半でシンガロングが巻き起こるほどの熱狂っぷりだ。私自身も膝痛めていたことを忘れて踊り狂ってしまった。
ここらで健悟くんの「来てくれてありがとう」的なMCを挟み、続いては新作EPから"Boyish"という新曲と、まだ春なのに1stから"Summer"を披露。立てノリなのか横揺れなのか絶妙な曲調で、観客各々がそれぞれやりやすいように楽しめるのが彼らの魅力のひとつでもあるだろう。とか感じてる間に彼ら1番の高速ナンバー"Dive into the Honeytime"を投下。こんなの踊るしかないとばかりに自然と身体を動かされてしまう。ここまでがまさに1stセットといったところだろう。
ここからの彼らが本当にすごかった。彼ら本来の魅力はポップスのみにあらず、バラード調の楽曲に真骨頂があると強く感じさせられた。
まずは"Hello Ethiopia"のゆったりした展開から激情を揺さぶるかのような大サビの展開にグッと心を掴まれ、続いての"C.A.M.P"では目を瞑れば景色が鮮明に思い浮かぶほどの表現力に圧倒される。
そして、こんな中盤で彼らの代表曲ともいえる"Climax Night"をさらっと演奏してしまうのも何とも「らしい」というべきか。更にはフェスではラストソング定番化していた"How Do You Feel?"まで。言葉で表現するのが難しいが、楽曲の説得力がすごいなと。ここまで静かに聞き惚れることの出来るバンドもそうそう多くはない。
いわば2ndセットの締めは新曲"Summer of Love"のバンドアレンジバージョン。EPにソロバージョンが収録されていたが、このバンドアレンジが絶妙にかっこいい。是非とも次作に収録してもらいたい1曲だ。\未知との遭遇!/
メンバー全員での雑談的なMCを挟み、ここからが終盤戦というべき3rdセット。「いいライブしているときは喋りたくないんだよね」という健悟くんの言葉通り、本当にいいライブをしていたと思う。
怒涛の終盤に向け、まずは新作EPのリード曲"Bluemin'Days"でスタート。春の訪れを爽やかに感じさせてくれる彼ららしいナンバーだ。
続けては個人的には遂にキター!と叫ぶくらい1番のお気に入りのナンバーである"Like Sixteen Candles"を演奏。ラストのサビで感情を爆発させるがごとく盛り上がっていく展開には鳥肌が全開になった。
続いてはもう最終盤なのだろう、初期の名曲"Good Bye"を披露。この曲はライブになるとギター音が全面に立つアレンジをしていて、彼らの楽曲の中でも特別ライブ映えする1曲だなと感じる。場内がどんどんと熱量を帯びていくのがよくわかるくらい前方エリアはジャンプモッシュの応酬状態だった。
本編ラストを飾るのは、先日映画の主題化にも使用されていた"Sayonaramata"を披露。熱の上がりきった会場をクールダウンさせるかのようなクラシックギターの音色が美しい1曲。こういった雰囲気で締めても盛り下がらないのが凄いなぁ…なんて感心しているうちに本編が終了。素晴らしいライブである。
こんな雰囲気で終われるわけないだろう?とでも言いたげな観客のアンコールクラップに答えてメンバーはすぐに再登場。
アンコール1曲目は「少し落ち着けよ」といったメッセージか、新作EPのバラードソング"Prism Heart"で再スタート。ギターリフがとてもセクシーな1曲に聞き惚れてしまう。
「もうあと2曲で終了だよ」というMCに残念だなぁと惜しんでいると、1stアルバム1曲目から"Megumi no Amen"を披露。この切ない雰囲気の曲がライブ終盤の心情に重なるようで心に突き刺さる。
ラストソングは待ってましたの1曲で、私自身が彼らにハマるきっかけとなった必殺ソング"Dreamn'Boy"を演奏!もちろん私だけでなく会場のファンみんなが待っていたのだろう、最初の歌いだし時点でみんなが両手を掲げ、更にはシンガロングまで巻き起こっていたほどだ。ラストのサビではギターの弦を切ってしまった健悟くんが、有り余った感情を爆発させるかのように、ハンドマイクで絶叫しながら歌い上げ、勢いそのままに客席へダイブ。もっとおしゃれでクールなイメージだったのに、こんな泥臭いパフォーマンスしちゃうんだと、感動を覚えると同時に驚異さを感じる瞬間だった。まさに圧巻の一言だ。
Yogee New Wavesセットリスト(20180414)
<set1>
1.World is Mine
2.Fantasic Show
3.Ride on Wave
4.Boyish
5.Summer
6.Dive Into the Honeytime
<set2>
7.Hello Ethiopia
8.C.A.M.P
9.Climax Night
10.How Do You Feel?
11.Summer of Love
<set3>
12.Bluemin'Days
13.Like Sixteen Candles
14.Good Bye
15.Sayonaramata
<Encore>
16.Prism Heart
17.Megumi no Amen
18.Dreamin'Boy
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いやはや凄いライブを見た。これを書いてる今の今まで余韻を引きずっているほどに。去年何度かフェスで見た彼らのパフォーマンスからも明らかなレベルアップが感じ取れるくらいパワーのあるライブだった。
正直なことを言えば、私自身、数年前まで洋楽至上主義で邦楽バンドを見下していた面があったのだが、まさに革命ともいえるくらい衝撃を受けたライブパフォーマンスだった。きっと彼らだけではなく、知らないだけでまだまだこんなアーティストはたくさんいるのだろうなと悔しい思いも少し感じる。
って感じです。いかがでしたでしょうか。
正直なこと言うと興奮しててあんまり思い出せない部分もありますが、そのくらいにいいライブをしてたんだなと感じます。もう早く次のYogee New Wavesのライブに行きたい!と思わされるくらいに感情揺さぶられてしまいました。
いやーえらいぞ自分。よく書ききった!いつか気が向いたらまた書きます。
それではまたいつの日か~。
っていうかちゃんとブログ書くの久しぶりすぎて、そもそもブログのアカウント残ってんのか?って不安になるくらい放置してました。だって書くのめんどくせーんだもん。(じゃあやめろよ)
ということでね、今回は行ってきたんですよ。Yogee New WavesのBluemin'Days Tourの名古屋公演!
邦楽バンドの単独ライブなんて何年振りだろう…?と、真面目に思い出せないくらい個人的には滅多に行かないものでしたが、結果的にはこれからも不定期にいくことになりそうだなと感じるくらいに、このYogee New Wavesというバンドにハマってしまっています。
一昨年の暮れくらいに彼らの1stアルバムを聴き、徐々にハマり始めて、昨年発表された名盤の2ndで虜になり、その後フェスでライブを見てどハマりし、遂には今回単独ライブに行くくらい気に入ってしまった次第です。
で、そのライブがめっちゃよかったんですよー。これは久しぶりに文章としてしたためた上でレビューを書き起こしておかないと気が済まないと思い、この投稿に至ったわけですハイ。いや早くレビュー書けやって感じですよね。でもちょっと待って。その間に簡単にヨギーについて説明しますわ。
Yogee New Wavesは日本の4人組所謂シティポップバンドで、80~90年代に流行した例えばフリッパーズギターとかピチカートファイブ、今でも活躍しているけどサニーデイサービスみたいな最先端(当時の)でオシャレなポップスといった音楽性がある。現代の有名どころではサチモスとかと比較されることもあるらしいけど、ヨギーの方が熱量があってギターロック寄りな印象が強い。言い方は悪いけどオシャレなのに暑苦しい感じ。若干昭和テイストな楽曲や歌声が逆に受けがいいんだろうなという印象。2018年3月からは満を持してメジャーデビューし、これからの更なる飛躍が期待されるバンドである。
ってことで、ここからがやっとライブレビュー。
この日の名古屋公演はダイヤモンドホールで、キャパシティ800人超のライブハウス。洋楽で言えば中堅クラスといったところだろう。もちろん日本人バンドでもここを埋めるのは容易ではないと思うが、結成5年弱でここまでたどり着いてしまう彼らの実力は底知れないなと思う。
本ツアーは新作EPを携えてのツアーということで、セットリスト的にも大きな変化は起こらないベストヒット的な雰囲気で来るんだろうな~、という淡い期待を抱きながらライブに臨んだ。与太話ではあるが、先日に膝を故障した影響で少し後方から眺める感じでライブを楽しむことに。
開演予定時間を10分くらい過ぎたころだったか。場内が暗転すると共にSEがかかると、ベースアンプの上に置かれたバンドロゴだけがボウっと光り浮かび上がる。ほぼ同時にメンバーがステージに登場すると待ってましたとばかりに大歓声で迎える客席。こんなに人気のあるバンドだったのかと再認識させられた。
SEを流したままたっぷりと時間を使ってチューニングとメンバー同士のアイコンタクトを経て、ついに開演した1曲目はなんと2ndアルバムのリード曲"World is Mine"からのスタート。ゆったりとした雰囲気から一気にロックソングへ転調するこの曲。いきなりのアンセムソングに場内も一瞬でヒートアップした模様だ。
勢いそのままに2ndアルバムから"Fantasic Show"と"Ride On Wave"を立て続けに披露。後者ではもはや恒例なのだろうか、曲の後半でシンガロングが巻き起こるほどの熱狂っぷりだ。私自身も膝痛めていたことを忘れて踊り狂ってしまった。
ここらで健悟くんの「来てくれてありがとう」的なMCを挟み、続いては新作EPから"Boyish"という新曲と、まだ春なのに1stから"Summer"を披露。立てノリなのか横揺れなのか絶妙な曲調で、観客各々がそれぞれやりやすいように楽しめるのが彼らの魅力のひとつでもあるだろう。とか感じてる間に彼ら1番の高速ナンバー"Dive into the Honeytime"を投下。こんなの踊るしかないとばかりに自然と身体を動かされてしまう。ここまでがまさに1stセットといったところだろう。
ここからの彼らが本当にすごかった。彼ら本来の魅力はポップスのみにあらず、バラード調の楽曲に真骨頂があると強く感じさせられた。
まずは"Hello Ethiopia"のゆったりした展開から激情を揺さぶるかのような大サビの展開にグッと心を掴まれ、続いての"C.A.M.P"では目を瞑れば景色が鮮明に思い浮かぶほどの表現力に圧倒される。
そして、こんな中盤で彼らの代表曲ともいえる"Climax Night"をさらっと演奏してしまうのも何とも「らしい」というべきか。更にはフェスではラストソング定番化していた"How Do You Feel?"まで。言葉で表現するのが難しいが、楽曲の説得力がすごいなと。ここまで静かに聞き惚れることの出来るバンドもそうそう多くはない。
いわば2ndセットの締めは新曲"Summer of Love"のバンドアレンジバージョン。EPにソロバージョンが収録されていたが、このバンドアレンジが絶妙にかっこいい。是非とも次作に収録してもらいたい1曲だ。\未知との遭遇!/
メンバー全員での雑談的なMCを挟み、ここからが終盤戦というべき3rdセット。「いいライブしているときは喋りたくないんだよね」という健悟くんの言葉通り、本当にいいライブをしていたと思う。
怒涛の終盤に向け、まずは新作EPのリード曲"Bluemin'Days"でスタート。春の訪れを爽やかに感じさせてくれる彼ららしいナンバーだ。
続けては個人的には遂にキター!と叫ぶくらい1番のお気に入りのナンバーである"Like Sixteen Candles"を演奏。ラストのサビで感情を爆発させるがごとく盛り上がっていく展開には鳥肌が全開になった。
続いてはもう最終盤なのだろう、初期の名曲"Good Bye"を披露。この曲はライブになるとギター音が全面に立つアレンジをしていて、彼らの楽曲の中でも特別ライブ映えする1曲だなと感じる。場内がどんどんと熱量を帯びていくのがよくわかるくらい前方エリアはジャンプモッシュの応酬状態だった。
本編ラストを飾るのは、先日映画の主題化にも使用されていた"Sayonaramata"を披露。熱の上がりきった会場をクールダウンさせるかのようなクラシックギターの音色が美しい1曲。こういった雰囲気で締めても盛り下がらないのが凄いなぁ…なんて感心しているうちに本編が終了。素晴らしいライブである。
こんな雰囲気で終われるわけないだろう?とでも言いたげな観客のアンコールクラップに答えてメンバーはすぐに再登場。
アンコール1曲目は「少し落ち着けよ」といったメッセージか、新作EPのバラードソング"Prism Heart"で再スタート。ギターリフがとてもセクシーな1曲に聞き惚れてしまう。
「もうあと2曲で終了だよ」というMCに残念だなぁと惜しんでいると、1stアルバム1曲目から"Megumi no Amen"を披露。この切ない雰囲気の曲がライブ終盤の心情に重なるようで心に突き刺さる。
ラストソングは待ってましたの1曲で、私自身が彼らにハマるきっかけとなった必殺ソング"Dreamn'Boy"を演奏!もちろん私だけでなく会場のファンみんなが待っていたのだろう、最初の歌いだし時点でみんなが両手を掲げ、更にはシンガロングまで巻き起こっていたほどだ。ラストのサビではギターの弦を切ってしまった健悟くんが、有り余った感情を爆発させるかのように、ハンドマイクで絶叫しながら歌い上げ、勢いそのままに客席へダイブ。もっとおしゃれでクールなイメージだったのに、こんな泥臭いパフォーマンスしちゃうんだと、感動を覚えると同時に驚異さを感じる瞬間だった。まさに圧巻の一言だ。
Yogee New Wavesセットリスト(20180414)
<set1>
1.World is Mine
2.Fantasic Show
3.Ride on Wave
4.Boyish
5.Summer
6.Dive Into the Honeytime
<set2>
7.Hello Ethiopia
8.C.A.M.P
9.Climax Night
10.How Do You Feel?
11.Summer of Love
<set3>
12.Bluemin'Days
13.Like Sixteen Candles
14.Good Bye
15.Sayonaramata
<Encore>
16.Prism Heart
17.Megumi no Amen
18.Dreamin'Boy
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いやはや凄いライブを見た。これを書いてる今の今まで余韻を引きずっているほどに。去年何度かフェスで見た彼らのパフォーマンスからも明らかなレベルアップが感じ取れるくらいパワーのあるライブだった。
正直なことを言えば、私自身、数年前まで洋楽至上主義で邦楽バンドを見下していた面があったのだが、まさに革命ともいえるくらい衝撃を受けたライブパフォーマンスだった。きっと彼らだけではなく、知らないだけでまだまだこんなアーティストはたくさんいるのだろうなと悔しい思いも少し感じる。
って感じです。いかがでしたでしょうか。
正直なこと言うと興奮しててあんまり思い出せない部分もありますが、そのくらいにいいライブをしてたんだなと感じます。もう早く次のYogee New Wavesのライブに行きたい!と思わされるくらいに感情揺さぶられてしまいました。
いやーえらいぞ自分。よく書ききった!いつか気が向いたらまた書きます。
それではまたいつの日か~。