蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

皮膚科 2

2018-10-12 23:32:44 | 徒然
本日、ママチャリを飛ばして、かなり遠くの皮膚科を再診しました。
玄関のドアのアームの調子を整えていたら、少し遅れて、先客万来状態でした。
待つことしばし、[今日は少し戻したな』とスマホの株式欄を見ていたら3番目でした。そうか、子供を連れてきた(それも2、3人)から、万来だったんです。
15分ほど待って診察室へ。
『どう』
『いや、どうでしょう?』
ジーンズを下げてむき出しに。
『あ、ようなってるやん』
え、先生関西出身?
『自分ではなかなか見えないんです』
『見てみいや』
先生が鏡を出します。皮膚科にはなんでも置いてあります。
『な、だいぶようなってるやろ』
『クスリはどう?変えようか?ベトベトするやれ』
『いえ、それほどは』
『そなら、今の薬でいいやろ。そんかし、1日一回、夜寝る前に塗ってください』
『わかりました。で、先生、薬を塗る時に指先に触れるポツンとしたものがあって、たまに痛いんです』
『どれ見せてミイ。あぁ、これな、すぐとったる。3回ほど通ってや』
そういうと、先生はすぐそばにあった(皮膚科はなんでもそばにある)大きな黄色い金属製の甕の蓋を開けます。もうもうと煙が立ちます。液体窒素です。先の尖ったピンセットで、ポツンとできたイボ?に液体窒素を塗ったピンセットの先で摘みます。
『これであと2回ほど来てや』
ひとつわかったのは、皮膚科の先生は、股間も素手で触るということです。
『で、チンチンの先はどうや?』
え、チンチン?
『先生、それ、私ではありません』
『あ、さよか。ほならまた』
先生はチンチンの先にポツリのある患者のことで、頭がいっぱいのようでした。今日の診察代は前回の倍でした。液体窒素が加算されていたのでしょう。でも、チンチンの先にポツンができたら驚きます。診察室の椅子からうつらないか、気になったので、入浴時にはファンガー石鹸で、ことさら丁寧に洗いました。
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2 コメント

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Unknown (呑兵衛あな)
2018-10-13 11:48:36
>ひとつわかったのは、皮膚科の先生は、股間も素手で触るということです。

医師試験では解剖が必須ですから、どこであろうと気にしていたら商売になりませんよ。
解剖をしなくとも成れる医師は歯医者だけでしょう。
また、良心的な老人ホームでは、ボケ気味老人について朝晩に股間の前後を洗うのは衛生上当然で作業で、介護士等の目にさらされるそうです。恥ずかしいなんて思っているのはNGらしていですよ
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素手 (蟷螂)
2018-10-13 12:31:58
皮膚科で素手で股間(正確には会陰部の両サイド)に触れまくりますね。以前のかかりつけの千●大出の医者は、分厚いゴム手袋必携でした。ラテックスアレルギーだったら大変です。手袋に慣れていたので驚いた次第です。
歯医者は解剖実習はあります。頭だけのこともあるようですが、基本は全身みたいです。倅の同級の歯科医の卵(6浪)に聞きました。でも、6浪の歯科医にはかかりたくありませんが。
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