今日、鑑定団でトヨタ2000GTのエンジンのみが鑑定され、500万円の値がつきました。
まぁ売り払っても200万くらいが相場でしょう。
実は蟷螂の学生時代の友人がこの車に乗っていて、助手席に乗せてもらったことがありました。
助手席に座ると空しか見えなかったことを思い出しました。
飲食業のボンボンで、アルファのスパイダー、最後にあった時はベンツ190に乗っていましたっけ。
蟷螂が免許を取ったのは30歳を超えた時、2000GTを見てカッコいいとは思わず、随分乗り心地が良くない車だと思った記憶があります。
ポルシェも一人いて、まだアパート暮らしをしている時、ポルシェで乗り付けてきましたが、それを見つけた近所のガキどもが騒いでいるのを窓から身を乗り出して『シッシッあっち行け』と怒鳴っていました。
元ガラス屋のシゲちゃんの愛車はサニー。
ところが首都高でスピードを出しすぎて一回転し、屋根がペチャンコになった愛車を運転して帰宅した武勇伝を聞かされたこともありました。
愚弟も免許は30歳オーバーで、合宿で取りました。
合宿免許の指導員はとても優しく、『今日は富士山でも見てみましょう』とかで、都会のど真ん中の教習所で若者の倍くらいの時間をかけて免許を取った蟷螂とは雲泥の差、ただそのために運転テクニックは蟷螂の方が100倍上手く、助手席に乗った愚母が余りのテクの差に驚いていましたっけ。
愚弟の最後の愛車は17万キロ走ったレガシー。
緑内障を発症したため廃車にしています。
昨日免許を取ったと思ったら、もう返納がチラつく歳になって、浦島伝説は実話だと思いました。
それにしてもあの2000GTの彼は元気にしているかな?
バブルの時に二桁億円で土地を売却し、悠々自適の生活をしていると人伝に聞きましたが。
ところで『007は2度死ぬ』の2000GTが疾走するシーンで、一瞬実家のかどが写っていました。
急カーブを曲がるシーンなのですが、いま、何度見返してもそのシーンが出てきません。
おそらく日本語吹き替え時にカットされたのでしょう。