エアコン買うなら

自動お掃除機能のないものがいい。なぜならば、自動お掃除機能が付いていても、カビ防止機能があっても役に立たず、そのお掃除機能を過信すると、蟷螂のように肺に疾患を抱えてしまう。また、なぜ自動お掃除機能がない方がいいかといえば、エアコンのクリーニングをダスキンなどに依頼すると、割高になり、クリーニング業者によっては断られてしまうこともある。これはエアコン内部の構造的なものだ。
それと加湿器、あるいは加湿機能の付いている空気清浄器。
これもカビの温床になりやすい。ひとたび呼吸器がカビに痛めつけられると、原因のわからない風邪ということで薬を服用し続けて、身体を壊すことは必定だ。
エアコンにお掃除機能が付いていなければ、フィルターを洗浄する都度に内部の点検もできる。
まぁ、理想は『カビの繁殖状況が分かるようにカバーの一部を透明にすること』だ。そうすればどんな鈍感な人間でも、滴るようなカビが目視できればクリーニングを依頼するだろうし、そうなると健康被害も少なくなり、なによりも『医療費の抑制に貢献できる』ことが大きい。

ひと夏に夏風邪と診断される人が10万人いたとして、ひとり1万円の医療費がかかるとしたら、10億円の余分な医療費がかかる。また、鼻炎様のアレルギー疾患も該当するし、再診もあれば、それ以上の医療費が税金を食う。
電機メーカーは『健康志向の消費者の逆手をとって商売をしている』のだ。
だが、もしその事実に消費者が気がつけば、アメリカにおける喫煙者のタバコ会社に対す訴訟どころではない、『大訴訟問題がいつ発生してもおかしくない』のだ。
非喫煙者であるにもかかわらず、肺を痛めつけられてはたまったものではない。