なんだか『あ』と言う間に終わった日本シリーズ、ソフトバンクが3連勝した時、昔のことを思い出しました。『◯◯より弱い』と言われて発奮した巨人が3連敗の後、4連勝したあの日本シリーズを。
でも、ソフトバンクにスキはなかったのです。
孫も、ウイーワークの悪夢を忘れて今夜は美酒(酒は飲まなかったか?)に酔うことでしょう。
やっぱり内川はチャンスに弱いですね。昔のWBCの走塁ミスがずっと頭にこびりついていて、いいイメージが全くなく、『えっ、ここで代打内川?』って思いました。
野球はプロでもアマでも高校野球でも、立て続けにエラーをするチームが負けます。今日のジャイアンツは絵に描いたようなそのパターン。オーナーの血圧、上がったろうなぁ。讀賣を定年退職したH君の血圧も(最近連絡ないけど元気かな)。
なんとなく買った米澤穂信の『満願』。最初の『夜警』はある程度読ませましたが、『死人宿』は矛盾だらけ。次の『柘榴』に至っては・・・
設定は単純で、それを無理やり複雑にして結論を結びつける。つまり、書き出しと結末を予め書いておいて、真ん中をつけたしてなんとか体裁を整える書き方はラノベ方式。随所で矛盾と破綻が出てきます。『ここはこう思わせたくてこう書いたんだろうな』と分かってしまうストーリーはストーリーテーラー失格です。最後にある表題の『満願』は弁護士ものらしいのですが、なんだか読みたくなくなってきました。
あ〜定価で買っても石黒耀の『死都日本』にすればよかった。ただ、長編を読む体力がなくなってきているのでしんどいかも。