蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って19年モットーは是々非々の団塊世代です。

田原町行き 雨漏りの悩み

2019-10-24 17:12:00 | 弁膜日記
今日、オムツ代を受け取りに台東区役所へ。
がっ!
同居人が浮かない顔で私の車に戻ってきました。
『保険証、忘れた』
仕方ないのでもう一度川を渡りました。戻る道がトラックの列。渋滞です。二往復した台東区役所へ行き、ようやく義母のオムツ代を受け取り多慶屋へ。同居人がプロポリスを買いたいと言うので。すると電話がかかってきました。
『リポビタンD飲む?』
『え?』
『ラグビー日本のリポビタンD、1本買うと1本おまけだって』
10本買ったので10本おまけについてきました。20本は重い。
それから田原町へ行きました。案の定、台風19号直後に取り替えたシートがしっとり濡れています。
う〜ん。やはり大工か。
田原町は築ん十年、そろそろ崩壊が始まっているのでしょうか?
とりあえず、かかりつけの棟梁(若棟梁)へショートメール。送れません。繋がらないので電話です。
『先の台風で雨漏りがして』
『いゃーいま、立て込んでいて』
百も承知です。でも、ほかに頼る術を知りません。明日も雨の予報です。一刻の猶予も許せません。
『そこをなんとか』
『いつ行けるかわからないけど』
お願いしますと電話を切り、床にビニールシート、新聞紙、スポンジなどを引き詰めます。事務所は2階にあり、1階の貸店舗に影響が出ることを恐れているのです。貸店舗の主人はうるさい人なので、神経を使います。
たまたま番頭さんがいたので台風の被害を確認しました。
『今回は水がドアから吹き込んだくらいかな』
いや、それ上からでしょうとは言えませんでした。
『それより、痩せた?』
『心臓の手術したからね』
詳しいことは話しません。
別人かと思ったと言われても、慣れています。
何かあったら知らせてとも言いません。言えばまた苦労が募ります。
若棟梁!早くやって!
帰りの車中で蟷螂はぐったりです。所持していた安いユンケルを1本飲み、棟梁のところへ田原町の鍵を届けました。
すると棟梁は腰の手術をしてボルトを打ったと言うではありませんが。
『どこで?」
『◯◯坂』
『あそこ待つでしょう』
『いまは予約制だから』
「で、どうですか?』
『ちっともよくならねぇんだよ』
『家内も別の病院で手術しましたけど、良くなったって言ってました』
やはり噂通り◯◯坂は良くないようです。
『私にできることは鍵をお預けするくらいですから』
そう言って鍵を押し付けました。
『お大事に』
精一杯の笑顔を振りまいてきました。明日も日中に田原町へ行かなければダメかなぁ。
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