蟷螂が全く使わない言葉に『感性』なるものがあります。
感受性や繊細、直感はよく使われていますが、そもそもこの感性という単語、いつ頃現れたものなんでしょう。
蟷螂の学生時代にはなかったはず。
英語のsensitivityからきているそうで、ならばセンシティブと言えばいいのにカッコつけてタレントが感性を使うから世に蔓延り出して、今や言われた人がその気になる言葉のトップの座に君臨しています。
『君って鋭いね』
より、
『君って感性があるね』
の方がカッコいい?
才能があるというのはもはや時代遅れでしょう。
『感性』
wikで引くとゴチャゴチャ書いてあるけれど、訳者の筆先から生まれた言葉であることが窺えます。
一応心理学で使われていた言葉が一般的になった?
ふと、『笑点』を見ても笑えなくなっている自分に気が付きました。
なんなんだろう。
ひょっとしたら『鬱傾向』なのかもしれません。
もともと感性が無いから笑わない。
同居人はゲラゲラ笑い転げているのに、なにが面白いのかチンプンカンプン。
同居人は感性が鋭い!
ま、夫婦で神経ピリピリよりもいいかもしれませんが。
ところでチョーさんの勘ピューターは感性の一種でしょうか?
私はお笑いでは笑いませんが、思わぬところで大笑いをする人です。例えばこの蟷螂さんの大真面目で率直な記事で笑わせていただくことは多いです。これからも傑作記事を期待しています。
またお読みいただき深謝いたします。
『男は親の死んだとき以外は泣くな』や『男は黙ってサッポロビール』と教え込まれて育ってきたので滅多なことでは笑ったり泣いたりしませんが、歳のせいか最近喜怒哀楽の振れ幅が大きくなっていました。
ところがコロナで喜びは減り怒りは増大、『忙しなく急がされている』ような気がしてなりません。
何に対して急かされているのかわかりませんが、なんとなく世間に『障碍者は早く死ね』と尻を叩かれているような気がします。
75歳を過ぎても2割負担の国保や、年金支給年齢引き上げ、コロナワクチンや治療薬も海外頼みなど、煩くて反抗的な団塊世代を一掃したいとしか思えないお国の方針は、天命を目前にして崖っぷちに立っている我々の背中に手をかけているのです。
そうなると、背中に当てられている手が気になって、なにもヒラメキません。
ちょっと愚痴を言ってしまいました。