蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

この時期に!

2020-11-19 16:01:37 | 徒然

一昨日、管理人に呼び止められました。

『X階のYさんの部屋がリフォームするので業者がご挨拶に伺うと思います』
ん!
この時期に不特定多数の部外者をマンションに立ち入らせるのは不謹慎の極みでは?
それも3ヶ月も。
PCR検査してから敷地内に入れてほしい。
エレベーターは使うごとにアルコール消毒ですね。
こう丁寧に書くと差して怒っていないように思われがちですが、腹の中は煮え繰り返っています。 
 
その部屋のムスコは、マンションに引っ越して来てから数年も経たずに屋上から飛び降りました。
驚いたのは、首に唐草模様の風呂敷を巻いていたことです。
だいぶおかしい奴でした。
異常行動が度々あり、いずれ事件を起こすと思っていた矢先でした。
隣の奥さんと一緒にベランダから顔を出し、
『あ、動いてる』
と声をあげたことを昨日のことのように思い出します。
 
そして歳月が過ぎ、認知の親父とともに一家は引っ越して行きましたが、今度はコロナ真っ盛りのリフォームです。
売却したのでしょう。
でも、蟷螂は怒っています。
集合住宅では、ある程度の集団生活は止むを得ず、それなりの暗黙のルールが存在します。
いわく因縁のあるリフォームした部屋を誰が買うのかも気になります。
 
 
愚母の施設入りが本格化しました。
介護認定は終了したそうです。
この時期に施設入り?
昨年10月に、『私、来年死ぬわ』と突如蟷螂にTELしてきました。
お不動様から届いた暦によると、三碧は来年も方位が良く無く、山場です。
愚母と愚弟は三碧。
 
もうクラスターを追えなくなっているのに。
これからコロナがピークアウトする最中に施設へ飛び込む。
ある意味勇気あるヒトです。
介護認定の相談員の聞き取り調査では、受け答えはハッキリしていたそうです。
認知はないので、俗にいうマダラボケ?
 
宝塚に入りたいと祖母に言ったらガンとして拒否されたことを恨んでいました。
また、愚母のネーチャンはお茶の水幼稚園の入園の抽選で大学まで行けるくじを引いたのに、自分はくじで外れて大学まで行けなかったと、ずいぶん最近まで愚痴っていた。
 
愚弟が今日書類を持って施設へ行ったら、前の相談者が長くて、1時間待って書類を渡すことができず、帰宅したそうです。
喫煙コーナーが川岸にあったので、そこでひと息入れていたそうです。
チャリで行ったら10分程度、近いと喜んでいましたが・・・
 
 

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