入院して何日目だったか
夜中突然、救急車で一人の女性が
担架に縛られながら、そしてすごい声でわめきながら
担ぎ込まれてきた・。
次の日の朝、その女性の方はずっと泣いていたように記憶している。
そして、両手首にはためらい傷がたくさんついていた。
明らかにうつの症状だった
毎日、見舞いに来てくれた妻は差し入れを持ってきてくれた。
ちょうど長女が生まれたばかりだったがいつも一緒に来ていたと思うが
全く記憶が飛んでいて覚えていない。
いつも着替えの服を持ってきてくれていたがゴムひもなどのひも状の入ったズボンはだめ。
もちろんかみそりも一切だめ。
入院5日目、ようやく退院することができた。