セイヨウカラシナ(西洋芥子菜)も菜の花(油菜・菜種)も、どちらもアブラナ科。 (菜の花の定義については色々あるようですが、一般的には菜種を指しているので、ここでも菜種(油菜)をそう呼ぶことにします) 淀川の堤防でセイヨウカラシナが咲き始めたので、一度お蔵入りにした大阪城公園で撮った菜の花を引っ張り出してきました。見比べるために。 セイヨウカラシナは主に西日本で繁殖しているとか。関東では見ることはないのでしょうか。 このセイヨウカラシナは元々食用として持ち込まれたものらしいですが(多量に摂取すると中毒症状を引き起こすとの記述もあるので要注意)、こちらでは河川の堤防等で今頃から菜の花のように一面に咲き乱れます。 私はこのセイヨウカラシナをてっきり菜の花、即ち「菜種」だと思っていました。本物の菜の花畑を見たことがなかったことに気付いたのはブログを始めてからです。 他にも菜の花と似たものは沢山ありますが、菜の花だと思い込んでいたセイヨウカラシナと比べてみることにしました。 画像を見ていただくとその差は歴然。大きな違いはやはり花です。 菜の花はセイヨウカラシナと同じ4弁でも、丸くて横幅が広いので花びらが重なっている。 一方セイヨウカラシナの花は細長く花びらはほとんど重なっていない。 セイヨウカラシナは咲き始めなので花数はまだ少ないですが、それにしても菜の花のほうがボリューム感があります。これは花弁の広さの違いがあるからだと気づきました。 葉も同じだと思っていましたが、菜の花の葉は厚みがありそうで色も若干違いますね。 花も葉っぱも微妙に違うのですが、雄しべはそっくりでした。 以前ポージィさんの部屋で、菜の花の雄しべは先で二股に分かれているものもあることを知りましたが、セイヨウカラシナも二股に分かれている雄しべがありました。 (本音をいうと、この雄しべの違いを知りたくてアルバムを作ったのでした) なんで今セイヨウカラシナだの菜の花なんだ。桜じゃないの? そうなんですよね。桜は今見頃です。でもなかなか花見には行けません。今度の日曜日に行きたいと思ってはいるんですが。 最新の画像[もっと見る]
|
セイヨウカラシナと菜の花は違うんですね!?全然知らんかった
花びらがちゃんと開けば解るのですか?それも初耳ですわ
要するに油菜は人間が育てて収穫する植物でセイヨウカラシナは雑草ですな。
やっぱり菜種が取れるのか?葉っぱが食べられるのか?
両者には大きな違いがあるのでしょうね?
みんなが桜の花を写す時に同じ物を撮っても面白くも何とも無いですよ。
みんなの裏を行くあまもりさんはさすがです。
まだ記事をちょこちょこ触っていた最中でした。
でしょ、大阪人はけっこう菜の花を知らないと思う気がする。
路傍に生えているセイヨウカラシナを見て菜の花と思い込んでいるに違いないと。(私の勘違いを正当化しようとしているのだ(笑))
鋭いね酔歩若は。そうセイヨウカラシナは関西ではどこにでもある雑草です。これが関東では少ないということが不思議で不思議で。誰か理由を知っている人が居ないかなぁ。
セイヨウカラシナからは辛子になる種と葉も食べられるとか。でも有毒成分もあるから大量に食べたらあかんとか。ほんまかどうかは定かではおません。
いえね、花見にも今んとこ行けないので、しょうことなしに古い写真を引っぱり出してきた言うのが実際のとこ
おっ、桃を見てきたんやね。楽しみやな~。
あまもりさんは大変科学的ですね。この比較も感謝のたいしょうです。
西洋からし菜なんて植物があることも知らなかったのですから。
詳しい対比のアルバムありがとう。
見る機会があったら観察したいです。
「菜の花取って来たから茹でて」と言われた時でした。
「これはお前の好きな小松菜の延びきった先だよ」と言われたのです。
うそ!菜の花は菜の花と言う種類でしょ!
こんな事を今になって知ったとは
花だけ見ていると豚トン区別がつきませぬ。
先日mスーパーで菜の花を買って、ふと見るとチンゲンサイの菜の花だと書いてありました。
それで食べてみると普通の菜の花と全く同じ味。
そう言えば、ブロッコリーも冷蔵庫に入れないで放っておくと黄色い花が咲いてきます。
み~んな菜の花。おしまいは葉牡丹の花も同じ菜の花。
一度あまもりさんにサムネイルをやっていただけたらと思います。
私も先日5枚のサムネイルをやると編集画面では上手くいくのに投稿するとクリックしても変らず、諦めました。
あまもりさんの8枚もあるサムネイル、そして画像が半分に分かれていてもOKなのはどうしてかなあと思ったりしています。
まだまだサムネイルが上手くいかず四苦八苦している私です。
苦労して作ったのに投稿すると動かないとがっかりしますね。
あまもりさんはいつも凄いなあと感心するばかりです。
おまけに写真もとても綺麗で。
今日から造幣局の通り抜けが始まったそうですね。
あまもりさんのページにあの凄い八重桜が登場するカナと楽しみにしています。
こちらの桜は散り始めています。昨日今日は花冷えです。
菜の花のこともう少し私も研究してみます。
有難うございました。
お早うございま~す。ですね。
早々とおおきにです。
serenaさんはセイヨウカラシナを知りませんか。
日本でも東方面の人は知らないようですが。
西日本の温暖な気候が繁殖した理由かもしれないので、カナダでは見ることがないかもしれません。
大阪では今頃から咲き出し辺り一面を覆います。壮観ですよ、見る分には。
栽培されているものは、種を和辛子にするそうです。葉も芥子菜として売られています。ヨーロッパ原産だとか。
と ばっかり思っていたのでビックリ!しました。
これは本当に、おおきにです。
又一つ賢くなった。
どっちの種類の方が群生しやすいのでしょうね。
河原に沢山咲いているのは菜の花の方が多いのかしら?
今後気をつけて見ます。
今日も桜と菜の花を一緒に写しましたが、あれ?
菜の花と違う気がしてきましたわ、、明日シッカリ見ておきます。
そして人に偉そうに教えてあげようっと・・ふふふ・
関東で咲いているのかどうか、このセイヨウカラシナ自体を知らなかったから、どちらとも言えません。いずれこちらにも伝播してくるのでしょう。
私の家ではサクランボが青い実を沢山付けています。これから、ヒヨドリと人間様との争奪戦が始まります。かれらは、朝早くきて、熟しているのだけを啄んでゆきます。
造幣局のサクラの通り抜けが始まりましたね。色々な種類があるとのことだから、見てみたいなぁ。一度も見ていません。
こちらは今日は快晴、すこし寒かったですが活動するには丁度良かったですね。
セイヨウカラシナと菜の花の違いを教えていただき有難うございました。私は菜の花のような形をした花は、皆菜の花と思い込んでいました。やはり近くに寄り、見てみないと違いが分からないのですね。これから菜の花を見るときは、はなもりさんから教えられたように観察したいと思います。
またまた素晴らしいマウスオンテクニックでワイドとクロズアップで花を表示されるあまもりさんの技量に感嘆しています。特に2画像を一緒にされたものを表示するテクニックに感服しています。
そろそろ造幣局の桜も開花が始まると思います。ぜひ素敵な、画像とユーモアある解説を、待ってまっせ、あまもりはん!!
小松菜も白菜も、花が咲けば「菜の花」と広義では言うらしいと最近知りました。
でも一般的に菜の花と言えばこの菜種を指しますよね。
ややこしくなるので、記事では菜種を菜の花としました。
この菜種だけを「菜の花」と呼んでくれ~と、切実な願い(笑)