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トゼンの世相斬

政治経済で日々思いついたことを書き綴ります

国に戻れない人たち

2021-05-06 15:52:42 | 日記
朝日新聞に「インド滞在中の豪州人が国提訴」という記事が載った。

昨年3月にインドに一時帰国した豪州在住のインド系の人が豪州に戻ることが出来ずに困っているという話。

自国民すら入国を拒否するという徹底した感染対策に感動するとともに、一体何のためにここまでやるのか?自国民を保護できない政府って存在意義があるのだろうか。

豪州や日本、台湾のような島国はコロナのような感染症を防御するには適している。要は入国を制限さえすれば、ウイルスを封じ込めることが可能。

昨年2月の段階で日本は中国からの観光客入国を止めずに、武漢からの入国だけを制限した。結果はご承知の通り。一方、台湾や中国本土は徹底した入国管理を行い、コロナを事実上封じ込めている。

豪州も比較的うまくやっている国だが、まさか自国民すら帰国を許していないとは思わなかった。

豪州政府にとって国民とは豪州に現段階で居る国籍保持者のことを言うのだろうか?偶々外国にいる豪州人は自国民でなく、保護の対象ではないという解釈なのだろうか?それともインド系だから保護の対象にしていないのか?

豪州は割と好きな国なのだが、この対応には不信感よりも呆れてしまう。