トゼンの世相斬

政治経済で日々思いついたことを書き綴ります

ワクチンの提供は効果あるのか(五輪)?

2021-05-07 10:05:09 | 日記
IOCがファイザーと交渉して、東京五輪パラリンピックの選手に優先的にワクチン提供することに合意したそうだ。以前IOC会長が中国がワクチンを提供してくれると得意げに発表して失笑を浴びたが、ファイザーに格上げになったことにより、その影響は大きい。

ただ、主に発展途上国ではワクチン不足が問題になっている中、オリンピック選手だけにワクチンを優先的に提供することは問題ないのであろうか?日本ですら高齢者全員に何時行き渡るかわからない状況で、仮に選手を優先した場合、世論が好意を持って受け取るのだろうか?

もう一つ、例えワクチンを選手が接種したと主張しても、例えば今のインドから選手団が日本に来ることを日本国民は容認するのだろうか?

まだまだ課題は多いオリンピックである。

ところで先日EUのワクチン輸出実績数と河野大臣の言う数字が違うことを指摘したが、その後大臣から何も説明がない。やっぱりEUが言うことが正しくて、日本にはとりあえず5千万回分ぐらいのワクチンは到着しているのではないかな。

それなのに接種が進まないのは政府自治体の対応の悪さ(医療人材の不足?)としか思えない。一体これは誰の責任なのか?

その点は何も説明せずに、今月末まで緊急事態宣言延長だそうだ。益々政府の信頼を失うだけだ。