トゼンの世相斬

政治経済で日々思いついたことを書き綴ります

日本の現場力

2021-05-15 10:55:00 | 日記
欧米で行われたコロナ対策であるロックダウン、以前数週間ほど経験したのだが日本とは比べ物にならないくらい厳しいものだった。

小売店はスーパー以外強制閉店、レストラン、カフェも全部閉鎖、学校も休校。テニスなど外でのスポーツも禁止。

これだけやっても感染を抑え込むことはできず、ロックダウンを解除したり再開したりで大混乱だった。日本は今緊急事態宣言下だが、欧米の例を見るまでもなく、これではコロナを抑え込めない。

結局コロナに効果的なのはワクチン接種であると言うのが今の結論だ。あれだけコロナ対策に遅れをとっていた米国は得意の物量戦略で一気にワクチンを普及させて復活への先頭集団に躍り出た。

我が日本は昨年までは感染者数が限定的だったので欧米と比較してよくやっている方だったけど、ワクチン普及に遅れをとり、今や先進国では最下位集団だ。

それでも答えが見えた時の日本の底力はすごい。今週は1日あたり平均25万回のワクチン接種が日本で行われており、今後増えていく事は間違いない。政府の目標は1日100万回。でも日本の現場力は凄まじいものだから、こうした目標を掲げるとそれに向かって現場全体が頑張って達成すると思う。

報道によると7月末までに高齢者へのワクチン接種を終える事は出来ないと回答した自治体は14%あったそうだ。首相はこのニュースにがっかりしたらしいが、逆に言えば殆どの自治体は完了すると見ていると言う事ですごいニュースだ。

高齢者って日本に3600万人いるにその殆どにあと2ヶ月半で行き渡らせるって驚異的だと思う。やはり日本の現場力は半端無く、政府指導層の無能を補って余りあると思う。

現場で頑張ってくれている皆様、特に医療関係者の皆様には本当に感謝です。


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