令和3年9月1日より立ち入り禁止になる区間。
上久我⇒ダムサイト(展望広場)までを走って戻ります。
9月1日以降は直進しかできなくなります。
やがて水没する立ち入り禁止区間へ。
左に見えるのが付け替え道路(新しい県道177号線)
9月以降は、反対側のちょっと高い位置から望むことになります。
右はすでに通行止めとなっている林道。
急に狭くなる区間。
ここには旧道が少しだけ残っています。
ダムの底に沈む南摩川。
この清流が見られるのも最後。
合志潟橋。
この先に、少し前までは人々の生活があったと思うと、気持ちは複雑だ。
新しい「付け替え林道」が見える。
青く見える展望台。
やがて、この場所は青い水の底になる。
立ち入り禁止区間の終点。
この先が新しい、付け替えの県道177号線。
自分のクルマをバックに記念撮影。
水没区間の走り納め。
囲まれた部分は何に使われるのだろう?
この機械は、ここで使うコンクリートを「ここで製造する」マシーンです。
もちろん、ダム堤体が完成すれば撤去されるわけです。
みられるのはいまだけ。
来るたびに風景が変わる南摩ダム建設工事現場。
稼働は2025年とも言われていますが、まだまだ先の話。
栃木県ではまず・・・最後のダム建設になるかもしれません。
もともとはダム反対派でありました。
できれば、いまでも新しいダムは作るべきではない(人の住むエリアでは)との考えに変わりはありません。
しかしながら、始めてしまったものを、元に戻すことはできません。
ならば、受け入れるしかありません。
かつて、政権が変わった時、南摩ダムは「凍結」されました。
しばらく工事が止まったのです。
私は、そのとき「南摩ダムは未完に終わる」と考え、水没予定地を訪れる予定を白紙にしたことがあります。
しかしながら、現実は水面下で「立ち退き交渉」は行われていて
気が付いたときには、集団移転は完了していました。
昨年の展望台一般開放がスタートした時には「時すでに遅し」でしたが
私の南摩との完成までの定点観察は、こうして続けられるのでした。
次はいつになるかわかりませんが、展望台が開放されたら、また訪れたいと考えております。
また、その時まで。
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