シン・MOEヨ日本ト世界(仮称)

アラフォーヲタクのM太郎です。 なんか いろんなことを語るブログです。

〈物語〉シリーズ セカンドシーズン 第26話 最終回 「恋物語 ひたぎエンド 其ノ陸」 感想

2013-12-31 19:35:53 | アニメ・映画・TV
〈物語〉シリーズ セカンドシーズン 第26話 最終回 「恋物語 ひたぎエンド 其ノ陸」 感想


今回で「恋物語」は最終回。 物語の結末がすごく衝撃的でした。

前回、貝木泥舟は千石撫子に嘘を見抜かれます。 そもそも、撫子は誰も信用しないのだから貝木のことも信用していません。 撫子が「貝木さんも騙すんだ」と言っていたけど、撫子を騙そうとしたのか、騙した後なのか?わかりませんけど、忍野扇が関わっているのは確実ですね。

撫子は貝木を殺すために無数の白い蛇を出現させます。
貝木は斧乃木の言う通り失敗したと思ったら、ちゃんと切り札がありました。 撫子に貝木はお前は神様になりたかったわけじゃない漫画家になりたかったんじゃないのか? と一言。
あのクローゼットの中に入っていたのは撫子の自作の漫画でした。 この事実は羽川達や両親は知りませんし、もちろん、暦も知りません。 それほど撫子自身が恥ずかしい趣味です。 たぶん、『物語』シリーズでは、撫子が本音を口にし、感情的に怒ったのは初めてかも。 恥ずかしくて赤面する撫子は今まで人形のような笑顔より本当の意味で可愛く、年相応の中学生の女の子ですよね。

貝木は撫子に殴られ蹴られとやれたいほうだいです。 貝木はなおも撫子に語りかけます。 暦以外は無価値なのか? 自分自身や善良な両親は無価値なのか?と問います。 暦に失恋したら、また別のことを探せば いい。 神様だと漫画家はなれないけど、人間なら漫画家になれるかもしれない… 暦達を殺しても、あのクローゼットの中はいずれ両親が見るだろう?と撫子に神様でもない、暦達を殺すでもない、別の選択肢があると貝木は撫子を説得します。
貝木は撫子に「ああ お前ならきっとなれるさ 騙されたと思ってチャレンジしてみな 」と撫子は「わかった 騙されてあげる」と答えます。

こうして、撫子は見事に貝木に騙されました。 貝木、シビアなリアリストで他人に冷たいと思ったら、ちゃんと現実と向き合えるように撫子を諭すという実に熱い大人って感じです。
そして、よりによって神社に阿良々木暦がやって来ました。 本当に最終回に登場しました。
貝木は暦が撫子に近づく前に『ナメクジ』という暗示?にかけて撫子の中から神様の封じた御札を取り出します。 えー!?もしかして貝木は忍野や影縫と同じように陰陽道の知識や術を知っているんでしょうか? 大学生時代に貝木、忍野、影縫は同級生で先輩が臥煙で入っていたサークルが霊能サークルでしたけ? あまり憶えていないけど、何らかの怪異の知識は得ていてもおかしくないでしょう。
貝木と暦がまさかの鉢合わせ。 ガハラさんは暦を止めることはできなかったみたいです。 貝木は暦にはガハラさんの依頼はうまく誤魔化し、ついでに暦に助言しました。 撫子と関わるな、恋は人を強くすることもあるが弱くすることもあると。 暦が撫子の思い出になってやることで撫子の幸せになれるかも。 いや、まあ、たくさん、しんどいことがあってもたまに楽しいことがあるかもしれないという言い方が正しいんでしょうか?
貝木とガハラさんは本当にお別れの電話です。 ガハラさんは当時、貝木のことが好きだったのか? ちょっとわかりにくいけど、初恋かもしれないし、そうじゃないかもしれない。 これで今回の件は解決しました。

さあ、めでたしめでたしとはいきませんでした…
貝木は神社の帰りで前に騙した中学生に頭を殴打されます。 倒れた貝木は薄れゆく意識で例の尾行者が この中学生ではなく、別の人物? 中学生は扇から貝木が街にいる情報を知り、貝木に復讐に来ました。 その中学生はかつて撫子に呪いかけ呪いがかえってきてしまった撫子の同級生です。 扇って、一体本当に何者なんでしょうか? 臥煙の邪魔をしているみたいですけど、目的も正体も不明です。

貝木泥舟、死ぬというのに冷静です。 最後までお金の話でした… 『恋物語』はここで終わりです。
貝木の死は因果応報、自業自得といろいろ言えますけど、あの中学生を誘導したのは忍野扇。 これは計画的な殺人ですよね? 貝木が街に来た時点では殺すつもりなかった。 しかし、貝木が撫子を神様から人間に戻しことが貝木抹殺に繋がったように思えます。
ラストは本当に衝撃的でした。 まさか、貝木が死ぬとは予想外なラストですよ。 いや、貝木が死んだとは確定していません。

『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』の感想は今回で終わりです。
西尾先生の作品は好きですけど、物語シリーズの原作小説はまだ読んでません。 古本屋で全巻購入して読みたいですね。
ここまで、こんな拙いアニメ感想を読んでいただき、本当にありがとうございました。
『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』、サードシーズンに期待したいと思います。
あと、シャフトさんへ。『傷物語』も楽しみにしています。
ではまた別のアニメ感想記事でお会いしましょう。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。