シン・MOEヨ日本ト世界(仮称)

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Fate/Zero 第25話(最終回) 「Fate/Zero」の感想

2012-07-14 11:13:33 | Fate/Zeroの感想 Angel Beats!の感想
Fate/Zero 第25話(最終回) 「Fate/Zero」の感想。

ごめんなさい。
20~24話の感想は割愛させていただきます。

前回、切嗣は聖杯の中身を見てしまったために令呪でセイバーに聖杯の破壊を命じます。
二回の令呪に抗えずエクスカリバーを放つセイバー…
魔力を使い果たしたのか?
エクスカリバーの光で自ら消滅したのか?
セイバーは光に包まれ消えていきます。
例え聖杯が本当に如何なる願い事を叶える願望機としても切嗣がセイバーに聖杯を譲るとは考えにくいですよね。
うーん、セイバーはそのことは召喚された時に気づいてもよさそうなんですけどね?
そもそも聖杯に7人の英霊の魂が必要不可欠なわけですし、そのことは召喚された英霊には秘密なので、よっぽど勘の良い英霊なら気づきそうですね。

しかし、破壊した聖杯の中身、この世全ての悪(アンリマユ)は器が壊れても消えずに中身の黒い泥があふれ、冬木市に聖杯の泥が流れだしました。
その泥に呑まれるアーチャー。
聖杯の泥は溶岩にように冬木市の街を焼きました。
冬木市は大規模な火災で被害は拡大。
その厄災の中、切嗣は生存者を探します。

その中、心拍停止のままで言峰綺礼は目を覚まします。
アーチャーの説明だと聖杯の泥で再びアーチャーは受肉を果たし、その際に綺礼も何らかの聖杯の不条理にとらわれたようです。
冬木市の厄災は聖杯が綺礼の願望を叶えた結果みたいです。
その凄惨な火災を笑い、悦楽を得た感じの綺礼だけど、まだまだ足りないらしいです。
その場を立ち去るアーチャーと綺礼ですが、綺礼の前に切嗣はふらふらと現れる。
てっきり綺礼は切嗣が戦いを挑んで来ると思っていたけど、切嗣は全く綺礼が目に入らず瓦礫の中の生存者を探します。
全く相手にされない上に切嗣の生気の無い、無気力な姿に失望した感じですね。

一方、間桐雁夜は屋敷に戻って桜を連れ出そうと…
途中から雁夜の妄想に変わります。
妄想の中で凛と桜は再会し、凛と桜は雁夜を「「雁夜お父さん!」」と呼びます。
どうやら雁夜が走馬灯のように命の尽きる時に見た幻想だったみたいで桜の前で命尽きた雁夜は蟲に喰われます。
冷めた瞳で喰われる雁夜を「バカな人 お爺様に逆らうから…」と感情の無い冷めた桜。
わずか一年で変わり果てた桜です。
まあ、小学生の女の子があんな蟲蔵に一年もあれやこれやと精神も肉体も弄くり廻されたら、そりゃ、変わり果てるよね…

一方その頃、切嗣は瓦礫の中でようやく生存者を発見します。
発見された子供の士郎は切嗣の笑顔をあまりにも嬉しそうだったらしいです。

聖杯戦争終了後。
各陣営ですが。

ウェイバー・ベルベットの陣営。
ウェイバーは日本に残ることになります。
旅立ちの旅費を稼ぐためと老夫婦のために当分は一緒に同居します。
この聖杯戦争でウェイバー君はライダーと出会い一緒に戦う内に様々な経験を得てすごく成長しましたね。

一方、消滅したセイバーは再びカムランの丘に戻ります。
セイバー、アーサー王は英霊ではちょっと変わっていて、名前はアルトリアという女性だけど、伝説上は男扱いで妻は女性で その浮気相手が第4次聖杯戦争のバーサーカー、正体は円卓の騎士ランスロット。
生前、アーサー王は妻とランスロットの浮気を知りながらランスロットの罪を問わず放置した結果、国は崩壊し、ランスロットは狂気に囚われ果てはバーサーカーでセイバーの現れ戦いに敗れます。
本当はアーサー王に裁きを受けたかったランスロットですが、結果的に願いは叶ったようです。
ランスロット真意を知ったセイバーは懺悔し、大泣きします。
王というよりは弱々しい少女アルトリアに戻ってしまった感じです。
セイバーは本当の意味で救われるのは次の聖杯戦争でしょうね。

遠坂時臣の陣営。
戦争中の死亡ではなく。
綺礼の暗殺ですが、娘の凛はそんな事情は知らない上に母の葵はかろうじて生きていました。
しかし、あの件で聖杯戦争中の記憶を失い精神的に病んでしまったようです。
さらに綺礼は時臣を殺めたアゾット剣を凛に贈ります。
素直に受け取り泣き出す凛。
その姿を見た言峰神父はほくそ笑んでいます。
さぞ、楽しいんでしょうね。
綺礼、とことん外道な人間だよね。

そして、切嗣はアインツベルンに何度も訪れますけど、イリアには再会出来ませんでした。

切嗣は日本に戻り、士郎を養子にします。
あの一時期、切嗣陣営になっていた屋敷に切嗣は士郎と一緒に住みます。

それから、5年後。
切嗣は縁側で士郎と月を眺めています。
切嗣は昔、ヒーローは期間限定で大人になると名乗るのは難しくなるという話を士郎に聞かせます。
その話を聞いた士郎は「じいさんの夢は 」と切嗣の夢を受け継ぎます。
それを聞いた切嗣は「ああ 安心した…」と静かに眠るように亡くなりました。

最後に
シャーレイ「ケリィはさ、 どんな大人になりたいの?」

切嗣「僕はね、正義の味方になりたいんだ 」

衛宮切嗣が子供頃に夢描いた理想は大人になっても変わらなかったけど、理想は叶わなかったです。
しかし、その理想を受け継いだのは養子の士郎でした。

第18~19話の切嗣の答えがラストに来ると思わなかったですよ。

アニメFate/Zeroは本当に良作品です。
大阪でイベント開催予定は非常に嬉しい朗報でしたね。
ここまで感想記事を読んでくれる人は良い人です。
本当にありがとうございました。



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