遥かな轍(日々雑感)

大根サラダを食いまくってカリカリな体になってみよう(笑。

VRM東海オフ~はやぶさの憂鬱

2011年12月31日 12時15分08秒 | VRM~あれこれ
 名古屋市の瑞穂区で行われたVRM東海オフから2ヶ月弱、本年最終日の12/31です。この記事はもう少し早めに書こうと考えていましたが、ズルズルと遅れに遅れ?、気が付いたら大晦日になっていたと言う体たらくw。それはともかく、今日は、これまで書いてきたオフ会関連記事の総括と合わせて、私のVRMに対する、これからの展望等を書いてみたいと思います。ネットVRM界隈が云々・・・という話ではなくて、私自身がVRMというツールを使って、これからやってみたい事を備忘録的に書いてみようという趣向です。
 
まずは、VRM東海オフ関連の総括を…。

 2011年11月6日に行われたVRM東海オフは、これまで書いてきた記事を読んで頂ければ、その充実ぶりが手に取るように分かると思います。私自身としては大変満足しています。改めて今回のオフ会に参加されたネットVRMユーザーの方々に感謝の意を表します。ありがとうございました。何度も書いてきましたが、今回のオフ会で一番衝撃を受けたのは、VRMのみを取り上げた討論会でした。討論会と言うよりはディベートと書いた方が良いのかな?(いやいや、ガチでVRMに対する価値観や目的に関する討論をした訳ではないからディベートとは言えないか;)。そういったノリでしたが、参加されたユーザーの方々は極めて真剣に討論されていました。これは、各ユーザー発のオフレポートを見ても一目瞭然だと思います。表面上は萬鉄道さんの広大なレイアウトをお借りして、鉄道模型の運転会を楽しもうじゃないか、という事だったのですが、それは殆ど「おまけ」みたいなもので、VRMディベートがメインでした。こういった形でのオフ会は過去にも例がなく、非常に有意義でした。ネットVRM界隈が再び賑やかになって来たという点でも、効果はあったと考えますが、それよりも、参加されたユーザー同士の絆が深まった事と、各ユーザーのVRMに対する意識に変化が見られたと言う点が最も大きい効果だったと感じる処です。VRMは、開発元であるI.MAGiC(愛魔、若しくはあいまじさんw)のコンセプトが非常に職人気質的で、それに対して、それらを全面的に受け入れる事が出来ない事から来るメーカーとユーザーとの乖離と不満が、ネットVRM界隈の過去を振り返ってみても、現状では殆ど解消されていないと言えるのですが、少なくとも、オフ会に参加されたユーザー達は、それを含めてVRMを自己を表現するツールとして捉えていて、今後も付き合って行こうと考えているという意思が明確になっている事を確認出来た事が、オフ会の残した成果の中でも特に大きかったのではないかと思います。そして、AKAGIさんが本年の総括としてこちらの記事の中で書かれていますが、TwitterやUSTといったソーシャルネットワーキングサービスやライブインタラクティブ配信サービスを使ったネットVRMユーザーの新たなアプローチも始まっています。やや閉塞的な面も無きにしも非ずですが、そこは、あと1~2年もするとかなり変わってくる、つまり、今の処、手探りの状態で進めているSNSを中心とするコミュニティーが今後はもっと大きな力を発揮して行くだろうなと言う事です。週末ともなると、ネットVRMユーザーがわらわらと集まって来て、何やらごそごそやっているという構図は、現状では地下活動に近い雰囲気を醸していますが、2012年にはコミュ二ケーションのメインツールとして大きな効力を発揮して行くだろうと感じています。こういった現状の中で、さァ、それでは何をやって行こうか、どういったモノを残して行こうかと言う話になるのですが、ここが非常に重要です。と、言いつつ私も暗中模索状態なので明確な道筋は見出せていませんが、ある程度は固まりつつあります(後述)。何れにせよ、そのきっかけを作ったと言う点で、VRM東海オフが齎した効果は大きかったと断言できるでしょう。今後もネットVRMユーザーの一人として、界隈に適宜燃料を投下して行けたら良いなと考えています。

VRM東海オフ関連記事まとめ…。

大根サラダ、大根抜きで!!@VRM東海オフ その1
大根サラダ、大根抜きで!!@VRM東海オフ その2
大根サラダ、大根抜きで!!@VRM東海オフ その3
大根サラダ、大根抜きで!!@VRM東海オフ その4
大根サラダ、大根抜きで!!@VRM東海オフ その5

VRM東海オフ~VRMユーザーの憂欝 その1
VRM東海オフ~VRMユーザーの憂欝 その2
VRM東海オフ~VRMユーザーの憂欝 その3
VRM東海オフ~VRMユーザーの憂欝 その4
VRM東海オフ~VRMユーザーの憂欝 その5
VRM東海オフ~VRMユーザーの憂欝 その6
VRM東海オフ~VRMユーザーの憂欝 その7
VRM東海オフ~VRMユーザーの憂欝 その8
VRM東海オフ~VRMユーザーの憂欝 その9

自分に対する指針…。

 それでは、ネットVRM界隈に身を置く自分の今後の指針を纏めて、総括の括りにしたいと思います(総括の括りっておかしな日本語w)。
 まず、第一の目的として、長らく明確な成果物として界隈に投下出来ていない自作品の完結と言うのがあります。ghostさんからオフ会直後にラブレター紛い?のトラックバックを頂きましたwww。私のちょっとした言葉足らずな部分がきっかけで、久々に幽霊節が聞けただけでも非常に嬉しく思ってますが、それに対する私の答えが上記の如くです。これを果たすべく、オフ会で自分に勢いを付けたかった。ネットVRM界隈で、再度、ひと旗挙げようと思って、そこへオフ会の主催の話が転がり込んできた。普通なら断る処ですが、沖ノ鳥島さんとの乖離の問題もあったし、他のユーザーと直接会える貴重な機会でもあったと言う事も含めて、受ける事にしました。というか、誰かに頼まれた訳ではなく、私が勝手に盛り上がっているうちにどんどん話が大きくなって行って…と言う経緯はすでにこちらで書いた通りです。で、なぜ、休日の貴重な時間を割いてまで名古屋に出向いたかと言うと、何だかんだ言いながら、出たり入ったりを繰り返しているネットVRM界隈で、今一度自分の持っている能力を確認しておきたかった。その中で、自分の表現力や感受性などをVRMというツールを使って具体化しておきたかった。私の場合、バンドや油絵、カメラといった分野でその思いを成就する事は十分可能です。しかし、バンドは飽くまでも水面下の活動になってしまっていて、パフォーマンス低下やモチベーション低下と言った要因が重なって、メンバーが揃わず、太鼓のみのリハを月1ペースで続けているだけです;。油絵は費用対効果が少なく、現状では手が出にくくなっています。仕掛け品は一杯ありますが、完全にお蔵入り。カメラもあるのですが、こちらも低空飛行を続けていますw。その中で、VRMというツールは私にとって手軽な自己表現のツールであると感じています。また、そこに関わっているユーザー同士のコミュニケーションも非常に刺激があって楽しくもあります。また、PCの分野に強いエンジニアが多くいるのも心強く、自分にとって非常に好都合である事も大きい。その中で自分の能力を試す事にも魅力を感じます。どこまで続くかは分りませんが、要約すると、自己表現の場であると共に、自己鍛錬の場でもあると捉えています。これらが自分を突き動かす力になっていると自覚しています。今の処はw。自己表現と自己鍛錬は、自分にとって果たさなければならない大きな目的であり、VRMはその為の道具であると言う事になります。そして、これらを成就する為には、自己作品を完結させる事でしか達成できないと考えているのです。そしてその発端となったのがVRM東海オフだった。まずオフ会を成功させる事で自身のその後の活動に勢いを付けたかった。これは第一段目です。その第一段目のプロジェクトは幸いにして成功させる事が出来た。私に向けられる界隈の目も大きく変わりました。外野から内野に入ったという印象を受けています。さ、ここからが大切です。今後の私のプロジェクトは、自作品を創造して行く中で、界隈に適度な刺激を与えつつ、最終的には作品を完結させると言う基本理念を軸にして進めて行く事。これが第二段目です。第三段目は未だ果たせずに居る、I.MAGiC主催のレイアウトコンテストで自作品を入選させる事。現在はこういった流れで活動を進めています。この流れの中で、現在は第二段目のプロジェクトを進めていますが、これを円滑に進める為のツールとして「UST」を採用してみました。自分のレイアウトの制作状況をUSTでライブ配信しつつ、他のユーザーとコミュニケーションを図るという一石二鳥的な便利なツールです。どうやら、ブロードキャスティングというのは私に向いているようです。暫くは思考錯誤を続けていましたが、最近、放送形態が纏まりつつあって、自分では納得のいく手応えを感じています。そこで、先日、よりクオリティーの高い配信を目的として、高価ではありましたが、USTpro(有償版)を導入しました。「Loop on the loop」というレイアウト製作記をライブで配信すると言う企画を進めています。タイムテーブルは平日は21時以降、日曜、祝祭日は二部構成で一部は13時~、二部は19時~で、何れも不定期で配信しています。次回の放送からは多少、クオリティーが良くなりますので、私のVRMとの接し方がこれまで以上に理解できるようになると思います。
 そして、これと並行してオフ会の定期的な開催。これは非常に重要です。ネットVRMユーザーが膝を突き合わせて白熱したでディスカッションを繰り広げると言う構図はこれまでになかった大きなムーヴメントです。出来れば年に2~3回、定期的に、且つ、主催者(議長)を当番制で決めてVRMに関するディスカッションを深めて行くと言う行為は各ユーザーを色んな方向から鍛えて行く事にもなり、社会的にも非常に有用な人材を輩出する切っ掛けになり得ると考えています。年齢層に幅があるネットVRM界隈であったればこその事です。これは非常に大切なことです。特に若い世代のユーザー方にとっては良い経験を積む好都合な会合になると思うし、ミスターオフを自認する私としては、今後もそういった形で継続して行きたいし、そうであり続けて欲しいと願っています。

 と、言う訳で、ここまでつらつらと書いてきましたが、自身のVRMに関するプレゼンテーションも確立しつつあるし、それとは別で、このblogやwebサービスを使った自己アプローチも続けて行こうと考えています。これらのベースとなるモノを確立出来たきっかけとしてVRM東海オフが齎した効果は自分が投資した分を考えても十分過ぎるほどだったと大変満足しています。ただし、ここからが大切です。まずはスタートラインに立った、というのが現状です。ここからどこまで飛躍できるかで、改めてオフ会の効果というものがより明確になって行くものと考えます。今、まさに宇宙戦艦ヤマトがワープ航行しようとしている。そしてそれが大ワープになるか否かは、今後の私の活動如何に掛っていると言う事になると思います。ま、肩の凝る話ばかりで恐縮ですが、生温く見守って頂ければ幸いです。

 VRM東海オフ、そしてプレオフに参加して頂いたネットVRMユーザーの皆様、本当にありがとうございました。



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