ネットVRM界隈は小さな社会

　USTを使って、VRMのレイアウト製作状況を全世界に垂れ流している自分に何故かマゾヒズム的な魅力を感じている今日この頃。その中で、私の放送に関わっている多くのネットVRMユーザー(多くの、と言ってもいつもの面々ではあるけれどｗ)の人間ウォッチングという悪趣味的な楽しみもあって、嬉しく感じたり、時には、腹立たしく感じたりもする。十人十色とはよく言ったもので、本当に色んな人間が居るのだなと感心する。こんな事を書いてしまうと、見てくれる人が減ってしまうかもしれないね。でも、それは私にとって大した問題じゃない。ライブ配信そのものは、私の存在を明かす事。そして、それを見ている人が多かろうが少なかろうが、自分の目的とは無関係なので問題にならないという事。
では、自分の存在を明かすとはどういう事かと言うと、要は、ネットVRMユーザーの一人として、ちゃんと生きているという事を自覚する為でもあるし、界隈に自分の存在を認識させる為でもある。だから、自分がライブ配信を始めた時に、例え一人でも、見てくれている人がいるという事が判ればそれで十分なのだ。多くは望まない。まず一人、誰かに伝える事が出来れば、必ずその先に居る人に伝わる。これは世の常であり自然の摂理でもある。点と点が繋がって線となり、線と線が繋がって面となり、面と面が繋がって、そこからさらに、立体的な拡がりが出てくる。これは、その中心に居る人物が何もしなくても勝手に広がってゆくものなのだ。ただし、その人物が歩き続けているならば、と言う話だけど…。
　私は歩いている。苦しい坂になってしまったけど、決して楽で平坦な道ではないけれど、楽に生きてきた記憶もないけれど、どうにか、歩いている。と言う事は、取り敢えず、ゆっくりではあるけれど、前に進んでいるという事になるから、問題ない。
　歩いている行為そのもの自体は、生きて行く行為なのであって、人間であれば誰でも出来る事。大切なのは、歩いてきた道筋を残す事なのだ。それが私には、最も大切だと感じる事。ネットVRM界隈の中で、自分の歩いてきた軌跡を残すことに意義を感じている。だから、
視聴者が増えたと天狗になる事もなければ、減ったからと言って、自己嫌悪に陥る事もない。寧ろ、少ない方が良いのかもしれないとさえ思う。自分の思い通りに出来るのだから。でも、それでは意味がない。
　公衆の面前に立って、まず、話をする。そして、VRMというツールを使って、自分が何を表現したいのか知ってもらう。さらに、それに対して意見をもらう。これがなくては意味がない。だからこそ、裸になって、全てを曝け出す。何も怖くない。恐れても居ない。私も人間だから、恥ずかしいなと感じる部分はある。でも、それは物の数じゃない。私自身と言う人間の全てを見てもらう為のものなのであって、そこに何も足さないし、何も引かない。そのまま。
出来れば、多くの人に、生で見てもらいたいという願いはある。けれど、少ない時は少ない時。例え一人しかいなくても、その相手に全てを曝け出す。それが私の流儀だ。見てくれている人に対する礼儀。飾ったり、気取ったりもしない。そのまま。
　昨今、若い人達も、私達と同じ世代の人達も、ネットに対して怯えているようにしか見えない。ネットの持つ力の怖さを知っているからなのかもしれないが、そこは、君が気に掛ける部分じゃないんだよ。怖いと思えば思うほど、損をしていると断言しておこう。そこから出てくるモノは、自分から逃げるという憶病な心だけだ。可哀想だね、君達(苦笑。曝け出してみろよ、全てを。その先に見えるものがあるじゃないか。それが君にとって本当に大切なものなんだよ。そこから逃げてどうする。バカなヤツだな、本当に。まず、声を出してみろよ。自分の本当の声で。
誰だとは言わないが、一番痛々しいのは、人の前で自分を飾ろうとして失敗する奴。最悪だ。本当に見苦しいし、悲しい。私が穿ち過ぎなのだろうか…。

　私の一つの癖として、昔から、私に関わる人の発言や対応と言ったモノから、その人の性格や人柄を洞察しようとするというのがある。これは良くも悪くも、無自覚的に起こる部分でもあるのだけど、大抵は、杜撰な対応を取られて腹立たしく感じる部分が非常に多い。というのは、これは、自分の親を責めるわけではないが、非常に厳しく育てられた為に、それが元で、人の顔色を窺う悪い癖が身に付いてしまった為なのだけど、自分が持っている一面としては、実はあまり好きではない。見えなくて良い部分まで見えてしまうのだから…。
嫌いな自分の一面だけど、時には役立つ時もある。役立ち過ぎて、やっぱり自己嫌悪になるんだけど、私に関わってくる人の中で、若い世代の人の頭の良さを非常に痛感する。その反面、同世代や上の世代の馬鹿さ加減も目に付く。なるほど、若い子達を「ゆとり」と称してバカにする同世代のバカ達の不甲斐なさが手に取るように判るよ。私達世代は、あともう一歩と言う所でバブル経済の恩恵に授かれず、苦しい思いばかりして来た。だから自信がないんだな。それだけなら同情も出来るが、どうした事か、自分たちが不安定なのを棚上げして、弱い所弱い所を攻撃する。そういう事だ。若い子たちはしっかり見ているぞ。十分、気を付ける事だ。しっぺ返しも今のうちなら軽くて済むが、放っておけば大変なことになるよ。

　だから、裸になれって言うんだよ。わかるか？。いい加減に気が付けよ。何時まで経っても成長しないのだから、話にならんな。

　ネットVRM界隈と言えば、本当に小さなネットコミュニティーだよね。でも、それは、小さかろうと大きかろうと、一般社会の一部なのだという事。その中で、自分を鍛えて行く為にはどうすれば良いのか。どうやれば、社会の中で立派な人間になれるのかと言う事をまず考えよう。VRM云々の前に、大人として自覚ある行動を取れるかどうかという事。凄い作品を発表して、界隈を盛り上げるだけでは長続きしないだろう。何故なのか。ちょっと頭を捻ってみよう。真摯であらねば、そして紳士であらねば、周りから全てを否定されるよ。真摯な態度で紳士的な行動を取れる人間ならネットコミュニティーなんて怖くない筈だ。だって、真摯な行動を取れる紳士は、どんな場面でも柔軟に対応できる筈なんだから。まず、そこを目指してみろよ。そうすれば、例えば、ネットVRM界隈の中でボーっとしていても、意外な所から援護射撃が飛んでくるから。私は、その辺には特に注意して界隈を見てる。受け手としてではなくて、助ける方としてね。必要であると感じれば、背中を押すし、手を引く。その役目を引き受けるに最適な性格だと自負しているからなんだ。この立ち位置は非常に居心地が良い。周りで見てるヤツはどう思ってるか知らんけどね。逆に私は見てないようで見てるよ。
USTの中で、非常に稚拙な話をしてたりして恥ずかしいと感じたりするが、それは実は、鋭い眼光を隠す為だ、とまでは言わないが、幸いにして、あのドン臭さが、私の影の部分を隠してくれていてとても助かっていたりする。自分ＧＪ！！。さすがは私だ(爆笑。

ちなみに、USTとSkypeの併用はやめる事にしたよ。私のPCでは荷が重すぎるってのもあるけど、引っかき回されてる自分と言うのは、後で見ていて非常にみっともないからね。ま、引っかき回された自分の姿をそのまま過去ログに残してる事自体が、若い人たちには信じられないとも思うが、私は本気で裸になってるからね。おいちゃんの晒しっぷりより遥かに上を行く、もう何も自分をカバーするモノがない状態。私と言う人間が本当によく判ると思うよ。そのままだから。だからって足元見るなよ。100倍以上になって帰ってくると思っていて間違いない。
さらにちなみに、今後はUSTのコメント欄にコメント投げてくれたら良いから。タイムラグはあるけど、人間、5分や10分急いで何になるって話だからね。文字数も限られてるから的確に、要点を押さえて、コメントして下さい。これも自分を鍛える為だよ。私がコメントを読んで、しばらく考え込むようではダメと言う事。ちゃんと伝わるように書いてね。その代わり、私は、どういう話をすればみんなに判り易く伝えられるかと言う事をいつも考えてるから。合い子だ。こういう事を切磋琢磨って言うんだな…。お互い頑張ろう！！。ウチの放送見てる時はリラックスしながらで良いから。その代り、体のどこか、一つだけでも良い。臨戦態勢にしておいてくれるかな？。お願いします(笑。