遥かな轍(日々雑感)

大根サラダを食いまくってカリカリな体になってみよう(笑。

新天地で!?

2009年10月29日 20時20分17秒 | 肺胞蛋白症
予定より少し遅くなりましたが、前回のエントリーでお知らせした通り、今日、堺にある近畿中央胸部疾患センターに転院しました。ここでしっかり精査加療して一日も早い復帰を目指します。

が、しかし…

まだ、ハッキリした事は言えないそうですが、今日の転院後最初の検査で、肺胞蛋白症以外にも他の肺疾患を併発している可能性があるとの事でした。 肺胞蛋白症という病気は他の病気がトリガーになって引き起こる場合もあるそうです。
以前にも書きましたが、肺胞蛋白症は未だに確固たる原因が掴めてないらしく、診断は十分な考察と検査の上で判断しなければ意味がないのだという事でした。この点からも、色んな角度から精査し、加療する事が望ましいという事です。根本的に前例が少なく診断がとてもシビアなんだとかで、どうもかなり時間を掛けて検査を続ける必要があるんだそうで、年内の復帰は完全に絶望的だとの事でした。まぁ、多少の外泊は許されるようですので年末年始は自宅に帰れるみたいです。しかし、今日、主治医からある程度は覚悟してくれと言われてかなりショックでした。つまり、確率は低いものの、場合によっては最悪の事態もあり得るのだという事でしたし、実際に肺胞蛋白症の進行が非常に早く、それを食い止める事ができずに命を落とした方もいらっしゃるそうです。さらに、今の医療では完治は出来ないとの事で、肺胞蛋白症の進行を食い止めつつ上手く付き合って行く方法を探って行きましょうとのことでした。

まぁ、世の中色んな病気があるもんだと他人事のように捉えていた肺胞蛋白症ですが、冗談ではない、とんでもない難病です。外観からは全く想像できないくらい僕は至って元気です。顔色も悪くなく、脈も正常。血圧はちょっと最近低いですが特に問題になるレベルでもなく、血中酸素濃度がやや低いですが呼吸不全を起こすほどでもなく…それでも実際は、少しずつではあるものの、確実に病状が進行しているという、まさに首を真綿で絞められてる気分です。いや、マジで参ったわ。ホンマにたまらんわ。なんで俺なんや?。なんか悪い事したか?と、言いたくなります。まぁ、悪い事は散々してきたのは確かやし、報いなんかもしれんなぁ。

来週の木曜日、再び気管支鏡検査を受けて、そこで肺の細胞を採取して精査する予定です。それまでにも採血やらCTやら、レントゲンやら、なんやらかんやらとあるみたいです。
転院初日でいきなりリーチが掛かってショックやらなんやらで疲れました。今日は早目に寝て明日からの闘病生活に全力を尽くします。

あくまでも僕自身に病気の自覚はなく、それなのにヤバいと言われて、なんかキツネに摘まれた気分です…。まいったなぁ…。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿