うつからの脱出 

日々の徒然なる思い、その他興味あることを書いています。

三重から愛知へ

2006-01-03 02:23:17 | こころ
朝起きると雨だった。
軽く食事を済ませた後、兄弟でグループホームに向かった。

母は車椅子に乗ってリビングにいた。
食事はほとんど平らげたらしい。

お茶を飲ませてあげると、口をもごもごさせている。
ティッシュを口にあてて吐き出させると、数の子とクスリのかけらが出てきた。

入れ歯が出来ないので硬いものはもうダメのようだ。
今度病院に行くときに、錠剤か粉剤に変更してもらうよう依頼された。

座っているのが辛そうだったので、リビングの畳に寝かせてあげた。
母はそのまま眠りに着いた。

父のほうはジグソーパズルに一生懸命だった。
幼児がやるようなバンビの絵柄のピースの大きなパズルである。

色を合わせるのに集中していて、形を合わせることが出来ない。
最初は端のピースから合わせるんだよと一緒に揃えてあげた。

兄と姉は電車で帰るため、早々にグループホームを後にして最寄の駅まで送ってあげた。

お土産を買って相方の待つ愛知へ向かう。
高速はそんなに混んでなく、スムーズに行くことが出来た。

お昼はおせち料理をご馳走になった。
やっぱり手作りのおせちは美味い。
レンコンや黒豆や田つくり、どれも箸がとまらなかった。

義兄が子供を連れて来ていた。
夕食の調達のため、一緒に買い物に出かけた。

お刺身を買って帰る。
一家団欒の夕食。

相方の家庭は明るい。
会話が豊富でいつまでも食卓から離れずにしゃべっている。

兄弟の仲も良く、いろんなことを話し合う。
俺の育った家庭とは違い理想に近いものを感じ、俺がその場所にいていいものだろうかと自信がなくなった。