買ってから暫くは嬉しさのあまり頻繁に乗っていたが、次第にその辺りに駐車しておくと盗まれてしまうのではないかと気になり出してあまり乗らなくなってしまったが、これでは折角のベンツも宝の持ち腐れである(笑)。その後1998年からのアメリカ・サンノゼ駐在となった時は自転車を持って行き、向こうでも暫く乗っていたが、2002年にアメリカから持ち帰って以来、またすっかり乗らなくなっていた。2005年からのNY駐在時には日本の実家で預かって貰い、そのままつい先日まで実家で保管され続けていたのである。
しかし先週末、約6年ぶりに実家のベンツ製自転車を引っ張り出し、時間をかけて長年のサビを落とし、パンクしていたタイヤのチューブを新しいものに交換した。そして青葉台の実家からたまプラーザの自宅まで約20分の道のりをベンツの自転車に乗って持ち帰った。しかし、普段は車であっと言う間に過ぎてしまう見慣れた景色も、自転車に乗って通って適度なスピードで走ってみると、花の美しさや、鳥のさえずりなど初めての気が付くことが多く、また風を肌で感じ、空気の匂いを感じ取ることが出来るのだ。これも自転車ならではの楽しみの一つであろう。
さてこのベンツの自転車だが、20万円するだけあって、その仕様はさすがにベンツ。素晴らしい作り込みがなされている。まず自転車のデザインだが、黒とシルバーのシンプルなスタイリングで、フレームは丈夫で且つ路面安定性の高い独特のリアー構造を持つ極太フレーム。もちろん、自転車の前面にはあのベンツのロゴが入り、フレームにもローマ字でMercedes-Benzと記載されている。フレームの素材は軽量でしなやかなアルミニウムを使用。
ハンドルバーは人間工学に基づいて開発された独特デザイン。そして内装式7段変速ギアシステムを採用し、停車中でも走行中でもギアチェンジが楽々可能。駆動はベルトドライブ方式。スタート時のペダリング性が良く、また騒音も少ない。チェーンのように潤滑油も必要なく、クリーンな環境に貢献している。バッゲージキャリアはセーフティーロックにも早変わりする優れもの。
このベンツの自転車には、車同様、しっかりした取扱い説明書と保証書が付いていたが、こちらは今も大事に保管している。
これでベンツの自転車、6年振りの完全復活で、すっかり気分は自転車モードになってきた。ちょうど季節も良くなってきたので、梅雨に入ってしまうまでの間、ベンツの自転車を週末に満喫したいと思う。
実は、このベンツの自転車のプラモデルも当時発売され、こちらも思わず購入した。しかし結局組み立てず、まだ箱に入ったままの状態で今も保管している。こちらも今となっては貴重なプラモである。
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