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逸材発見!韓国で活躍する日本人歌手Yukikaの魅力!

先日、たまたまiTunesのアルバムランキングを見ていたら、何とも強烈に惹きつけられたアルバムがあった。それがこちら。



細身の美しい女性がフィーチャーされたジャケ写自体は良くある構図だが、どことなく昭和歌謡アルバム的な雰囲気が漂っている。“これ、誰だっけ?こんな人昔いたっけなあ?”と不思議に思っていたところ、ハングル文字があったので、韓国人歌手なのかと思い、益々興味を持ったのだが、歌手名にYukikaと書いてある。



ネットでYukikaを調べてみたら、なんと日本人だが、単身韓国に渡り、韓国でアイドル歌手として活躍しているらしいのだ。どうやら過去にReal Girls Projectというプロジェクトなどで韓国にて活動し、その後歌手としての道をそのまま韓国で歩み始めたらしい。TWICEのように、韓国のK-POPガールズグループに日本人が加入しているケースもあるし、日本発で韓国でも活躍するIZ*ONEのようなグループもあるので、日本人が韓国で活動するのは、もはや珍しく無いかもしれない。しかし、なかなか単身で日本から韓国に行ってソロアイドルになっている事例をあまり聞いたことが無かったので、とても新鮮に感じた。



Yukikaはまずそのルックスが抜群に良い!どこか懐かしい日本の正統派美人の顔立ちでもあり、一方で韓国人美女と言われれば思わず納得してしまう雰囲気も漂う。これは、日本でも韓国でも人気が出そうな顔立ちである。僕も一番好きなタイプのルックスである。



Yukikaは昨年2月に、韓国で『Neon』という韓国語の歌でデビューを飾っており、たくさんのK-POP番組にも出演して人気もあるようだ。なんと言っても彼女は韓国語がペラペラらしく、独学で勉強したらしいが、昔から韓国には何度も遊びに訪れたり、韓国がとても好きな国だったようで、特に違和感無く馴染んでしまったようだから凄い。特に在日韓国人でも無く、両親が韓国人でも無いので、本当に純粋に韓国が好きな日本人らしいが、ここまで韓国で歌手をやると覚悟を決めているところにも惹かれた。今は日本と韓国を行ったり来たりしているようでもあるが、将来は韓国に家を買って住みたいという夢もあるらしい。



そんなYukikaが、7月21日にリリースしたファーストアルバムが、iTunesで見かけたジャケットのものだ。アルバムのタイトルは『Soul Lady』。スペルは違うが、恐らく韓国のソウル(Seoul)Ladyという想いと覚悟も引っかけてのアルバムタイトルではないかと勝手に想像した。このアルバムは直ぐにダウンロードしたが、久々に“ジャケ買い”したアルバムと言えるだろう。昭和感満載な美女のどこかノスタルジックな雰囲気漂うアルバムに、むしょうに惹かれてしまったのだ。



そして、このアルバムを聴いて更に驚いてしまった。全編韓国語で歌われているが、ジャケットの雰囲気通り、どこか懐かしい昭和アイドルャbプスの雰囲気が満載であったことに感動!下記12曲が収録されているが、各曲共にクオリティーも高く、アップテンモネ曲有り、切ない曲もあり、とてもバラエティーに富んだ素晴らしいアルバムであった。

<アルバム『Soul Lady』収録曲>
1) From HND to GMP
2) I Feel Love
3) Soul Lady
4) Yesterday
5) A day for Love
6) Pit-A-Pet
7) Cherries Jubiles
8) I Need a Friend
9) Shade
10) All Flights Are Delayed
11) Neon 1989
12) Cherries Jubiles (Acoustic Ver.)

まず1曲目の『From HND to GMP』はイントロ的なインスト曲。タイトル通り、空港のアナウンスや足音、飛行機が飛び立つ音などがバックに流れ、日本の羽田空港から韓国金浦空港に向かう様子が伺えるが、韓国で歌手としてやっていく覚悟みたいなものも込められているのではないかと感じた。



そして2曲目の『I Feel Love』はアルバムで一番キラキラしたャbプス。比較的スローテンモネ曲だが、どこか懐かしい爽やかな曲に、韓国語で歌うYukikaの可愛い歌声が見事にマッチ。彼女の魅力が凝縮されたような秀逸な曲だ。



アルバムタイトル曲となる3曲目の『Soul Lady』は、かなりアップテンモナ疾走感のある曲だが、この曲もどこか日本の昭和アイドル曲のような懐かしさが漂うャbプス感満載で、サビのところは今風なK-POPの雰囲気も感じられる素晴らしい曲。

一転して4曲目の『Yesterday』は、ビートが効いているものの、どこか切ないメロディーと、途中の女性コーラスがどこか昭和ャbプスのようでもあり、これまた懐かしさと同時に新鮮さを感じさせる1曲だ。5曲目の『A Day for Love』はスローで切ないバラードナンバーで、特にサビが癒しをもたらす良い曲である。



6曲目の『Pit-A-Pet』は、心地良い打ち込みシンセメロディーで始まり、アルバムの中では一番カッコいい系を狙った曲だが、K-POPガールズグループのようにやり過ぎている感じは無いところが好印象。少女時代の曲かのようなK-POP色が一番強く出ている印象を受ける。7曲目の『Cherries Jubiles』はまた一転してミディアムテンモネがら、美しいバラード系のメロディーが秀逸な1曲。ユナが歌っても似合いそうな、ある意味韓国らしいとても可愛い曲だ。



8曲目の『I Need a Friend』は男女2人の会話が中心のインスト的な曲。9曲目の『Shade』は、アルバムで一番悲しげな曲で、明らかに失恋をテーマにしていると思われる。しかし、この曲もどこか懐かしい80年代の日本のアイドルのアルバムに収録されていてもおかしくないような雰囲気が支配しており、昭和世代には何とも心地良い。

10曲目の『All Flights Are Delayed』は、1曲目の続きのようで、金浦空港に向かう電車のアナウンスが流れ、アルバムで唯一、Yukikaが日本語で“どうしようかな~”と語っている声が入っている。そしてこの曲から繋がるのが11曲目の『Neon 1989』。昨年リリースしたシングルで、韓国ではヒットしたようだが、何ともキラキラしたシングルクオリティー曲。この曲はPVが特に可愛いので、ぜひ見て頂きたい。ダンサーを従え、何ともアンニュイなダンスを見事な美脚で披露しており、Yukikaの美しさを満喫出来るPVとなっている。




そして最後は『Cherries Jubiles』のアコギバージョンで締めくくられる。



どの曲も4分前後と、とても潔い長さなのもGOOD。そしてアルバム全体としての構成や曲調もなかなか素晴らしい。韓国語アルバムは、少女時代やユナのソロ以外は最近すっかりご無沙汰してしまっていたが、久々に逸材に巡り合ったような気がするし、この『Soul Lady』というアルバムは、ジャケ写のシンプル過ぎるインパクトと、そのジャケットにもマッチした懐かしさが漂うナンバーの数々が収録されており、自分の中では久々のヒットとなった。Yukikaの可愛いルックスと曲の良さも相まって、これから日本でも人気が出ると良いのだが、韓国では更に人気者となることを今後も楽しみにしたい。Yukika、頑張れ!!

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