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BLACKPINKロゼ、初のソロアルバム『rosie』ついにリリース!

12月6日の今日、BLACKPINKロゼ初のソロアルバムとなる『rosie』がついにリリースされた。先行シングル『APT.』が世界中で大ヒットし、大きな話題となっている中、セカンドシングルのバラード『number one girl』も発表され、この2曲が収録されたファーストソロアルバムへの期待が高まっていたので、まさに待望のアルバムである!僕は早速iTunesでダウンロードしたのに加え、CDは前から予約注文していた。

音楽を聴くだけならダウンロードだけでもいいのだが、CDで物理的にもロゼのニューアルバムを体感したかったというのもあり、記念にCDも買ってしまった(笑)。CD版には特製スリーブダイカットクリアカードセット、フォトステッカー、ミニポスターなども封入されており、とても可愛いセットになっている。

アルバムに収録されているのは下記全12曲。アルバム全体をじっくり聴いた印象として、まず第一印象として“全くK-POPではない”ということだ。むしろ完全にテイラー・スウィフトにも近いフォークサウンドなので、テイラーが好きな人たちには受け入れやすいかもしれない。

  • number one girl
  • 3am
  • two years
  • toxic till the end
  • drinks or coffee
  • APT. (Rose & Bruno Mars)
  • gameboy
  • stay a little longer
  • not the same
  • call it the end
  • too bad for us
  • dance all night

先行シングル『APT.』がノリノリのパーティーサウンドだったので、BLACKPINKのようなK-POPを期待してアルバムを聴くと少しがっかりするかもしれない。しかし、ロゼの美しい歌声・歌唱がアルバムを通じてとても素晴らしいので、むしろこれはこれでアメリカ流のフォークポップアルバムとしてはなかなかいい出来栄えではないかと感じた。

逆に『APT.』だけがアルバムの中ではかなり異色に映る。テイラー・スウィフトで言う『Shake it Off』的な位置づけのパーティーソングと言えるかもしれないが、アルバム全体のコンセプトからすると、かなり浮いてしまっているので、アルバムに収録しなくても良かったかもしれない。アルバムの全体感はしばし忘れ、この『APT.』という曲だけを見れば、ブルーノ・マーズとのデュエット/ハーモニーも素晴らしく、単体のシングル曲として聴く分には最高レベルのポップソングであり、ロゼのキュートさに悶絶してしまう名曲であると言える。

このアルバムは全曲ロゼの作詞・作曲・プロデュースを手掛けている意欲作で、内容もかなり私的・内面的な作品に仕上がっているので、じっくりとロゼという人間を深く知るには最高の一枚だろう。華やかなBLACKPINKの世界観とは別に、一人のシンガーとしてのロゼを堪能出来る作品であり、それぞれに私的なラブストーリーが語られている。どこまでが実体験なのかはわからないが、これに近い経験が歌の元になっているのかもしれないという意味で、とても私的な空気感が漂う。

特にセカンドシングル『number one girl』は好きな人に、“僕にとっては君が一番の女性だ”と言って貰いたいという、切実な恋心を歌い上げている切ないバラードになっており、PVもなかなか切なくていい。

『3am』は“夜中の3時に一緒に居たいのはあなた“、というラブソング。『two years』は別れて2年が経つ元彼を忘れられない物語。個人的には詞の内容もライトで、音楽的にもややアップテンポな中にも静かな切なさが漂う『drinks or coffee』がとても心地良いサウンドで気に入っている。『not the same』もちょっとメロディーが切ない、どこか懐かしいサウンドである。

アルバム全体を通して、ナチュラルでオーガニックで、エバーグリーンな空気が流れる。ニュージーランド生まれ、オーストラリア・メルボルンで幼少期を過ごしたロゼの自然体・牧歌的な部分も色濃く反映されているような気がしてしまった。僕はBLACKPINKの中でロゼが一番のお気に入りだが、彼女をもっと知りたいと思っていたので、このアルバムはかなり興味深く聴くことが出来た。

正直、最初に『APT.』を聴いた時は、アルバムももっとTWICE/ナヨンのソロアルバム『I’m Nayeon』みたいな、ノリノリでハッピーなパーティーアルバムを期待してしまったが、でも正直それだとすぐにアルバムに飽きて終わってしまっていたかもしれないと思うと、やっぱり今回の『rosie』はより深く染み入ることができるという意味で良かったかもしれない。

それにしても、ロゼは本当に可愛い~。ルックス的どこか僕の姪っ子にも似ていて話し方もキュートだし、歌も上手く、ダンスも上手く、スタイルも良く、英語も超ネイティブでまさに最強である。そんなロゼの見事な歌唱力を堪能しながら、ロゼという人間の内面に少し触れることが出来る、貴重なプライベートを少し垣間見るという意味ではこのアルバムの意義は高い。とても素敵なアルバムを彼女はファンに届けてくれたことに感謝である。

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