よる新しいソロアルバム、『Chasing Yesterday』が
リリースされたので思わず購入してみた。
実は恥ずかしながら、僕はオアシスのアルバムを
一枚も持っておらず、悪名高い(笑)ギャラガー兄弟
のことをこれまであまり良く知らなかったが、
弟のリアムギャラガーは数年前に『Beady Eye』の
アルバムを聴いていたので、兄ノエルのソロ活動
には興味は持っていた。そして今回漸く
アルバムを聴いてみようと思い立った。
ギャラガー家の兄弟喧嘩は有名な話だが、
二人の歯に衣着せぬ発言は時にスカッとするが、
物議を醸し、暴言として世の中から非難を
浴びることもしばしば。しかし、そんな
雑音を物ともせず、ロックを貫く姿は、
ある意味現代では珍しい存在になったのかもしれない。
『Chasing Yesterday』は下記全15曲を収録。
1. Riverman
2. In The Heat Of The Moment
3. The Girl With X-Ray Eyes
4. Lock All The Doors
5. The Dying Of The Light
6. The Right Stuff
7. While The Song Remains The Same
8. The Mexican
9. You Know We Can't Go Back
10. Ballad Of The Mighty I
11. Do The Damage
12. Revolution Song
13. Freaky Teeth
14. In The Heat Of The Moment (Remix)
15. Leave my Guitar Alone
個人的にはリアムのボーカルよりも、
ノエルのボーカルの方が好きだ。暴言を吐くだけ
あって音楽も荒削りで乱暴なのかと思いきや、
これがかなり繊細で緻密な組立てがされているので、
正直驚いた。また、ノエルはオアシスのメロディー
メーカーとしても有名だったようだが、確かに
繊細で美しいメロディの曲が多い。単純に
勢いだけのような雑な曲があまり見当たらないのだ。
特にシングルとなっている
『Ballad of the Mighty I』は
メロディラインが実に美しいし、
音も丁寧に練られているのだ。
『The Girl with X-Ray Eyes』は
あのレッドツェッペリンの名曲
『Stairway to Heaven』を彷彿させる
切ないメロディで始まるが、
これも実に巧みな曲である。
『You Know We Can't Go Back』は
アップテンモナ爽やかなロックナンバーで、
結構気に入っている。『Do The Damage』も
なかなか痛快なロックナンバー。
最後の『Leave My Guitar Alone』は
ビートルズを彷彿させる曲で、ある意味
ビートルズの影響を受け、イギリスのロック業界を
牽引してきたノエルならではの、
味がある小粒なナンバーである。
しかし、ノエルに対して抱いていたイメージは、
この繊細で巧みに作り込まれたアルバムを
聴いて完全に吹っ飛んだ。ノエルギャラガー、
恐るべしである。
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