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それ以降、実家で乗っていた318iセダン、318i ツーリングMSport、X5、BMWのエンジンを積んでいるMini Clubman、そして今の320i GT(グランツーリスモ)と乗ってきたので、BMWはこれまで6台乗り継いできたことになる(途中、1回Audi A4 Allroad Quattroに2年間浮気してしまったが)。
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今まで乗ってきたどのBMWもそれぞれ思い出深いが、やはり特に思い出深いのが1台目のZ3、そして一番長く乗っている今の320i GTである。これまで割と3-4年で乗り換えることが多かったのだが、GTは既に6年が経過。こんなに長く乗ったのは初めてである。それだけGTのことを気に入ってしまっているのだが、今回改めて僕のGTお気に入りャCントを語ってみたい。
尚、僕はメカニックに詳しいわけでは無いので、今回一旦GTの動力性能にはあまり触れないが、ベンツなど他の外車と比較して、やっぱりBMWの動力性能と瞬発力は、一度知ってしまうともはや他には考えられなくなってしまう。
<320i GT (グランツーリスモ)の魅力>
1) 独特なフォルム & 好みのボディーカラー
まずはその美しくも唯一無二なフォルム。スメ[ツセダンのような流れる美しいフォルムかと思いきや、実はリアはハッチバックというのが何とも斬新なデザイン。ハッチバックな分、ややお尻がクーペよりは大きいのだが、それがかえって圧涛Iな存在感を放っている。ボディーカラーは濃紺を選択。僕は色の中ではネイビーが大好きで、紺キチと言えるくらい大好きなのだが、実は意外にも、今まで大好きな紺色の車に乗ったことが無かったのだ。そして、GTに乗り換えた時は、絶対に紺色にするぞと決めて、ようやく念願の紺色を手に入れたのだ。その意味でもささやかな夢が実現して、最高に満足している。
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2) キャパシティー
GTは3シリーズなので、全体的にはそう大きなサイズでは無い。しかし、通常の3シリーズセダンよりは全長がやや長い為、後部座席が5シリーズ並みの広さが確保されているのは大きな魅力だ。また、ハッチバックとなっているラゲッジスペースもかなり広く、外観からは想像つかない広さを誇り、3シリーズツーリングを大きく凌駕しているのである。まさに、3シリーズツーリングと5シリーズセダンのいいとこ取りと言えるようなスペックなのであり、BMW全ラインアップの中でも異彩を放っている。
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3) インテリア
インテリアは3シリーズに共通したデザインを踏襲しているが、僕はラグジュアリーラインを選び、内装色は念願であったダークブラウンのレザーシート仕様にして貰ったので、外装色の濃紺との相性も抜群で、とても満足している。また、BMWのトレードマークであったアナログのメーターパネルもかなり好きだ。特に夜間にオレンジ色に輝く光は、いかにもドイツ車っぽくていいのだ。今やデジタルパネルになっている車が多いが、僕はこのアナログなメーターが一番しっくりくるのだ。
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4) 遊びデザイン
GTには一つ面白いギミックがある。100キロ以上のスピードを出すと後部ウィングが自動的に出てきて、100キロ以下になると自動的にまた格納される。しかしボタン一つで強制的にウィングを出すことも出来るので、男性は特にこう言ったスメ[ティーな仕鰍ッは遊び心があって好きなのだ。また、フロントグリルにはMのデザインを装飾で追加したので、こういった遊びも楽しい。
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5) 希少性
GTは主流のモデルラインでは無いので、販売台数も通常の3シリーズセダンやツーリングに比べるとかなり少ない。価格も、通常のセダンやツーリングよりもやや高いので、普通のユーザーからは中途半端と言う風に捉えられてしまうのかもしれない。しかし、個人的にはそれがまたこのGTの大きな魅力であり、ありふれた車種では無いところが逆に嬉しいのだ。また今後はGTのラインアップが廃止されるとの話しも有り、更に希少性が高まるのではないだろうか。僕も最初GTを購入検討した際、X4との間でかなり迷ったのだが、X4よりは少しお買い得感もあった為、ハッチバックによるキャパシティーや快適性を考えてもすっかりGTに惚れこんでしまったのかもしれない。
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車というものは、上を見ればきりがないし、幾らでもお金があれば、乗ってみたい車もたくさんある。しかし、今の生活の範囲では、特にGTを上回るほど乗ってみたい車も現在は無く、ある意味僕の中ではBMW GTでかなり満足の境地にたどり着いてしまったような気がしている。BMWも5シリーズや7シリーズなどより性能が良くて、高級なシリーズもあるが、僕の中では自分で運転するボディーサイズとしては、3シリーズがベストだと思っているので、サイズ、性能、デザイン全ての面において320i GTは理想的なバランスを持つ車なのである。
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このお気に入りのGT。もう暫く乗って、この味わい楽しみたいと思う。
そしてこれからの夢は、人生最後に乗る車は、また2台目の車として、Z4にぜひ乗りたい。Z3はもはや販売されておらず、BMWのオープン2シーターはZ4に引き継がれているので、Z4に乗ることを狙いたい。Z3に始まり、Z4に終わる。これが現在の僕の、ささやかな夢である。