ロンドンはもうすっかり馴染みの街になっているが、ドイツから移動してロンドンに降り立った時に感じた安堵感で、それを改めて痛感。
ロンドンではいつもパディントン駅近くに泊まるが、ヒースロー空港とパディントンは、ヒースローエクスプレスという空港専用電車で繋がっており、30分程度で移動出来てしまうのでアクセスが良いのだ。また仕事では地下鉄セントラルラインでStratfordやSt Paulエリアに行くことが多いのだが、実はパディントン近くはセントラルラインのLandcaster Gate駅にも近く、自分にとっては大変利便性が高い。ここ最近定宿にしているのはPark Grand Paddington Hotelというホテル。Park Grandグループで近くに系列ホテルがたくさんあるが、元々アパートだった建物をホテルに改装しているのが特徴。外観を変えずに中身をきれいなホテルにリノベーションしているところが、古都ロンドンらしい配慮だ(建築に色々制約があるのだろうが)。
アパートを改装したこともあり、部屋はかなり狭いが、慣れるとこれがアパートに住んでいるかのようないい意味でのアットホーム感があり、僕は結構居心地が良くて気に入っている。
また、ホテルの朝食は定番のイギリス式でひねりは特に無いが、とても美味しくて気に入っている。
このPark Grand Paddingtonはちょうどパディントン駅とLandcaster Gate駅の中間に位置する好立地で、どちらの駅にも徒歩10分程度。
Landcaster Gateの近くにMaximiniという良い中華料理屋さんを見つけた。小さい店だかとても落ち着いていて適度な高級感もある。チャーハンと春巻きを注文したが、とても美味しかった。
またLandcaster Gate駅はケンジントンパークという広大な公園の目の前で、市民の憩いの場となっている。この公園の西側には、あの有名なケンジントン宮殿があるのだが、宮殿以外の敷地部分も実に自然豊かな都会のオアシスとなっているのだ。
今回ケンジントンパークの一角にあるイタリアンガーデンを散歩したが、美しい噴水もあり、なかなか魅力的なスャbトである。
ここに可愛いアイスクリームワゴン車が停まっており、なんとも絵になる光景である。ワゴンのお姉さんもワゴンから身を乗り出して、なかなかキュート。
芝生エリアが広がる公園内は、まさにワンちゃん憩いの場で、たくさんのワンちゃんが散歩をしていた。きなことこの公園を散歩したくなってしまった。しかし、気がついたことに、ロンドンの公園で散歩しているワンちゃんは、リードに繋がれていないのだ。繋がれていなくても、他のワンちゃんと喧嘩をする様子も無いし、愛犬を大声で呼び戻す飼い主の声もない。これは、ワンちゃんのしつけがしっかりされているということで、確かにワンちゃんのウンチも見かけない。飼い主のしつけとマナーが実に素晴らしいのだ。その意味でロンドンは、日本の愛犬家も見習うべきワンちゃん先進国なのだ。
公園にはワンちゃんのウンチ専用のゴミ箱もあり、公園側の施設もしっかり管理、運営されているのも印象的だ。
ホテルの近くにはPretty Pawsという可愛いペットショップがある。この店のオーナーさんはスペイン人の優しいおばさんだったが、ワンちゃんウェア選びで話しているうちにすっかり親しくなってしまった。元旦那はロンドンの和食レストランを経営しており、日本にも7年間住んでいたらしく、ナオやハナなど、日本の名前の3人のお子さんがいることも分かった。子供たちはみんな成人しており、お店は長女と一緒にやっているらしい。あと数年したらお店を畳んで祖国スペインに帰って老後をゆっくり過ごしたいと語っていた。
おばさんの話はこれくらいにして（笑）、この店で可愛いきなこの秋冬服を見つけた。初日はちょうどいいサイズがなかったのだが、翌日入荷するということでお取り置きして貰い、また翌日の夕方にお店へ。ピンクでかなり可愛いニット生地で、とてもおしゃれ！ついでに店で見つけたタコ（笑）のロープトイをきなこのお土産に購入した。きなこはこういうロープ状のトイが好きなのだ。
日本に帰国して、きなこに服を着せてみたが、サイズ感が見事にピッタリで、僕の見立てに狂いは無かった！タコさんもすっかり気に入ってくれて、タコ足のロープ部分が早くも破損気味（笑）。
