1990年代に、実家の父がBMW 320iという3シリーズセダン/E36の中古車を持っており、当時僕も結構頻繁に利用していた。自分は当時トヨタWindom (米国名Lexus ES300)に乗っていたが、この実家で持っていたBMWセダンもかなり乗り味が良く、結構気に入っていた車であった。
E36型というモデルはもう30年も前の3シリーズなのだが、逆に今振り返ってみても、この頃の3シリーズはとても味わい深く、スポーツモードでキビキビ走るFun to Driveな楽しい車だったという印象が強い。このE36の本も当時買って、今でも大切に保管している。
そして、先日たまたまこのE36モデルのモデルカーをネットで見つけ、思わず購入した。1/24スケールモデルで、メタルではなく、プラスチック成型なので素材としてはちょっとチープな感じが否めないのだが、でもモデルカーとしてはなかなか精密に出来ているので、E36が忠実に再現されているのではないかと思う。
ドアは残念ながら開けられないモデルだが、中のドライバーズシートも忠実に再現されている。
全く今時の車ではないが、この無骨なデザインが何とも懐かしい。どの角度から見ても味わい深い。いかにもドイツ車らしい、いいデザインの車である。最終的に父が運転免許を返納した際にこの車も売ってしまったが、今を思えばそのまま保有して乗っていればよかったと思えるくらい好きな車であった。この車を借りて、友人夫婦と福島まで泊まりで遊びに行ったのも懐かしい思い出である。
これでまた実家のマイルームに新たなモデルカーの展示が加わり、益々賑やかになってきた(笑)。